╋ 蒼過ぎる水溜り ╋

過去ログ36 2004/2/25 1:41

名:† T×T †
男性
眠気
喉が渇いた
潤うことのない風呂上り
そろそろ唇を重ねてくれませんか

身体が冷たい
湯冷めし始めた風呂上り
そろそろ抱き締めてくれませんか

夜風はいつも冷たい
目を閉じると雨音が聞こえてきませんか
違うんです ただ不安なだけなんです

瞼が重たい
髪も乾いてきた風呂上り
そろそろ電気を消しませんか
2/25
HP

名:屋根裏住人

無機質で半透明な白い建物

はためく髪かきあげて

仰ぎたい空は天上の蒼

私のジーンズと同じ色。

白いシャツが建物と同化し

私の全てが無機質へと。

無味乾燥な風が喉を乾かすから

天上からの雨を待ち望んで

私は今日も白い塔に登る。

焦がれる湿気た風が

吹いてくるまでは

まだ此処で空の唄を歌う。

いつまでも待とう

あの風と空を

いつまでも待とう

あの風と空を

天上の蒼さが在る限り
私の髪がはためく限り
2/24
HP

名:らもん
女性
教示。
爪を噛んではいけません。
廊下を走ってはいけません。
置き勉は禁止です。
宿題はしてきましょう。


セックスの度に思う、
あの時間はなんだったのかって。
もしもあの時
学校で
『兵隊蟻を作るための規則』ではなく
フェラチオの上手な仕方を教えてくれていたら、
私の人生
今より楽しくなってたかもしれない。
そんな風に考えながら、
私は
また
中出しされつつ、爪を噛む。
2/23
HP

名:心
心の狭間で…
いつも 描いてた
  温かな繋がり

変わらぬ笑顔が
そこに
当たり前の様に
あり続けると

信じさせて欲しいから

言葉費やし
時間費やし
心蝕みながら

歪んでいく
卑屈な自分と戦う

優しさを忘れぬ様に
思いやりを失わぬ様に

精一杯
振り絞り笑顔を見せる

溜息 隠して
涙 ひた隠しにして…

踏張ってる
張り裂けそうな心を
懸命に 支えてる

細やかな一時を
繋ぎ合わせて

閉ざさぬ様に
絶やさぬ様に

大切にしたい 想い
貫こうとしてる
 
何のタメに…?
全ては繋がり続ける為に
2/23
HP

名:ミキコ
春日和


魚氷に上り緑摘み

ハンカチーフ雪囲いとるよう

春の燭
潤みやすい燈とネーブルの色味
齧り憂うにしん曇り
遊糸に弄ばれたストーブの灯油

ぬくくぬくく雪解け間近

冴え返る感覚を研ぎ澄まし
ビロードの春の闇すら
みずみずしくうららけし

ぬくくぬくく春深し


桜まじに
青き踏み摘草ながら
しゃぼん玉

浮かれだす
こでまりの花

ぬくくぬくく凍ゆるむ


春の星
柔らかく霞む闇であれ
春の月
ぼんやり滲む艶のよう

春望に揺れたストック抱えても美しく

ぬくくぬくい春あわせ



2/23
HP

名:我意
男性
性分
あなたと選んだ花

まだここに枯れずに咲いていて

あなたの思い出

全部捨てたはずなのに



この花だけは

花だけは

大好きだから

捨てられなくて
2/23

3735

掲示板に戻る