ベストセラー100選
Ψ 言霊の宿木 Ψ
過去ログ765
2005/8/28 21:20
都in@依存月満ちる夜は月のない夜よりも寂しくて
側にいないあなたを想う
あなたの声を
表情を
体温を
私はあなたに会う前までどうやって生きてきたんだろう?
どうしてあなたのいない世界で暮らしていられたんだろう?
あなたが側にいないだけで全ては色を失い
言葉は音の羅列と化す
私はこんなに弱く無かった
誰かに依存するようなコトなんて無かった
あなたはまるでクスリのように
私を蝕み
私はあなたに依存する
8/28 21:20
都in@歩未来なんて知らない
諦めなんて知らない
恥なんて知らない
永遠なんて信じない
神なんて信じない
私には今しかない
今から先がどうなるかなんて
考えられない
無器用で
下手くそな
そんな生き方しか知らないから
今以上に大切なモノなんて無いから
『これから』なんてあるかどうかもわからない
ただ私は迷いながら
汚れながら
それでも今を歩いてく
8/28 21:06
盗_無月18歳
空虚私は何をしていたんだろう…
すべてが偽りのように…
砂のように吹き飛んでいく…
嘘のように全て
無くなってしまった…
私の目的は何?
いままでのことは何?
私は何のために
生きてるんだろう…
全て偽りの世界なんて…
このまま…
何も無くなるまで…
吹き飛んでしまえ…
8/28 19:52
塔|ポス青足先から浸みる影に
腐食して行く指
指折り数えれば幾つかの、
唯々あの日が目に浮かぶ
岩垣に必死に吸い付く僕の手も
もう限界で、あの青い海へと吸い込まれる。
でも
あの碧く深い海に混ざれるのなら、
僕の心は報われる
8/28 18:48
HP
投義男性 28歳 東京
後悔『なぜあのトキあんなコトを…』
後悔先に立たずとはこのコトで
もう話さえもできなくて
それでも
あのヒトのアドレスも消せなくて
もうムリだと理解しているはずなのに
もうムリだと理解しているはずなのに…
8/28 18:37
搭木「蝉丸」盲目の身でありながらも
今宵の月は綺麗と感じる
嗚呼これほどまでに月が
冴えた夜には誰かと語り
琵琶を奏でたいものだと
一人呟くと不意に陰から
此処にいますよと立って
赤面しながら名乗りた者
驚いて訊けば何年もの間
此処へ密かに通い詰めて
琵琶奏でるのを唯待って
今に至ったという経緯に
実直で純朴な人なのだと
思いながら満月の下にて
流泉と啄木の秘曲を爪弾く
8/28 18:05
HP