ベストセラー100選
∽ 僕らの排気ガス ∽

過去ログ683 2005/8/1 16:30

名:空木
「寂海」
暑い陽が沈んで
人もまばらな頃

私はたった一人
砂浜を歩いてく

肌に感じる砂の
感触を楽しんで

頬に当たる潮の
匂いを慈しんだ

真昼とは違った
淋しい雰囲気で

聞こえる波音が
泣き声にも似て

真逆の様子に唯
私は哀しかった

辺りも暗くなる
夜の頃になると

心配そうな顔の
貴方が私を呼ぶ

此処にいるよと
応えながら私は

貴方の許へ行く
海は寂しいけど

貴方がいるから大丈夫
8/1 16:30
HP

名:煩悩花火
流れ景色
海岸線にて
コカコーラ
ロケット花火
錆びた自動車
ミラーに月と
潮風に舞うラブレター

もしもあなたが
この世にいないなら
その総てを
燃やしちまうか
海に捨てちまえばいい

美しいと思ってた景色を
一秒で汚いと思った
汚いと思ってた景色を
一秒で愛しく思った
8/1 14:52

名:ホポス
無題
貴女を愛する事で
例え
痛みを伴うとしても
私は
喜んで傷を覆いましょう
それで貴女の声や、
貴女の心が揺れるような笑顔が見れるのなら
8/1 12:19
HP

名:ソラ
女性 20歳
さよならを込めて
そんな事いわなくたって
もう昔みたいにバカみたいに期待しないのに。


「今日も来るの遅かったやろう?」
あたしは黙る
黙る雰囲気だった

「…まぁ、相手が遅かったからだけど…」

貴方は言う。


わざわざ

そんな事いわなくたって
もう昔みたいにバカみたいに期待しないのに。

あたしの事みてくれてるんだ、とか
そんな事で喜ばないよ。

貴方はもう私を見ない。

分かってるよ。

貴方は結局
彼女と別れないんでしょう?

分かってるよ。

分かってるよ。

分かってるから、

わざわざ
そんな事いわなくていいよ。
わざわざ
否定しなくていいよ。


もう期待しないから。
8/1 12:12

名:るみ
女性 17歳

月をみてると なんでだろう
アナタのコトをおもいだして
ずっと堪えてた想いが破れ
溢れだすの

水槽にうつった月を飽きもせず
時が移るのを忘れたみたいに
ずっと眺めていたね

なんだか 魚の世界にも
丸い月が水の中にあるみたいだょ
あたしも一緒にみてた

だけど ふと横をみると
アナタはいない…
ただ 水中の月
いつのまにか 消えていて
私は一人ぼっち

待ってて…
そっとつぶやき
ゆっくりと歩きだす
アナタの待つところまで
溢れた想いよ 夜風にのって
届けて アナタまで
[これからの予定]
ご飯たべるぅ
8/1 10:54
HP

名:美穂
夜と君と
目を閉じて
夜の影を想う

呼吸をして
焼き付いた体温を想う

そのときだけは
たったひとり
砂漠の深くにいるような
湖面に浮かんでいるような
孤独や恐れを超えた
優しさがそこに訪れる

ときには竜巻のよう渦をまいて
ときには濁流のよう押し寄せて
かつての想いが
私を混乱させても

また訪れる静寂に
星降る夢を見よう

君がそこにいる限り
8/1 10:54

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