Ψ 言霊の宿木 Ψ
過去ログ817 2005/9/20 12:54
∮トウコ
夏の終わり
いつのまに
時間は流れていたのかな
照り付ける陽射しが
責められているようで
きらいだった
だけど
ほんとにきらいなのは
持て余した自分自身の記憶だった
気づけば
高い高い
雲は
姿をなくしていた
きみが
とても
優しかったこと
やっと
気付けました
9/20 12:54
∮米田
男性
ﾀﾞｲｱﾓﾝﾄﾞ
人生は原石だ
カットしてみなきゃ分からない
それぞれの原石にどこか光る面があり
試しにカットする。
けど、光らなかったら光らなかったでいいんだ
だってこの原石は光るんだから
そして光りそうだったら研いてみよう
カットすること、研くこと。それ自体があなたを大きくする
そう思うよ
[これからの予定]
人間観察
9/20 10:04
∮ちはる
女性 25歳 東京
愚
胃の底から
鈍い重みが
のしかかり
考える事は
欲望だらけ
独りきりで
一喜一憂し
取り留めも
無く叫んだ
この詩さえ
まとまり無く
一体何を言いたいのか
自分でも解らない
9/20 7:48
∮桜
男性
black cat
艶やかな黒猫が黄金の瞳をそっと輝かせ月夜を歩く
柔らかな足並みで
すらりと伸びた尻尾がＳ字を優雅に揺らし
色をなくした町に意味を与える
運命を知るには若すぎるだろう
見切りをつけるにはあまりに知らなさ過ぎるだろう
ルーズベルトの仕掛けた罠
歴史なき人などいないのだから
黒猫はそれだけ語って窓から去った
9/20 3:03
∮バカボン
男性 18歳 沖縄
一緒
一緒にいる彼女が顔を隠し泣くとき 俺はとてもつらい 彼女が傷ついたら 俺も痛い 彼女が泣くとき俺は彼女の笑顔を思いだし泣きたくなる 彼女の手が離れないよう彼女の手を握り続けるかぎり俺は彼女を守りたい 頼りないけど彼女を抱きしめてあげたい 彼女の悲しみが少しでもやらわぐなら 世界を敵に回しても構わない 彼女をとても好きだ
[これからの予定]
走る
9/20 1:51
∮瀧ひなた
女性 21歳 栃木
闇
僕は
還りたい
母なる
空へ
僕は
消えたい
母なる
大地へ
早く
逝けたら
いいのに…
死を
待たず
自らのチカラで
絶てたら
いいのに…
そんな
強さも
持っていない
悔しい
苦しい
ツラい
誰か
僕を
救って
この
苦しみから
闇が
また来た
暗い
怖い
苦しい
闇…
母なる大地
母なる空へ
還りたい
[これからの予定]
泣く
9/20 1:17