Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ3130 2009/1/14 21:58

涛~樹
男性 20歳
無題
いつまでも昔の想いを
引きずってなんかいられない
行きずりの恋だって
きっとあるはずなんだから
いつまでも叶わぬ夢を
見続けているわけにはいかない
中途半端な生き方なんて
自分を殺すだけだから
いつまでも君の返事を
待っていることはできない
そろそろ前に進まなければ
何もかもを失うから
1/14 21:58

搭木
「怠明」
何度しようとも
治まらない性分

怠惰の中に甘え
気だるさに嘆く

暈けていくだけ
明瞭は逃亡して

纏まらないまま
其の瞼を閉じて

眠りの底に澱むだけ
1/14 21:33
HP

唐ミより
好き
好きだ
ってきもちがね、
好きなんだ

だから君を好きなきもちをね、
見つけるたびにため息つくのはいやなんだ
好きだ
って言って笑ってたい
好きだ
って言える自分を好きでいたい
君にありがとうって思いたい

それだけの愛を持って生きていたい
1/14 20:25

塔gイ
痛み
腹の中で暴れ回っている

小さな小人が槍を持っている
駆け回っている

彼らはああ彼らは
日々の積み重ねだ

私の吐いた不平不満の
私が放った痛い刺の
積み重ねだ
つみかさねだ

腹の中で暴れ回っている
罪かバチか
腹の中で、小人達が
1/14 19:02

唐ノゃむこ
無題

便宜上
1分、1秒を刻み
便宜上、今日と昨日の境界を作り
便宜上、ひとつずつ年をとる

便宜上、霧と霞を分け
手と足は別物とし
左の逆は右とする

便宜上、お金を持ち
店を構え
レジを設ける

便宜上、=を使い
便宜上、≠を使う

便宜上、夢をあちら側とし
便宜上、覚醒をこちら側とする

便宜上、名前で呼び
そして言葉を使う

とりあえず
きれいな形にし
とりあえず
わかる形にし
とりあえず
形ないものを形にしてしまうのは

便利で、どこか不憫な言葉たち
どこか不憫な言葉たち。

1/14 12:20

唐ミより
自身
霞んだ左眼が物を言う

つまりだ、
縛ろうとしているわけだ、

傷んだ心が物を言う

わかるか、
塩水のしみているのが、

むくんだ脚が物を言う

それ見ろ、
宛も無いくせに、


わたしは構成されている
わたしは支配されている
掴んだ答えに堪えている
この身体により生きている
1/14 11:45

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