Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ3350 2009/9/1 20:59

搭木
「錯幻」
理由の無い物にして

優しい言葉を囁いて
偽りでも良いからと

強請る心は弱さの証

初めから虚像だから
錯覚するのは勝手と

自嘲を込めて苦笑う

期待した所でどうせ
本物は無いのだから

騙されていたままで

暗闇に沈む痛みすら
毒のように染み込む

幻薬のように思われた
9/1 20:59
HP

唐ワる
にどと
貴方に惹かれはじめたのは、いつからだろう…


もう二度と誰かに惹かれるなんてないと思っていた。


この想いを言葉にしたら、その瞬間に割れてしまいそうでなかなか言葉に出来なかったの。


貴方のことを知りたい。
貴方に想ってほしい。 


こんな気持になれただけで、明日への力がわいてくるの。
9/1 20:07

東ケ平
狂気
ニタニタと笑いながら一人歩く太った人


顔だけが笑っている。


近年よく見かける狂気の前夜のような人


あまりにも多い狂気を潜ませた人の数


ここ十数年での極端な変化、歪みに耐え切れない人が溢れ


街を歩まない権力側には見えない世界。


蝕む世界とは数値では解らない。


末端から症状は現れ


気付いた時には手遅れ


いかなる術をもってしても不可能


彼等は何も解らない


唯一解るのは、利己、保身のみ。


まるでゾンビの群れのようになり果てた事など見向きもしない


もしくは、自身達の責任であるにもかかわらず


彼等は虫けらを見るような態度をとる。


この悪夢のような現状を


責任転換、もしくは笑い話にしてしまうのだろう。


伝染を続ける狂気の元


狂気が圧倒的な力でもって支配拡大し続ける現状


彼等には解らない。


嘘と転換でもって誤魔化しを続ける事に力を注ぐ彼等には


この数年先の危険性を視野に入れているとは


思えない。


狂気を恐れ狂気を取り入れる人が増殖し続けるこの現状を


最大の危機とすら見ていない。
9/1 17:40

唐ノゃむこ
ないているのは景色みたいに
 
 
 
ないているのは景色みたいに。
 
赤い傘に大粒の雨がぶつかるみたく
ぼろぼろ ぼろぼろ ぼろぼろ、
蝉が、降る。
アスファルトを撥ねる乾いた羽音。

あちらこちらに蝉溜まり。
長靴で、蝉溜まり、飛び込みました。
すると、
勃発するパニック
ぎぃぎぃ哭く悲鳴
一夏の命を、全て吐き出しているよう。
黄色の長靴だけゴム色にひかる。

黒い六本足を、蝉が静かに閉じました。
止まった蝉溜まり。
そして、
赤い傘をとじて
黄色い長靴を脱いで 裸足になって。
青い冷たい雨がしとしと下りて
霞みがたって
道が濡れて。
みんな淡い色だけになって
溶け合うって。
 
ないているのは景色みたいに。



9/1 14:53

唐驍

どうして私は、優しい人を蹴って 茨の道を進むのだろう…どちらに進めば幸せかなんて、分かってるのに…いつも 私は、道を間違える…きっとあたしは、優しさで満ち溢れた人よりも、悲しみの中に少しの優しさを持っている人が 好きなんだ…
9/1 10:08

東ケ平

満ちる時を見届けられる事なく


終焉の時がすぐそこまで近づいた。


真実が動く時


約束された史実


見届けたかった。
9/1 2:03

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