∽ 僕らの排気ガス ∽

過去ログ394 2005/3/16 11:36

名:Lyrica
メメント
泥の目に沈んだ真実を
晴れた午後に探してた

あなたの後ろに
見えてたカーテンの
薄い花模様に
嘘を見抜かれながら

光に惑わされず
淡々と語られた思い出

そうして不在を
思い描くのは
まよなかの
スタンドライト

闇を照らす
ごくシンプルな
麻薬のように

いつも深い場所まで
行くコトができた

言葉はそこから
握るペンの先へと
溢れていく

そこで書いた
手紙みたいに

朝がきて
読み返して
笑えたらいいのに、

声は還らナイ

光の中
語られた思い出は
輝きを失って

細い月の夜は
また少し
後悔に埋まるケレド

晴れた朝に
目覚めれば

あの輝きは
涙が悲しみに
反射していたからだと
ようやく気付く

押さえ付けていた想いに
沈む真実も
みんな浮かび上がって

零れる涙

やがて嘘も
笑顔に変わっていく

笑顔は声の端から
あなたの耳に零れて
安堵に変わっていく

そうして
無意識に手にしたモノ

深い喪失の中で
得る存在もあるのだと

白くて眩しい朝陽が
告げるベッドの上

あなたの腕より
わずかに高い腕枕を

今朝は少し
切なく想って
[これからの予定]
"いいとも"に備える
3/16 11:36
HP

名:春菊
四字詩
あの頃は
何て程ね
生きては
いないし
そんなに
深い人生
でもない
語るには
安っぽい
未熟人生

もうすぐ
朝がくる
同じ日を
繰り返し
生きてる
気がする
それって
充実した
日々じゃ
ないから

けど思う
描く理想
それは夢
満足した
人生って
追っても
なかなか
掴めれず
悩んだり
迷ったり
躓いたり

そうして
織りなす
人の人生
もうすぐ
朝がくる
誰かには
違う朝が
誰かには
同じ朝が
もうすぐ
朝がくる
3/16 6:25

名:祠
祈り
赤く爛れていく空は美しくて

私の伝えたい事はきっと
貴方に届く前に熔かされてしまうだろうに

空が紫に沈み始める頃
貴方は私の中には居ないでしょう

月の破片を拾っては
貴方を探しに投げて

明日は貴方に逢いに行きます

星が堕ちる前に
この言葉たちを。

地球が陽を掲げる前に
この言葉たちを。

このか細い嘆きを
あなたへの愛と共に

響く様に
滲みる様に

何時か貴方の足元に堕ちて

小さく光って散ればいい。
3/16 2:49

名:青龍
女性 16歳 静岡

ここわ暗い闇の
ただ一人さまよっている
明るい陽射しわ見えず
闇のからでれない

わたしにきづいてよ
ここにいるよ
ダレかみつめてて

叫んでも
叫んでも
一人さまよっている

ひかりをみしてよ
ここわどこなの?

語りかけても
語りかけても
ダレの答えもなく

そおここわ
わたしの心の底にある
さびしさでできた
闇だった

叫んでも
語りかけても
返事がくるばずなんてないダレにも知られない
自分しかわからない闇だから
この闇わいつまであるのだろうか
[これからの予定]
寝る
3/16 1:00

名:yoshi
18歳 東京
アイスマスク-拒絶-
クラスでイジメられて
最初にしたことは

心に仮面をつけたこと
私の心を守り

外界からの影響を妨げ

大きな壁を造り

周りを拒絶して

だからここには

私の居場所はないんだ
[これからの予定]
寝ます
3/16 0:22

名:Lyrica
女性
ショコラ・クライシス
濃いショコラに
持て余し気味の熱を
唇から、移して

昨夜触れずに
逸らしたままの
視線、から
焦燥、を
軽々と振り切る

苛立ちを助長するダケの
カカオパウダーの苦み

軽く歯を立てると
あっけなく崩壊する
チョコレートの雫

溶けだす甘さに
涙が出そうな午後

閉めきったカーテンの
その内側で

西に傾き始める陽と
このまま悲しみに
儚く消えたかった

夢から
醒めたばかりのキミは
床に零れ落ちた光の
欠片を拾って

顔の横のダイヤモンドを
ひときわ大きく輝かせる

まだ強く
舌に残るコアントローを
その唇に移すように

立ち上がって
その頬に触れた

熱く交わす


キス


オレンジに
燃える部屋で

孤独がやさしく
沈んでいく
[これからの予定]
オヤスミナサイ
3/15 23:51
HP

395393

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