╋ 蒼過ぎる水溜り ╋
過去ログ310
2005/1/19 17:45
名:禮螺綺羅女性
音速解らない
自分を取り巻く世界の
複雑な思考回路
判り得ない
私を取り囲む世間の
優柔な嗜好回路
分る筈も無い
己を包み込む社会の
滅法な指向回路
解り飽きた
この躰に覆い被さる
横槍型至高回路
不屈の精神と
稀に見るポウズ
飛べ、音速状態で。
1/19 17:45
HP
名:ナカムラデンジャラスワールド初め五分はしっとり
煙草吸ったら乾燥肌
食パンのささくれで怪我
そんな馬鹿な
口の横っちょに怪我
そんなまさか
ミラクルブレッド
ライクアレーザー
ありえない
デンジャラスワールド
暖房停止希望
財布から絆創膏
貼ったらなんかハードボイルド
命の次に大事な顔に傷
食パンのささくれで怪我
もうお嫁にいけない
いいさ、お嫁さん貰うもん
食パンのささくれで怪我
ランチタイムの悲劇
指差して笑われる
この後の喜劇
食パンのささくれで怪我
この世はかなりデンジャー
何気なくデンジャー
1/19 12:42
名:殊斑數輝真実の気持ちとても好きだった
顔を見るだけで
声を聞くだけで
幸せになれた
逢えない日や
一人の時
寂しくて涙した
離れていることほど
辛いことなんてないと
思っていた
なのに どうしてだろう?
あなたと離れた今
少しほっとしてる自分がいる
この気持ちは一体何なんだろう?
1/19 9:00
名:禮螺綺羅女性
哀。記憶を掻き乱す
黒い瞳のあなた
どんなに声を
張り上げても
伝わらないのかしら
あなたには
心がバラバラに
なりそうなくらい
大声で
あなたへの愛を
叫んでいるというのに
気のせいかしら
胸にイバラの棘1つ
刺さってバラの血
流れていくの
痛いわ、ええ、痛いわ
死にそうなほど
ああ、あなたの許に
飛んでいきたいと
いつも思うのだけれど
私の背中には翼が無い
風を切る翼が無い
何処に居るかも知らない
ただ遠い異国を
そうっと思い浮かべるだけ
耳を疑うような言葉を聞きたいだけ
あなたの口からその言葉が
風のように吹き出すのを聞きたいの
「愛している」
1/19 2:38
名:美穂女性
夕焼けと少年麦藁帽の少年が
オレンジのクレヨンで
空の色を変えた
まだらに
まだらに
夕方になったら
父さん母さん帰って来る
少年は夕焼け空に
キスをした
太陽は思わず赤々に燃えて
それはそれは
照れくさそうに
無口で不器用な海に
体を溶かしていった
1/19 1:59
名:中村実果しあわせな人生いつもどこかに
ちっぽけな不安を
抱えて歩いてきたの
どうやら私、不安材料を
探して拾っちゃうみたい
手を上げて満面の笑みで
幸せに生きなかったの
全ては未来への不安で
全ては現在の自分
とりあえず
その場しのぎで
生きてきたの
神にすがって
他人のせいにして
自分を誤魔化して
いろんな術を覚えた
悪い癖になった
自分の脚に躓くみたいに
自分の邪魔ばかり
臆病者の本当の私は
今どこに隠れてるの?
誰の声なら聞こえる?
誰の手なら見えるの?
眩しい光の向こうに
未来の私はいるの?
1/18 22:45