Ψ 言霊の宿木 Ψ
過去ログ3462
2010/3/5 16:50
∮５５助け合わない恩は仇で還す。
よくしてくれた人が、急に憎らしくなり。
受けた恩。
命の恩人。
結局、私は、自分だけ良ければいい。
いつだって。
私は自分だけ良ければいい。
いつも。
おかしくないか？
そう問いかけてみても。
3/5 16:50
∮黒川コーヒーコーヒーが
ナミダ雲にとけて
ゆっくり
かきまぜていくよ
にがい味も
あまい味も全部
おいしいって言いたいよ
3/5 13:41
∮煙星詩人青夜 月の光を放つ瞳
うねる黒い鱗鎧
青く霞み連なる山脈より
平野に吹く無音の風
3/5 6:11
∮５５スッピンピン化粧の下をみせておくれ。
用意周到なあなた。
ああ、なんてかわいいんだ。
ああ。
その化粧。
落とした顔を見れるのはわずか。
一握りの。
唇は、ベトベトの。
気持ち悪くないんかい。
ああ、でもかわいい。
お人形さんのよう。
まつげがピンと長く。
唇はキラキラテカテカ。濡れていて。
眉はシュッときれながで。
大きなお目目。
頬は、うっすらピンクいろ。
その技術。
まるでおくりびと。
おれが、たおれたらたのむよ。
いつものメイクを。
3/4 19:40
∮５５羞恥心わら半紙を両手に握って。
２００段はある、神社の階段を。
汗で、ぐちょぐちょのわら半紙になるまで走って。
勢い余って裸になった。
賽銭箱を後ろから犯して。
小銭の音が大きいな。このブタ箱！
そのあと、鳥居をなめまわすんだ。
下から、上まで。
隅から、ハムニダ。
ニョハセヨ。
階段を降りてく途中で、ゲリに襲われ。
マヨネーズの最後みたいに、ブパピパパって。
下から見上げた階段に、茶色い液体が垂れて。
海から取り上げられたエビみたいに、ビタンビッタンって、跳ね回って。
そういやぁ、お使いの途中だったって、
ー裸で駆け出したーーー
3/4 18:46
∮５５ポタージュ飲み干した、コーンポタージュの缶。
底にたまった出てこないコーン。
なかなか、そこにいて出てこないコーン。
嫌なら仕方ない。
無理にとは言わない。
コーン。
あんたにゃ悪いが。
捨てちまうぜ？？
それでも静かにしてたいならコーン。
コーン。死んでるぜ。
泣いてるのかいコーン？
俺はどっちでもコーン。
明日からはお汁粉にするだけさ。
小豆のほうが、まだ素直だからな。
ヘイ、コーン。
俺は小豆に乗り換えちまうぜ。
ヘイ、コーン。
そのまま相手にしてくれないなら。
小豆のほうがまだ素直だ。
そうさ、コーン。
お前だけが出てこないんだ。
言ってやろうか？コーン。
小豆は、こないだ、向こうから来たんだぜ！
俺を責めるなコーン。
3/4 18:37