Ψ 言霊の宿木 Ψ
過去ログ3234
2009/3/19 18:46
盗_姫伽善早き春の暖かなる気に
彼方の華々も狂い咲き
夜に墜ちるにつれ
次第に漂う雨の香り
予感など
いつの間にか移り変わり
アテにはならぬ
深く広い湖が
地面を殆ど多い
証が何も見えない
涙喚ぶ過去など
今は闇夜に捨てて
あの夏の日は
来世へ託そう
心配御無用
諸行無常
3/19 18:46
HP
唐ヘぁ頑張れ頑張れって声
聞こえてきた
泣かないでって声
聞こえてきた
言いたいのに直接言えない… ごめんねって
また一雫の涙が
元気だったあの人の
姿を曖昧にしていく
3/19 17:31
桃イ久レンガの家 春のこと
手に取った一つのレンガ
ぼんやり眺めて
何もない地面に置いた
似たようなレンガ
拾って集めて
積んでった
遠くまで歩いて出掛けて
拾って集めた
夏が来て
刺すような日差しに焼かれ
汗を垂らしながら
レンガを積んだ
冬が来て
寒くてかじかむ手を擦り白い息を吐きながら
レンガを積んだ
何もないばしょ
家を造ろうと思った
ある日地震が来て
地面がぐらぐら揺れて
レンガの家はがらがらと崩れてしまった
大切な大切な家になるはずだった場所
ぼんやり座ってた
夜になるまでずっと座ってた
朝が来た
壊れていないレンガ
そっと一つ手に取って
地面に置いた
3/19 16:54
塔激bド女性 15歳
ありがとう。大丈夫。貴方がいるから…。頑張ってみるの、少しだけ。それだけで、生きる勇気が出て来るよ。ありがとう。
3/19 16:47
当ウ常大阪
自問自答弱くなったのは
タバコをやめたからかな
真面目に仕事したからかな
ちゃんと生活しようと思ったからかな
昔の自堕落な僕は
もっと強かったのに
どんな目にあっても
お気楽でいい加減で
皮肉屋で 人生悟ったつもりで
いい人のふりして人に優しくしたりして
生きてるだけで丸儲けなんて
そんな言葉を口ずさみ
結構それなりで楽しく生きてたのに
どうしてこんなに
情けない男になってしまったのか
最後のボトルを目の前に
笑うとも泣くとも言えない表情で
携帯をいじってる
沢山の優しい言葉に
ありがとうと応えながら
ごめんなさいを繰り返し てる
ガラクタに埋もれた
馬鹿な男と
情けない男と
ああ別れてよかったと
そう思われる男に見事に成り果てて
苦笑いしながら
何を思う
伸ばされた手を
掴みたいのに掴めない僕は
かけられた言葉に
メールに
電話に
どうしても応えられない
何故かな
見捨ててほしいのに
見捨てないでほしい
駄目な男になったのが
心から人を愛したせいなら
消えてなくなれ
死んでしまえ
出来ないくせに
出来ないくせに
出来ないくせに
[これからの予定]
また泣くかな…呆れる
3/19 15:22
塔ジナ21歳
木漏れ日ずいぶんと大人のふりをしている
と、自分のことを斜めにみてみた
“できること”は
“やらないといけないこと”になって
あたまのてっぺんに
いろんな色の糸くずが
集まってこんがらがっている
それを解くことが
キレイだって
為になるだって
人から聞いたことを
自分の木の根っこにして
仕方がなく思っている私は
この世界から抜け出せない
木漏れ日のかすかに見えるのがもどかしい
だから私はその木を切り刻んでみる
本という名の工作ばさみ
切れそうもない
でも音だけは確かにある
それだけを耳に響かせる
3/19 9:37