╋ 蒼過ぎる水溜り ╋
過去ログ340
2005/2/1 12:48
名:ナカムラ半斑半分の蛇が
斑の背中を
眺めている
悲しそうに
骸の墓穴で
乱雑な吐息
なぜなのか
可哀相でも
無駄に利口
落雷の時を
泣きながら
感じていた
無情の世で
楽になると
涙ながらに
語っていた
無機質な瞳
来世を夢見
半分の蛇が
斑の背中を
2/1 12:48
名:ナカムラ柩唄ゆらゆらふるべ
ゆらふるべ
籠の中の鳥居は
高砂真砂鯉の態
はたまた因幡の白兎
おんきりそわか
おんそわか
後の正面だあれ
松竹梅の萩の婦負
まさかの鶴の恩返し
かごめかごめ・・・
かこめかこめ・・・
囲の中の酉は
居つ居つ出合う
世明けの晩に
千年と万年が滑った
後の正面誰在れ?
2/1 12:32
名:Lyrica女性
バスケットワールドレコードの
古びた音階に
ヨレたリズム
叙情の先で
もつれた糸が
確かに
紡いでいた旋律
メランコリックに
揺れる振り子時計
アタシ達はいつも
この小さく
果てしナイストーリーを
彷徨ったまま
気持ちを
朗読しあっては
同じ場所をループする
名前を記号に
変えたときから
もう数秒たつケド
鳴りやまナイ音と共に
どれだけ旋回したら
キミに辿り着けるの?
2/1 12:21
HP
名:鈴の音女性
白梅恋春 白梅の舞う中
ふいに 月は揺れ
心 天をみつめる
月 空夜におり
届かぬ現実を思い出す
けれど今夜
月満つる夜
水鏡に映る貴方に
せめてもの慰めを求め
手をのばす
ふれれば消える 幻
知りつつ
戯れ事の様に
今宵また 繰り返す
吹く風に
振り返れば
白梅の下 貴方がいて
思わず駆け寄り
けれど そこには
何も無く
ただ花散るのみ
雫 頬をつたい
月光の幻夢に心乱れ
一人 立ちすくみ
梅の香に ふと気付く
散る花は私自身と
私が白梅だったと
貴方を想い
散らすこの花
願わくば
貴方へ届きます様に
2/1 8:07
名:キーつつき男性
パッショーンイエスの愛に魅せられて
我が愛の身勝手が際立った
都合が良いから愛しせてた
得だから愛せてた
裏切られたら愛せ無い
与えなくば続かない愛
ああ、惨めなる我が愛よ
2/1 8:01
HP
名:未那ある 時君と別れてもう 半年
3ヵ月間連絡してない
新しい恋を見つけようかと 思ったけど
君のことが忘れられない
会うのは コワイ
僕の方から振ったから
でも まだ
でも もう…
いつまで こうして いられるの かな
1/31 22:30