∽ 僕らの排気ガス ∽
過去ログ670 2005/7/26 15:14
名：ｱﾊﾞﾝﾄﾞﾝ
雪となる
薬を飲まされ
金もなくなり
周りも死んで
後悔しながら
暑さで倒れて
体は溶けて
蒸発し
雲に運ばれ
山頂に降る
雪となる
7/26 15:14
名：Age
女性 17歳 埼玉
森のはなし
木々は静かに
夏の光を翻した
いま
静かに
水面に落ちた
光は
いくつかの色を
その場に捨てて
ある者は水の中へ
ある者は再び空へ
虹色の羽を持つ蝶は
不思議なその色を見て
自らの羽色が光に溶けたのだと
虹色の鱗を持つ魚は
不思議なその色を見て
自らの鱗の源だと
互いを切っても切れぬ関係だと
彼らのなかで世界は一つになり
ゆっくりと循環した
人には踏む込めない
静かな森の
輪廻
7/26 12:55
HP
名：へっぽこ
男性 16歳
前へ
どんなことがあろうとも涙を拭い前を見て
立ち止まらずに前へ進む
僕等には前を見据えるための目と
前へ進む足があって
壁を乗り越える腕もある
共に助け合える手もあるじゃないか
どんなことがあろうとも僕は前へ進む
僕は後悔する辛さを知っているから
僕には後悔する勇気もないから
ただ前へ前へ進む
7/26 10:57
名：蓮
男性 17歳 北海道
電脳世界
天に住まう星々は 地に追いすがる僕を見て何を思うだろう 幾光年の旅路に見る小さな存在 全てを照らす光は 消える事無く飛ぶ 羽を無くした脱け殻に何も求めず
星明かりの下に消えかかる心がループする
始まりから終わり 終わりから始まり
同じ答えをそのたび求め
小さな世界に身を沈め
偽りの永遠の中に生き
確実の終演を拒絶する
涙には何が映る？
斜めから見た世界 後ろから見た自分
探さないのは 造られた自分に気付きたくないから
叫ばないのは 真実の自分に気付かれたくないから
歪んだ現実 擦れた現実
矛盾の極み 枯れた想い 曲がった道
濁ったレンズは真実を映さない
仮面の声は真実を語らない
ボタン一つで終わる夢
設計図は英数字
消える感情論 走るデジタル
背を向ける自分 追い掛けない僕
目蓋を落とす心 火を消す感情
消されいく自分 ただ照らされ 形があるのみ
全てに耳を閉ざして
広がる闇に溶ける
[これからの予定]
なし
7/26 10:09
名：キーつつき
男性 ６５歳 千葉
幸罪
友の苦噂遠く聞き
贅沢気侭罪自覚
贈るも虚栄恥じて我無し
7/26 9:50
HP
名：5/9
LOVE
死んだフﾘして隠した
どうか愛しすぎないで
息づこうとする想いを
認めてしまえば
もう二度と戻れないから
7/26 3:00