∽ 僕らの排気ガス ∽
過去ログ545 2005/5/29 21:05
名：良
女性 ２０歳
ＮＯＷ
人は誰も何か黒さ持ってる
それが哀しくて色を重ねても
黒は黒でしかない
虹の切れ端でも
誰かの輝きでもいい
目の前すら真っ黒で道をなくした僕を救って
真っ直ぐ進めずに
悲鳴あげて座りこみ
もうなるようにしかならないと責める
僕の手を引いて
僕に映って
綺羅星の瞬きよ
満月の微笑よ
ただその光に打ちひしがれ泣いた
僕を信じて
風がひとひらのカタチを流して去る
言葉すら遠くもう届かない
僕の声は去って、もうどうしよもないしがらみと
ただ静かな箱庭の中で
煌きの空見上げて祈ってるんだ
5/29 20:14
名：空木
「救誓」
目の前さえ見えぬ
暗闇の領域の中へ
踏み入れるのは誰
哀しみに傷付いて
思い出に縛られて
留まり拒む僕へと
出来る限りの力と
優しい笑み以って
陽光照らすのは誰
自身歩み止めずに
唯呪縛切り裂いて
手差し伸べてくる
傷だらけだけれど
揺らがぬ眼差しで
救い上げるのは誰
今だ闇怖いけれど
少しでも歩み出す
今度は君を守り救えるように
5/29 17:46
HP
名：侍
片想い
君にとって俺はただの通行人
日常生活の背景にしかすぎないんだろう
俺にとっては
欠けがえの無い幸せなのにね
君に知って欲しい
このとめどない想い
儚すぎるくらいに無謀な俺
5/29 17:41
名：美穂
女性
宝探し
嘘をついていたの
生温い砂場で
遊んでいたくて
汗をぬぐい
「宝箱探すの」って
シャベルで
何時間も掘りつづけた
わからなかったの
何でそこから
離れたくないのか
嘘でも本当でも
宝箱探した
触れる砂が
願いの全てだとしても
まるで
太陽を待つ月
願い人探す流星
言うなれば
私に触れた君
いつも光は
一方通行
嘘をついていたの
拾い上げたシャベルに
息がなくて
足元の穴だけが
ただ深く残っていた
砂にまみれた
体に触れて
君の皆無は
今真実になったの
5/29 17:22
名：桜
女性 17歳 愛媛
決意
雨が冷たく私に打ちつける
壊れたコップが
壊れたままのように
失ったものは
戻らない 戻せない
けど まだ完全に失ってはいない
そう思った
けどそれは違った
もう求めない
望まなければ失わないならば
だからお願い
もう 話しかけないで
5/29 9:38