╋ 蒼過ぎる水溜り ╋

過去ログ319 2005/1/24 5:32

名:朱
ROAD
私の道は見えた。
みんなより一足早く。

嬉しかったけど、考えてみればその道に君はいないんだ。

幾度か君の道と交わるのはわかるけど、毎日は逢えないんだね。

願わくば、君の道に私がいますように。
1/24 5:32

名:美穂
女性
彼女の星
青空が
あらゆるものを
溶かして
吸い込んだ

愛を歌った
あのメロディーさえ
青の中に
溶けていった

永遠なんてない
彼女は悟った

欲張りな空は
あらゆるものを
星にして
眠れない夜の
お供にした

地球のどこか一点で
星好きのドイツ人が
生まれたての星を見つけ
嬉しそうに
自分の名前をつけた

ドイツ人の名前の星は
自分に名があることすら
知る由もなく

ただひたむきに
彼女のために
輝いた

彼女の方も
そんな星の存在を
知る由もなく

頬に伝った涙を
いつの間に忘れ

また恋をし
愛を歌い
それをまた
青空が溶かした

彼女のカバンの
チョコレートのように

それは夜空に
永遠に消えない
しみをつくった
1/24 0:06

名:Lyrica
女性
S o y u z
螺旋構造の
世界の底で
こうしてキミと
惰眠を貪っていると
突如訪れる、
あのある種の別れに
似た感情

支配に手をひかれ
孤独は音もなく
キミの存在を
かき消してゆく

涙の理由と概念は
キミをも
のみこんでしまうから

だからもう
息をとめたまま
この世界を
遥か遥か下に
見下ろすの

アタシたちは
たった3つの
小さな巻き貝になって
コイルの先を
絡め合う

誰より強い想いを
むきだしにしたまま
記号とリズムだけの
遠い星を目指して
1/23 22:11
HP

名:山田
女性
keeptime
いつか見た燃えるような真っ赤な太陽を思い出した 僕は必死にキャンバスに写してた どんなに写したってあの赤には近付けはしなかった どんなに追い掛けても遠ざかるばかりで 「なんだよ、もう!!」ってキャンバスを僕の赤で塗り潰した もう何を描いたのか分からない ただ真っ赤な僕のキャンバス 必死に不安を隠し描いてきた けど、描けば描く程遠ざかってゆくばかりで何度も上に重ねて塗っていった もうこんなに年月が経っていたなんて 厚く塗られた赤がひび割れて 『イッタイナニカイテタンダッケ??』 真っ赤な太陽が僕の方を見て笑った気がした『ナニ笑ってんだよ』
1/23 21:48

名:ユリ
女性
君の空
独りぼっちの時は、外に出てごらん 上を見上げれば いつだって空があるから 独りじゃないよ 君の空があるから
1/23 21:38

名:ひより
前へ前へ前へ
ハードル全部薙ぎ倒したって
走り続けてればきっと何かが
そう思わなきゃ進めないだろ
転んで血だらけ真っ黒けでも
指さし笑われさげすまれても
立って進まにゃならんのだよ
立てなくてもハードル潜って
ほふく前進でも何でもいける
俺たちにはどうあがいたって
進まにゃならぬ時があるんだ
走らにゃならぬ時があるんだ
1/23 11:55

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