∽ 僕らの排気ガス ∽
過去ログ426
2005/4/8 0:15
名:大和夙子女性 17歳 神奈川
落し物振り返りながら
貴方と歩いた道を
辿ろうか
そこに落としたものが
在ればいいのに
手を繋ぎたいからと笑って
冷たいその手には
気付かない振りをしてた
貴方と見た街も
貴方が居た部屋も
全てのものが削れて行く
何も知らずに笑って居るの?
私は置き去りで
いつもみたいに眠る
私は逃げてばかり居るの
貴方と歩いた道を
振り返りながら
辿ろうか
そこに落としたものが
在ればいいのに
[これからの予定]
お風呂↑↑
4/8 0:15
HP
名:祭り男爵男性
命存在理由も
分からぬまま
僕はこの世界にいる
どうやら僕は
命という名前らしい
もう一つ
同じ名前の
ものを僕は見つけた
泣いているが
理由は分からない
死というものが
あるらしい
全てを失うらしい
声も 体も 温もりも
光も 闇も 名前も
僕にはそんなもの
無いから
死が怖くないよ
君にはその全てが
あるのかい?
死が怖いのかい?
命は震えながら
僕に言った
「全て欲しい」
声も 体も 温もりも
光も 闇も 名前も
持ってないんだね
僕も同じだよ
それは必要かい?
いずれ死が全てを
奪うのに
持ってる意味が
あるのかい?
命は言った
「その全てを
手に入れないと
死ねないの
命になりたいの」
死ぬ為に命が
欲しいのかい?
命は言った
「答えみたい」
よく分からないけど
それが生存理由
なんだね
僕も命に
なりたくなったから
側に居させて
[これからの予定]
マクドナルド
4/7 16:11
名:qaz春の宵余熱の残った貴方の背中に
窓辺の桜の花弁を使って
憎いと書いてみる
好きなんて、絶対書かない
貴方がきちんと読み取れるまで
憎いと書き続けるの
ほんとの想いを書くのは
どうにも癪だから
4/7 10:05
名:ひで男性 21歳
一瞬の燈あー誰もが口だけばかり、自分が美しくあるためだけに。人生どうでもよくないけど、むかついてきた。なんで、俺はいつも、マイナス、お前らなんかよりは何でもできる。まわりを見渡せば馬鹿な大人ばかりだ。けど、この場所で生きていかなければならない。夕焼け空の雲間から、お前らの笑い声が聞こえてくる、せいぜい今だけ笑っておけ、馬鹿どもが!やってるふりがうまいあなた?いずれ後悔しますよ。誰になんて思われようがいいんだよ、誰も見てねぇんだから、 牙出し噛み殺せ!跡が一生残るまで。お前が存在していることを教えてやりなさい。俺は、暗闇から抜け出すことは、できないかもしれない。けれど、この暗闇を灯し照らす事はできるのだから、徐々に明るさになれていけばいいじゃないか。もう少しだよ、あと少しだよ、キラキラ光る世界は…
4/7 9:57
名:白髭男性
月夜闇夜に浮かぶ
月が俺を睨んでる
朧げに揺らぐそれを
吐き出した紫煙越しに
俺も睨み返す
闇の中に二人きり
妖艶に輝くあいつに俺は
暫く瞳を奪われ立ち止まる暗黒と静寂の中で
煙草の灰を削りながら
俺の頬をかすめていった
風の囁きで我に返る
辺りは未だに黒いまま
懐から新たに取り出した
煙草に俺は火を灯す
そうして俺は再び歩き出す地面に響く靴音と
風に棚引く青い煙を連れて心地よい闇に抱かれながら俺は一人夜を愉しむ
4/7 4:37
名:美穂女性
夏の秘密王子が暮らす
緑色広がる世界には
不思議が沢山あって
どれもこれも素敵な宝石箱
小さい頃から
王子はそれをひとつひとつ
私に特別に見せてくれた
二人は夏にしか会えないけど
自転車に乗って
ちゃんと迎えに来てくれるから
私はおばあちゃんちで
インターホンなるの待ちながら
今日は何が起こるんだろう!って
胸がときめいてた
王子は今も夏になると
自転車の代わりに
自動車乗って
やっぱり迎えに来てくれる
王子の沢山の宝石箱は
大きくなっても変わらずにある
夏の夜空に映った
北斗七星指差したとき
あの頃と同じ
横顔見つけたもの
周りの人がどう言っても
私にとって
王子様は今も 王子様のまま
4/7 3:04