╋ 蒼過ぎる水溜り ╋

過去ログ355 2005/2/11 17:47

名:夜風
女性
倦怠感ラプソディ
壊れた配水管から
ゆるやかに落ちる涙
食器も粉々 手が冷たい
テレビでは上手に
人形が愛をとやかく言う
かけらも伝わらない
愛のある歌詞は
私からますます熱を盗む
窓を過ぎる雪が痛い

ベルの壊れた電話が重い
同じ番号を
赤がくすんだ指がなぞる
まるで
ひとつの映画のように
2/11 17:47

名:中村実果
per so na
いつでも創造的に…
なんて

何かを生み出してなきゃ
いけないの?

いつも信心深く…
なんて

敢えて嘘つきでいなきゃ
いけないの?

永遠なんて今までに
ひとつもなかったの
地球でさえいつかは
太陽に飲み込まれるのに

立ち止まって
うずくまって

下の方から
見上げてる
そんな錯覚に陥るの

心が重たい
自分で持っていられない
いたくない

こうして背を向ける私を
いつかあなたも
構っていられなくなるかな?

落っこちた心
見つからない
そして次第に
目も見えなくなって
しまえばいい
2/11 17:37

名:美燈
Parting 〜別れ〜
真夜中に
突然の宣告が信じられなくて
私は瞳を閉じた

目覚めた時にはもう
貴方はいなかった

やる瀬ない思いが込み上げて
自分を怨んでみても
もう 元には戻れない

当たり前の日々
過ぎ去った時間の掛け替えのなさに
気付いたよ

貴方がいないこの部屋に
素直になった私がいる

今更だよね
ごめんね
ありがとう

大切なあなたへ

.
2/11 17:04
HP

名:蝶々
女性
廻る心を切れ
赤い涙を救って

祈っても神様は
願いなんて
聞いてはくれないと
早く気付いて

こんな気持ち
いらないの
貴方の事だけ
想えれば
それだけで充分なのに

悪夢のまた先で
壊れ始めた欲望
触れた指先は
温度を亡くし
時の終わりを知らせた

どうして人は
繰り返すの
悲しむのは
私だけで充分なのに
美し瞳をかえして

また何処かで
銃声の音がなる
塞いではいけない
聞いて
聞いて
2/11 10:34
HP

名:KEN
男性

僕は歩いて行く

坂道 でこぼこ道
曲がりくねった道
いろんな道があった

交差点もあって
幾つかの道と交わった

そして別れ道もあり
幾つかの道は離れていった
あの道にまた出会うこともあるだろうか

いつしか隣に寄り添い
共に同じ先を目指す道と巡り合うだろう

そしてこの道にもやがて果てが訪れるはず
その時まで

僕は歩いて行く
2/11 4:15

名:來弥
女性
見えない
なぜこんなにキミは遠いのだろ

月は僕の物にはできないけれど

照らしてくれる

星は僕の物にはできないけれど

空から見ててくれる

キミは僕の物にはできもしないし

何もしてはくれない

夜空を見上げれば

月も星も見える

けれどキミは見えない

遠すぎるんだ

冷たい 愛 に さまよって

僕は何を手に入れるのだろ

さまよえる 僕 には キミ が見えない
2/11 3:56

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