Ψ 言霊の宿木 Ψ
過去ログ3145
2009/1/22 23:12
唐ノゃむこ夜の雨 夜降る雨は輝いて
傘と町とを濡らして滴る
降下する粒が見えないのは
暗さの為ではない
一粒一粒が偉大すぎるから。
人はいつも小さいので
大き過ぎる物との会話ができない
雨の粒は夜空の粒だ。
暗闇の雨は宇宙を降らす
雨音だけが
宇宙の訪れを告げる
町は今 銀河の中に
ご覧、空には星がない。
1/22 23:12
唐ミより上と下いくら決意したって脆くも崩れ去るのはわたしが弱いからで
みんなの笑顔にちっともまざれないのはわたしが子どもだからで
心配かけたくせに一言も話せないのはわたしが非情だからで
苦しくて苦しくて苦しくてたまらないのはわたしが誰も信じていないからで
結局涙がとまらないのは総合してわたしが馬鹿だからだ
ごめんなさい
明日は
ちゃんと笑えるように
明日は
誰かをしあわせにできるように
馬鹿なわたしにさえも等しく明日が待っているから
暗く淀んだ今日を跳ね返す明日を手に入れたい
1/22 22:32
塔Xー男性
ヒト出された肉を残す奴が
出された野菜を残す奴に
したり顔でお説教かい?
どっちもどっちだろう?
君らの愛護心なんて
虐待と変わらない冒涜さ
『おはようございます』
思い切り無視するくせに
しなきゃしないで渋い顔
それでいいのかい?
偉いとか偉くないとか
そんなもんより、人として
結婚したはいいけど
何か違うんだよねーって
愛が足りない倦怠感
こんなはずじゃなかった?
嘆く前に、君は努力した?
愛する努力、愛される努力
誰も彼もさ
奇跡をただ待ち望んで
自分の居場所に縋り付く
悪いことじゃない
私だって、そんなもん
だけどさ
涙に
声に
痛みに
苦しみに
背を向けて
知らないフリなんて
絶対にしないような…
そんな強さを持った
『ヒト』に、私はなりたい
1/22 22:24
桃メ緑のチェックパターン見つめかた
遺伝子ミクロの記憶
受容、私
まるで、めくらの世界
最後の
引きつった笑顔
システム化された嘘ぱちの笑顔
昨夜夢に顔のないあなた出た
膝枕
あなた
残酷に囁いた
天井と白紙に張り付いた四つ脚
永い眠り
歪んだ 愛
1/22 17:41
塔jヒル生命保険安心しろ
目を深く長く瞑れば真っ暗で
目をあけても真っ暗
同じ事。
1/22 17:34
唐エくろナイスアイデア木の根っこに
あなたを括りつける
地下の木の根っこに
あなたを括りつける
地下の木の根っこ
息が出来ないあなたは蚯蚓腫れ
ひっかきまわして地獄行き
垂れ下がる皮膚は
ざくろ一色
嘘つきの行き着く先
各駅停車の嘘八百
嘘つきの行き着く先は
ざくろ、ざくろの庭
1/22 13:55