Ψ 言霊の宿木 Ψ
過去ログ3323
2009/7/15 3:10
当ウ常大阪
かき氷ザクッザクッと石畳を踏む
母に手をひかれ歩く
ユラユラと道にかげろう
格子戸をくぐり帰り道
行きに抱えられていた風呂敷包みは茶色い封筒に変わっていた
帰りは必ずかき氷
ザクッザクッとかき氷
小さい私は巨大な氷の山と格闘し皿の周りに無残な氷の塊を落下させる
笑う駄菓子屋のお婆さん 笑う母
格子戸の家を出た少し悲しげな母の顔はこめかみの痛みとともに消え
二人だけの夏の一日は過ぎていく
[これからの予定]
二度寝にチャレンジ
7/15 3:10
唐ノゃむこ真理 赤い薔薇園の天使の鼻筋が
置き去ってたのは虫の足
狂った婦人の真実暴露を
雷撃が如くぶちまけた
街の屋根屋根 石畳
赤い花びらをそえて
無事なのは羽虫だけだったということ
学者は足だけで1000年悩んだと。
愛の矢に射抜かれて
望遠鏡をば担いで
心理学者は婦人の狂気へ捩込んだ
羽虫は足だけ無くして
平気で真理らしかったと。
7/15 0:38
涛~樹男性 20歳
無題生きる意味とは何か
そんなもの
面白ければいい
面白くないのなら
一円の価値も無い
満たされれば
それでいい
面白さとは価値だ
生きることにおいて
最優先事項だ
7/13 3:26
涛~樹男性 20歳
無題心の在処を探すのだ
あやふやな夢の形から
その場所を掘り出すか
呆れるほど広い世界に
飛び込んで見つけ出すか
或いは別の方法が
ひょっとしたらあるのかも
心の在処を捜すのだ
生きる意味を創るために
7/13 3:20
搭木「昧壁」泡のように儚く存在する
数え切られない無限の間
返す声は出ずに無機質な
単語の羅列を繰り返して
本当か偽りか分からない
何もかもが曖昧だけれど
物質と不可視に阻まれた
薄く厚い壁の向こうでは
名も知らない誰かが居て
仮初めの場で歌っている
其は確かな事実なのだろう
7/12 23:08
HP
悼 紫乃無題以前のように
お互いの
詩と詩で
話がしたい
そう願う
7/12 21:48