∽ 僕らの排気ガス ∽
過去ログ500
2005/5/14 16:00
名:奈々女性 13歳 群馬
恋の華ねぇ、貴方は覚えてる?
あの夏の夜…
あの夏の花火…
トナリで笑う貴方の横顔を見つめてた。
眩しすぎて…
愛しすぎて…
小さな恋の華は小さく生まれた。
ねぇ、貴方は覚えてる?
あの秋の道…
あの秋の枯葉…
向こうに見える貴方は舞い散る落ち葉に隠れた。
切なくて…
恋しすぎて…
小さな恋の華は小さく芽生えた。
ねぇ、貴方は覚えてる?
あの冬の星空…
あの冬の月明かり…
寒さに凍える私の肩を貴方はそっと抱き寄せた。
温かくて…
幸せすぎて…
小さな恋の華は小さく咲き誇った。
ねぇ、貴方は覚えてる?
あの春の言葉…
あの春の涙…
鮮やかに咲く桜の下で貴方は私に別れを告げた。
悲しすぎて…
苦しすぎて…
小さな恋の華は季節はずれに小さく散った。
ねぇ、貴方は覚えてる?
私と過ごした日々を…
私には贅沢すぎた日々を…
笑顔をありがとう。
幸せをありがとう。
溢れるくらいの愛を‥
ありがとう。
5/14 16:00
名:yuki詞-コトバ-生まれ
落ちていく詞達
汚れも知らず
泳ぐのだけど
何時の間にやら
疲れてしまって
染まり狂う
私の言葉。
生まれ
落ちていく詞達
愛を探して
吐き出して
とどのつまり
自分を愛した
世界に独りの
私の言葉。
[これからの予定]
もう少し日向ぼっこ。
5/14 15:15
HP
名:橙丸男性 31歳
メロディその旋律は
やけに素直に私の心に響く
初めて聴くはずの
何故か懐かしいそのメロディ
知ってるよ
最後にリタルダントとディミネンドが重なって
そのままフェードアウトしていくことまで
そのセリフは
やけに素直に俺の心に沁み込んで
初めて観るはずの
現実という名の物語
知ってたよ
最後は互いの心と言葉が擦れ違って
そのままありふれたFinになるストーリーだと
そして
奏で終わった
メロディ
音を無くして
いつしか
セピアに彩られた
そのストーリー
何気ない日々
ふとした拍子に
澄ました耳に
もう聴こえないはずの
フェードアウトしたはずの
あのメロディ
弱く小さくなった
あのメロディ
まだ
俺の中では
響いてる
最後の音が
その余韻が
そのフェルマータが
まだ
5/14 14:16
名:喜義男性 28歳 東京
抱擁薄っぺらなコトバには感動もなく
説得力も誠意も誠実さも感じられない
みんな本気じゃないから
みんないい加減だから
自分に危害がなければ
うまく立ち回れば
誰かを心配するふり
誰かを気遣うふり
誰かを励ますふり
…誰かを
愛するふり
偽善者になれば
こんなにも心地良い
5/14 12:12
名:愁月男性 17歳 北海道
『帰路』暗い、昏い星の中
ぢつと胎児の様に蹲り
何を思う、追憶者よ?貴方は私に言ったではないか、行き過ぎた豪雪の如き雑言を
貴方は私に示したではないか、滅びる者の誇り高き讃美歌を
私は、私は
あなたのやうに、なりたくて
あなたのやうに、わらいたくて
混沌の嘲る海を
狂い踊り続けていたというのに
貴方は、貴方は……………
やがて扉が閉まり、再び闇の中へ
貴方は星に、私は月に
お互い背を向け、笑ひ続ける。
5/14 9:21
名:雅女性 15歳 埼玉
題も無い愛の詩君は遠い存在
こんなにもすぐ近くに居るのに
僕の事忘れてしまったの
僕は君の事鮮明に覚えているのに
大好きなのに
愛しているのに
心が疼く
泪が落ちる
君の事ばかり考えている
こんな僕が厭になる
君もそうなの
僕に夢を与えて
奪うつもり
淡麗な顔をし
心を抉る悪魔
天使では無いだろう
漆黒の羽根を僕に与えないで
僕は其れを大事にしてしまうから
目を瞑って
君を思い出してしまうから
5/14 8:55