∽ 僕らの排気ガス ∽
過去ログ513 2005/5/19 15:50
名：空木
「飛受」
美しい華枯れるように
紡いだ歌散るだろうか
綺麗な人年老うように
朗じた意萎むだろうか
栄枯続ける時世の中で
盛衰続ける鼓動の音を
唯失う事を恐れ続けて
唯無心にて足掻けども
吐息の如く去るばかり
此処には何も留まらず
移り変わるは宿世の理
今立つ自ら果てる前に
感情流れる爽風に乗せ
行く手知らぬ空出向け
受け継ぎし者見つけるまで
5/19 15:50
HP
名：シロ
男性 20歳
難破船
やっと届いたよ 見失った物も今ならはっきりとこの眼に映る
一晩悩んだ末 選び出した答えは僕の中の最後して最初の真理
名も無き海に舟を浮かべ漂う逃亡者
「あるがまま」という言葉は誰もが知っている戯れ事と思って
漕ぎ出した深遠の淵 向う岸は望めば秘かに現われる
辿り着いた未開の地は枯れ果て 誰をも拒む孤独に満ちて
それでも掘れば水が湧き 草木は芽吹く 此処も俺もまだ生き長らえた
何か得たろうか？何か授かったろうか？
満ち満ちた場所では解らない
再び組み上げる船に積み込む荷物は何もない
オールもないマストも張らない
どこまで行けるのか波間に尋ねた
やっと気付いたよ 見失った日々は今もはっきりとこの水面に映る
一晩揺られた末 流れ着いた理由は僕の中の最初にして最後の航海
5/19 12:43
名：ちぃ
舞台女優パート２
此処に無意味に
生きてるかのように
見えるかどうかも
解らないが
取り敢えず曖昧な
私という人間が
居るのを
ご存知ですか？
肩がぶつかるまで
気付きませんか？
私の存在に
声を出すまで
気にしませんか？
私の存在を
声を出しても
見向きもしませんか
それも結構
みんなみんな
その他大勢です
だけどみんな
主役のつもりの顔
何が真実なのか
解りませんが
みんな必死で
何かに耐えている
それだけは間違いない
真実でしょう
私もそんな一人
そして
此処にこうして
生きていて良いよって
言葉を…
5/19 9:52
名：キーつつき
男性 65歳 千葉
字の巧み
字の真理
忙の字は 心と亡くすの組み合わせ
忙しいは 現実 物質世界
感触 消費魅力溢るる世界
風情 情緒 寂しき詩心崩し
我も何度か繰り返しし世界
5/19 8:08
HP
名：愁月
男性 17歳 北海道
『咎人烝土』
『咎人烝土』
何時からか
己に疑問を持ったのは
何時からか
道を違えて別れた時は
この身はいったい誰だろうか
私の笑みは真実だろうか
わからない、わからない
何時しか、その疑問もわからなくなり
月も分からず憤るだろう
何も残さず梅の花
密かに咲いて一人で散り往く
何も残せず人の情
機械と混じりて独りで消え逝く
「よく、わからないです」
「うん、それが１番正しい。」…
[これからの予定]
シロさんの詩に感動しました！目標にします！
5/19 7:12
名：yuki
夜明け
空が
明るくなる時
やっと
あたしは眠れる。
安心と優しさに
包まれて。
太陽の温かさに
包まれて。
[これからの予定]
寝まーす。かな？
5/19 4:24
HP