╋ 蒼過ぎる水溜り ╋

過去ログ44 2004/3/30 15:18

名:たっちィ
女性
分からない
好きとか
嫌いとか
幸とか
不幸とか

言葉でいうのは簡単で
相手に伝えるには
言葉でいえば伝わるよ

だけどさ
伝えたって
どこが
嫌い?
スキ?
幸?
不幸?
そんなこと聞かれたらさ
なんて答えるよ?
きっと
分かっていたって
伝えられないんだ
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HP

名:エセ詩人
おいコラ
君の詩、
なんにも伝わらない?
臭い。陳腐。
そりゃあんた、
生きてきた道が異なるからね!

じゃなくシテさ。
ん?君解らないのかな?
君の句、
季語入ってないよ?
はぁ〜、
それを句と称しているってことは、
相当…
プッ

まだ解らないのかな?
はぁ〜、呆れた。

そんな物書きミセンジャナイヨ
クソが。
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名:心
ウソツキ
僕はバカじゃないから
心が
ひどく 痛みます

だけど…

僕はバカでもあるから
ひどく 君を
痛め付けました

なのに

僕はバカじゃないから
気付かぬフリして
笑ってたりします

やっぱり

僕はバカだから
笑って見せといて
心を病んでしまいます

バカじゃない僕は
懸命に
バカな僕を頑張ります

ひどい奴だと
悪い奴だと
君に思われる様に

一生懸命 傷付けます

やっぱり
僕はバカなんだろうなぁ 
バカな僕を君が
見つけてしまわぬ様に

僕はバカの後ろに
ずっと ずっと

僕を隠し生きてくんだ‥
3/30
HP

名:華亥羅区凶
知らぬ間に旅人に
俺は
何時だって
流れもの


新しい靴と新しい服で出かけたら
いきなりの夕立に鷲掴みにされて
靴はドロドロ
服はスケスケ


夏じゃなくて良かったなんてのんきに考えながら前を見たら黒猫が震えていた
服を脱いで上一枚になって黒猫を暖めようとしたら逃げられた

家に帰ろうと思ったら知り合いのオバサンに捕まって長話

フラフラになって家についたら鍵がかかってて入れない


そんな日を繰り返して
自分が自分なのかすら
長い年月の末に忘れちまったよ


名前のない俺は
自分のことを俺と呼ぶから
男だと思ってたらオナベと言われた

女だったのかぁ。


何時までものんきな俺は

今のところ名前のない
のんきな旅人
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HP

名:樞
『天然悪女』
諦めかけたころにキミは現れて

希望の花に水をやり


オレの中の期待が息を吹き返したころに

花を踏み付けてキミは去る


惚れた相手というのは

とかく残酷なもので


オレにはもう成す術がない
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HP

名:笑子
(無題)
夜の闇は恐い
夜は上から降ってくる
昼にできる優しい闇は
光から護ってくれるのに

降る闇が地面と手を繋ぐ夜は恐い
繋がれた手と手たちのあいだには隙間が増えて
落ちてしまう様

夜は恐い
夜はせりあがり続ける
闇の色をした空に
連れて行かれる

夜は恐い
3/29
HP

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