╋ 蒼過ぎる水溜り ╋
過去ログ328
2005/1/27 10:05
名:エラリィ男性
有限から無限はち切れんばかりにあったはずの
飛び立つための自問自答
今じゃすっかりふやけてしまって
萎んでいく様はあまりに哀れ
侮蔑に満ちた目で俺を見んなよ
波も風も立っては俺をどこかへと流す
最初から立ち向かう覚悟なんてなかった
歌え 有限を否定する歌を
いつか想った言葉ばかり使って
歌え 俺が信じた言葉たち
溢れんばかりに在ったはずだ
1/27 10:05
名:キーつつき男性
寂しき人格一見楽しいうたよ
一見朗らかなうたよ
一見優しいうたよ
おどけ強がり覗かせて
本音察する心探し
1/27 8:43
HP
名:Lyrica女性
ネ イ リ ス ト 王 子 2夜明けの海に
ラインストーンを
ちりばめて
アタシの爪先のうえ
キミが踊る
人魚の眠りの淵
ターコイズブルーを
親指の先に乗せたら
追憶の夏に揺らめいて
ギラギラの太陽と
ジリジリ灼かれた砂を
ラメパウダーに
そっと忍ばせる
外は相変わらずの
冷たい空気
ブルーは忘れて
スクエアをフレンチで
彩るのよ
キミはキラキラ
パーリッシュな夢を
頭の上に飾って
やっぱり王子にしか
見えないから
手を取って
触れた指先
その熱さに驚いたのは
もう何度目の出来事?
小指の根元に
落ちるキス
さらに熱く
塗り立てのネイルを
みんな溶かして
しまいそうだった×××
1/27 6:34
HP
名:鈴の音女性
「風」風になりたい
風になり緑の稲を波打たせ
金の穂をざわつかせるのだ
夕日に染まる雲をたなびかせ
愛しい貴方の頬をそっと撫でるのだ
熱い太陽の下で最後を迎える人がいれば
涼やかにその傍を通り抜け
炎から逃れようとする人がいれば
火の粉がかからぬ様護ってやり
恐怖に身がすくむ者がいれば
その背を力強く押してやるのだ
そして時に強い力で人間のエゴを吹き飛ばし
思い上がった者の心を向かい風で追い返すのだ
圧倒的な力を見せ付け
優しく愛撫する
そんな風に私はなりたい
1/27 6:32
名:戒兎女性
暗い部屋窓からの明るい月光を
分厚いカーテンをひいて
遮ってしまおう
窓の桟の下にはまだ
冷たい夜の残り香が
解け残って吹き溜まりを作っている
真剣な顔をして
部屋の隅を見据える
暗い闇の中には
ならず者が潜んでいるようだ
夜の海の
底の底の
部屋の中の
神秘の秘め事
暗い部屋の中の
孤独な嫌悪感
しんと冷えた床の
ちっぽけなこの、身体。
1/27 2:38
名:KEN男性
「恋は盲目」とはよく言ったもんだ「女の子なんて星の数程」
「君は僕の太陽だ」
「他の星が見えないのは太陽が眩し過ぎるから」
よく聞くこんな台詞、
ベタな台詞。
でもこりゃ本当だわ。
君しか見えねぇよ。
1/27 1:57