∽ 僕らの排気ガス ∽
過去ログ562 2005/6/5 12:16
名：シロ
男性 20歳
命
冷たい石畳に投げ捨てられた２枚の銀貨が
俺の今日と明日を繋ぎ留めていた
聖者の行進がこの路地裏に影を射す
踏み鳴らす足音が夜明け前の静けさに序奏のように響き渡る
「生と死」を司る神に抱かれて瞼を閉じた
朝月夜が白く薄れてぼんやりした足元を消し去り
戯言が渦巻いて螺旋状になった街が光に包まれていく
継ぎ接ぎの弱い部分を剥ぎ取って噤んだはずの口が開く
何から逃げたのか
何を追っているのか
輪郭も無くなるほど漆黒に溶け込んで
何を待っているか
何を待たせているのか
跡形も無くなって塵になったのは身体でも心でもなく
償い消えることのない罪が
終わり果てることのない罰が
置き去りにした物のように空虚にその場に居座っている
確かめる必要はない感触だけで直ぐに解る
降り注ぐ斜光に照らされたのは掌に残された一粒の命
6/5 12:16
名：朱歌
女性 19歳 兵庫
無題
好きな人の言葉や仕草とか
なにげない笑顔とか
愛しいと思える気持ちその一つ一つを
大切にしたい
6/5 12:08
名：桜
女性 17歳 愛媛
決意
雨が冷たく私に打ちつける
壊れたコップが
壊れたままのように
失ったものは
戻らない 戻せない
けど まだ完全に失ってはいない
そう思った
けどそれは違った
もう求めない
望まなければ失わないならば
だからお願い
もう 話しかけないで
6/5 10:51
名：悠憂
悪あがき
かっこ悪くてもいいんだよ。
みっともなくていいんだよ。
生きることって
始めから悪あがきだもの。
“死ぬ”までの悪あがきだもの。
6/5 8:38
HP
名：華音
無題
はとが３羽
バタバタバタ
人のベランダで
なにしとんねん
6/5 6:38
名：さお
女性 19歳 大阪
The people
泣いた日
辛い日
どことなく寂しい日
自分見失い答えさがして生きていくものさ
共に笑い
共に過ごし
共に悩みケンカして
親密な関係こそ
そうやって絆
深めていくものさ
人は産まれたトキから一生分のサヨナラ背負って
それでも一生分の幸せ持っているんだろう
出会い別れを繰り返しながら人々は終わらない運命たどっていくけど
それでも一生分のサヨナラと一生分のアリガトウ
これからも
ずっと ずっと
抱え歩いていくだろう
6/5 2:08