∽ 僕らの排気ガス ∽
過去ログ529 2005/5/24 9:38
名：あや子
あたたかな海原
眼をとじれば
あたたかな海原
絶望のイルカと
飛び魚の涙
さまざまな矛盾をも
ぐらりと呑みこみながら
ざぶーんざぶーん
ざぶーん ざぶーんと
煌いていくばかりな
生命のながれ
5/24 9:38
HP
名：キーつつき
男性 65歳 千葉
カメラ目線
天真爛漫の甘えは怖い
巧まず知らず誘いうた
我れか？我れか？の
募らせ上手
5/24 7:19
HP
名：QA
男性 20歳 奈良
分かれ道
貴女と歩いてたとき怖いのはいつかの分かれ道
いつくるか分からない分かれ道
いつまでこないでと願ったのにすぐ分かれ道が来た。
一緒に行こうと差し出した手貴女は振りほどいた。
貴女は僕とは違う道に歩いて行く
好きだと言っても嫌だと行っても振り向かず歩いて行く
貴女は他の人と今度の分かれ道まで歩いて行く
5/24 6:37
名：5/9
18歳
憂苦
温かいﾓノが
あたしの心に入ってきた
一瞬で冷めると思ってた
でも
あなたが笑うと苦しい
胸の奥がｷュﾝてなる痛み
温かい痛み
優しい痛み
5/24 5:06
名：やまき
ナルシスト
ワタシが一番好きなのはワタシなの
胸張って言える君が羨ましい
僕もって
虚勢張って隣に行こうとしてもきっと行けない
ナルシスの輝きに凡人到れず
別の何かで勝っても
勝った気がしない
ナルシスの輝きに凡人屈する
同じ位置に行きたかったけど
無理そうだから
僕は
手紙でも書くよ
返信に写真でも入れて景色を分けてください
.
5/24 3:43
名：鷹
大阪
光る糸
この部屋から見渡せる、広い河口
ほとんど海
たぶんもう塩の味
もうすぐ海だね
長い長い旅路、おつかれさま
いわばきみとわたしは、
この河口あたりを流れている
海に抱かれたら、
ゴール？
そこからがまた、
始まり？
きみは、まだまだ終わらないんだよ
大海原で太陽に照らされて、
キラキラ光る姿、
空に見せつけてよ
わたしは。
その頃、わたしは深海を漂うのか。
でも、また走り出すきみを、
見てみたい
じゃあ、
少しだけ波に身を任せてみようか
きみのキラキラ、見てみようか
そして心置きなく、
海の底へと沈んでいこう
君の目にすることのない
黒い海へと。
わたしは海底を
止まらず這い続けるだろう。
太陽からひとすじ垂れる糸を
手繰りよせた瞬間
わたしは勢いよく舞い上がる
その日を静かに待つ
5/24 1:27