∽ 僕らの排気ガス ∽

過去ログ399 2005/3/19 21:22

名:リョーコ
たったひとりの君へ
ねぇ、そこから何が見える?

僕のいるところから君は見えないけれど、
君は僕を見ててくれてるんだろうか。

ねぇ、そこは暖かい?

透き通る青い海に浮かんだ真っ白い島の上。
見上げる先の幻の国。

もう手も声も届かないけれど、
顔も覚えてないけれど、
君の事を考えてるよ。

青い青い空の下。

君の遥かな足元で、
僕は頑張っていこうと思います。

今日も、明日も、明後日も、
君に会いに行く日まで。

生きていこうと、思います。

だから、見ていて。


──きっと、言葉も話せなかった君へ。

(君は、今、幸せですか?)
3/19 21:22

名:くうせい
笑顔
誰かを傷付ける為に 産まれてきたの
いつも傷付き 悩んでいた心
いつも傷付け 後悔してた心
人の涙と引き換えに 得た笑顔なんて
僕はしたくない
いつの日も 見てきた 悲しみの涙を
いつの日か 嬉し涙に 変わるように
笑い声が 心に突き刺さる
笑い声が 人を助けられるような
笑い合える時を 目指して


人傷付けてる時の 素晴らしき笑顔
枯れ あなたの心に
優しさと 思いやりが 咲きますように
[これからの予定]
とくになし
3/19 20:19

名:祠
灰色の想い
美しい夢を見ました。

世界は崩壊していました。

コンクリートはひび割れてささくれ立って。
茶色く錆びきった水道からはくすんだ水があふれ出て。

残された人々は僅かばかりで復旧に勤しんでいました。
わたしは夢の中で人形でした。
綺麗な人形ではなく、デッサンに使う様なタイプの、模型のような。

私は顔を洗いました。
凹凸のない人形の顔を、ざぶざぶと穢れた水で。

ダンプカーの向こうには橋がありました。その柱も。

わたしは、柱を蹴り壊しました。
柱は脆く崩れて、人々に降りかかります。

わたしは、屍の山に足をかけて、
血の海を眺めていました。

「人形のわたし」は死にませんでした。

それから先の世界を、淋しくても独り眺め続けるだけなら、人形もいいかもしれないと、

「人形のわたし」は夢の終わり際、
感じていました。
3/19 2:32

名:涙歌
女性
海底
広い広いこの海の底

君の背中を見つけた

少しだけ泣いていた

少しだけ震えていた

手を差し伸べる事も

肩を抱き寄せる事も

アタシはできず

ただ冷たい眼差しで

ただ痛い位の視線で

君を見つめていた

風も吹かぬ海の底

感じるモノは潮の匂いダケ

今頃、地上は春の訪れを喜び桜の花を待つ

海の底は今でも
こんなにこんなにも

冷たくて光さえもさすことはないのに…
[これからの予定]
寝るぅ・・・
3/18 23:20
HP

名:KEN
男性 20歳 兵庫
霧の向こう
霧が出ていた。
光が空に
溶けていたんだ。

先は見えない
見通せないね

だけど向こうは
明るいみたい

見えないけれど
君とだったら

行ってみようか
光の方へ

行ってみないか
僕と一緒に
[これからの予定]
さぁて…
3/18 22:27

名:Lyrica
Pleasant to touch
正しく世界を
奪っていく指

恋と狂気と哲学を
乱暴に撹拌して
空はいつも灰色なの

何か掴めそうだと
ほころびかけた情熱の
端に手を伸ばす

でもいつも
期待外れのラスター

やわらかい光の中で
一対だった影は
さらに薄く混ざりあう

融点をギリギリまで
上昇させたらPAUSE

ジリジリと滲む時間

アタシはキミの輪郭を
記憶の中に探し始める

耳鳴りを導くハウリング

溶けてゆかナイで
と、懇願するケレド
もうどちらが
キミのものだか解らナイ

優しさを装う声が
生まれる歪みを埋めて

いつしか境界を
失っていく
[これからの予定]
シュークリーム食べマス
3/18 22:02
HP

400398

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