Ψ 言霊の宿木 Ψ
過去ログ3452
2010/2/24 23:40
迭itz幻の郷 夜という妖怪が、真っ黒い王座によって
悠々とあたりを覆い、
ただ悪心の天使のみうろつく、
朦朧と寂しい道を通り、
遠く仄暗いチウレから―
時間と空間を超えて
荘厳にひろがる荒涼と怪しい郷から
漸く私はこの国に着いた。
底の知れない谷と果てしない氾濫、
裂け目や洞穴や巨人族の森、
一面に露が滴り
その姿を誰もさだかに見ることも出来ない。
山並は岸のない海へ
永遠に落ちかかり
絶間なくわきたつ海は
炎の空へとうねりゆく、
湖水は果てしなくその淋しい波
―淋しくどんよりとした波を拡げる、
その静かな―静かな冷たい波を、
百合の泡雪垂れかかり。
E.A.Poe "Dreamland" (prologue)
2/24 23:40
唐驍その先があるなら、ねぇ…頑張ってよ、もう少し普通に… ねぇ…人のせいに しないでよ、涙がとまらないから… 下らなく見えるみんなでも、きっと、それぞれ人には言えない悲しみ抱えて生きてんだから…
2/24 22:21
搭木「淵這」一度は掴んだ底の砂
深海にも似た風景に
浮かび上がる顔達は
誰もが下らない表情
出迎えにしては酷く
嬉しくも無い顔ぶれ
仲間入りなど御免と
沼淵から這い上がる
向こう側へ行く為にと
2/24 19:54
HP
搭色彼方片道切符理想でもない
幻想でもない
今を生きる
アリガトウ。
[これからの予定]
三歩進んで二歩下がる
2/24 12:40
唐X6無題 どうしたって
一人きりなんだ 僕は
どうやったって
一人だけなんだ 君も
同じモノ持ってたって
最後まで一緒には
いられないよ
『独りぼっちは嫌だ』って
泣いて 喚いて
子供のまんま
大きくなった僕等は
駄々をこねては
互いを傷つけて また
泣いて 喚いて
『独りぼっちは嫌なんだ』って
サヨナラに怯えながら
靄のかかった朝を
今日も また迎えるの?
2/24 10:02
塔Jナイシタ桜声吹き荒れる
桜はいつも
咲いたあと
桜に罪はない
雨に舞うのは蛾
晴れない日は
ないというのに
静まり返る
桜声
2/23 18:02