╋ 蒼過ぎる水溜り ╋
過去ログ94
2004/10/6 14:15
名:みちる決して叶うはずのない思いを
わたしが持ち続けているのは、
どこか
彼のやさしさに
期待してしまったからだ。
味を占めたら
後戻りはもうできない。
はにかんで見せた
あの顔が忘れられなくて苦しい。
くしゃって笑った
あの横顔が忘れられなくて苦しい。
ああ、
今のわたしがそうであるように、
彼の頭がわたしでいっぱいになればいい。
10/6 14:15
名:If風安らぎに満ちた
形無き…
時に
優しく包み
時に
激しく荒れ狂う
されど美しく
又
愛しい風よ
何処までも自由で
縛られる事の無く
全てに囚われず
果て無き旅路を
10/6 2:33
名:ハレ男性
好きだからあなたの隣には常に僕の見知らぬ誰かが居て あなたの瞳には常に僕という存在は映ってない 決して仲が良くないワケじゃない… むしろイイ方だろう… だから余計に悲しくて、切なくて…
あなたが大切に思う人の一番になりたくて 何をすればあなたは僕の処へ?何をしても来てくれないコトは分かっている。。だったら僕はあなたの幸せな笑顔を見守ろう… それであなたが幸せなら僕もそれで幸せだから…
10/5 22:37
名:Lyrica女性
銀色ジゴロ遠退いた足音
呼び起こすのは
あの喪失感
暗闇が緩やかに
その濃度を増して
あなたに影が落ち
睫毛の先から
灰色になっていく様を
目を逸らしていても
感じながら
白かった頬を
覆うのは
疑問と虚無
入り混じるのは
錆びた真実
その手の中に
握り締めていた
極彩色の未来はもう
失われてしまったの?
胸を過る最悪の結末
打ち消したのも不安
紡がれた言葉に
突き刺さったナイフ
壁に留められた
招待状
脆弱な魂を曝け出し
アナタに縋ろうとする
たくさんの腕
容赦なく殺すアナタは
その骸に
神々しいまでの
慈悲を
賛美の声には
愛を
アナタ自身
いつ切れるとも知れない
細く白い蜘蛛の糸に
掴まりながら
不敵な笑みを浮かべて
差し出す手
握られた銃をコチラに
向けたまま
引き金には常に
指をかけて
アタシが欲しくなると
笑ってブッぱなしてくれる
打ち抜かれた心臓
一瞬の強い衝撃は
トキメキとなって
アタシに刹那の
痛みを残すケレド
すぐ癒えるのよ
甘い甘い殺意
余韻に浸り
アナタの見せる夢に
オンナのアタシは
魅入ってしまう
それなのに
あんなにも
近くにいたアナタと
伴にあった羨望も
今では
こんなにも
遠く・・・・・
アナタの残した
たったヒトツの
手がかりは
壁のナイフと招待状
開く勇気もなくて
辿り着いたアナタから
その輝きが
失われてはイナイかと
想えば想うほどに
頼りない月明かりの下
アナタを想うしか
出来ないアタシを
どうか
見つけて×××
10/5 9:58
HP
名:If雫今
滴り落ちる
雫よ
そのはかなげな音は
私の心か
世界と共に謡う程に
私は病んで居るのか
恐れる事無く
揺るがぬ思いを刻み
日々の記憶を
日々の価値を
日々の意味を
深く感謝し
迷う事無く
罪を背負い
新たなる静寂を求めよう
10/5 7:12
名:ナカムラフリージィワルツあたし
生まれてこの方
ダンスと云うものに
縁が御座いません
そりゃァ
あたしも女で御座いますからねェ
巷で流行りのワルツとやら
踊ってみたいンですよう
疾うに動きやしねェこのぽんこつの爪先で
リズムなんぞを軽やかに
ちっぽけで馬鹿げた望みで御座いましょう?
奇麗で若いお嬢さんたち
哀れんで下さいな
このからだ、あと三月
他愛ない願いですよう
存外可愛い女でしょう?
不様に這いずる椅子の上
生きた証が欲しかっただけで御座います
手足の動かぬ凍れる踊り子
中々粋でごさいましょう?
10/5 0:55