Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ3578 2011/2/1 19:10

悼}世詩人
タソガレ

殺伐とした黄昏時
冬の寒さは
幾分か和らいだ

すれ違っても
微笑み返さない
中年の男性は
果たして人間だったのか

車に何度も
轢かれそうになった
街の辻には
もはや
人の皮を被った
人意外の者達が彷徨く

塵界に紛れた
薄笑いする彼らを
唯一見わける方法は
彼らが笑えるか笑えないか

微笑んでいるなら
この殺伐とした
地方都市でさえも
もしも彼らが
本物の悪魔であったとしても
心赦してしまおう!

一番恐ろしいのは
私を含めた
人類なんだ…

2/1 19:10

東視海
 
 
さよならだけの人生よ

さようなら

過去を懐かしむ

心なき人

光射す其日まで
 
2/1 1:20

塔qトイキ
10
熱に冒されて漂うように
身体は冬眠した獣のように動く気配がない
しかし私の魂は地上に這い上がる

眠りから覚める事を待たずして微かな息遣いに身を震わせながら今この時でなければならない

地上に出れば雪が降り頻り日の当たる場所さえ見つけられない
みどりの息吹きを感じず生命は闇に蠢いている

天を仰ぎ願う
何物かによって奪われているこの地上に数少ない奇跡がある事を信じないならば
生きる力をなくすのだ
1/31 22:02

塔qトイキ
9作目
さあ 出かけよう
朝の光が私を優しく慰める
木々は夜のとばりを湛えた風から私を守ってくれる

時間は過ぎて行くのに私はすぐにでも飛んで行ける気がするんだ

人々は毎日働いて荷物をめいっぱい抱えて生きている
みんな同じさ
1/31 8:48

唐ノゃむこ
窓のある部屋

窓を開けてよ
寒いから
温めようよ
部屋を
ねえ窓をあけてよ
あなた
窓は開いている
土と春の色したかぜが
あなたには切ない
窓を閉めて
寒いから
わがままを言ってごめんなさい
わたし裸足だったのだから

1/31 2:41

塔qトイキ
8作目
空を飛ぶのに翼は必要ないなんて私も可笑しいくらい不恰好な幸せ者になった
切り取った幾枚かの絵を並べて私はそこに安らいでいる
寒い日は暖炉の隣に腰掛けて一日中外を眺めている
私の枕は憂いを帯びていたのに
美しい君は此方に額を寄せて愛を確かめあうんだ
1/30 23:03

35793577

掲示板に戻る