╋ 蒼過ぎる水溜り ╋
過去ログ82
2004/9/11 22:10
名:瑠璃女性
はるかあのおかをこえて うみのみえるまちへ あめをぬけて にじをめざし あるいていこう ほら きみがてをふっている
9/11 22:10
名:ごまゴーヤの詩「ゴーヤが泣くので、三日月の夜にこいびとと語り合うのは禁止です。」
牧師の庭に貼り出された注意書きを、子供たちがうっかりはがしてしまった。
だから、いなくなったあの二人はゴーヤの茂みに拐われたに違いないのです。
しかし、なに心配することはない。
双子のゴーヤが生まれたら、それをコウノトリに抱かせて眠らせなさい。
そうしたら、その夢の中から二人はもう一度生まれてきますから。
9/11 10:29
名:RAMBLE男性
言葉青い水は水たまり
すくう水は蒼く 遠く澄んでる 空だけ黒く かくも鋭く
増える水かさ 青い泉は ここから遥か 濁らない今
十年後、青い水は池になる
十年後、青い水は沼になる
十年後、青い水は溢れ出す
そして十年経ったあの日に、泉は蓋で閉じられて、青い水は押さえられた
十年後、青い水は減っていく
十年後、青い水は消えていく
十年後、その身を残して泉は無くなった
9/11 7:02
名:欠片『海原に出かけよう』君が
歌い方を忘れてしまったなら
海原に出かけよう
思い悩むのは止めて
海原に出かけよう
素晴らしい広がり
千億の生物
君もその一種となり
自然の恵みを
そして嵐を
甘受するんだ
さぁ、心を解き放ち
君の中から沸き上がるものを
歌ってごらん
9/10 22:45
HP
名:蒼井たっく僕のすべて。きみを想うと
こころが暖かくなる
きみを想うと
自然と笑顔が溢れる
たとえこれが
叶わない恋でも
きみを想う気持ちは
変わらないよ
きみを想うことが
僕のすべてだから
9/10 8:11
HP
名:栞女性
針無常に過ぎる時間。
針は音を立てながら
僕の気持ちも知らずに進んで行く
真っ暗な空間
僕を照らすは
針の様な三日月で
二つの針が出逢った
こんな夜は
針が交差する様に
僕に突き刺さる
人が僕を見据える瞳は凍えるような
鋭い針の瞳
…軽蔑?…
いろんな針が
音を立てずに
グサリと僕に刺さります。
針の柵は
僕の自由を奪い
君との距離を遠ざける
針は
冷たく僕の前に
立ちはだかるのです
9/9 18:13