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Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ949 2005/11/15 18:34

搭木
「変包」
生き物の鎧が
私の躯を包む

肌や感覚全て
侵食してゆく

私と云う名の
存在も此の儘

埋められ別の
存在と成れば

今抱いた心も
別のものへと

変わるのだろうか
11/15 18:34
HP

痘D里
走者
黒いコートの男が嘲る

「お前は醜い、醜い」

絵画に生きる羊は
青白く朗らかに
見えるだろう

でもよく見てみろ
足は泥にまみれ
毛皮は埃芥の棲み家
臓器は異臭を放つ

お前は知っているのか
血なまぐさい花たちの園を

彼女等は互いの刄で
見苦しい争いに耽る

ほらまた
その肌は血を吹いたろう
赤は赤に染められ
ぬらぬら光る
永遠に乾くことはない

お前が望む世界は
どんな世界だい

消えることを
願っているのは
いつの日からだい

愛しているとつぶやいて
空に手を伸ばしたろう
お前の手は
そのまま何も掴めずに
力なく下ろされた

暗闇を走ることは
容易い
少なくとも
あの赤い赤い花園よりは

お前の肌が
血を吹いたときには
誰かがその血を
舐めとるだろう

やがて
赤い花は黒い花になり
その首を
もったいをつけて
大地に吸い込ませる


「生きろ」

お前は大丈夫だ
11/15 18:11
HP

唐ワさ
女性
真実
嗚呼
もう何も聞きたくない
あんた達の言葉は既に雑音になっている

太陽の光がやたら眩しすぎて
目を突き刺されているようだ
空の碧さが憎い

日本が世界に誇る乗り物
そいつらが吐き出す空気の汚いこと

むせっていたら
変な顔の女が怪訝そうな顔をする
厚化粧のあんたを見て
こっちが怪訝そうな顔をしたくなる

雑音も
太陽の光も
碧い空も
厚化粧の女も
すべて真実か
[これからの予定]
ゲーム♪
11/15 16:44

梼蓮
女性 14歳 愛知
幻想世界
夢や理想なんて幻想
とうの昔に見飽きた…

幼い頃
嫌なぐらいに見すぎた
夢のカケラと
こうしてまた巡り合えた
忘れていた魂…


思い出すのは儚い夢ばかり
泣いて怒って
それでも周りに支えられながら笑っていた

「ねぇ 本当は知ってるんだろ?」
俺が今でも笑顔を望んでいる事を

幼い頃の感情を忘れずに
大人になりたかった…
汚れなき無垢な心は大人になる途中の道に置いてきた

「俺はこんな人生望んじゃいない」
本当はわかってたんだろ?
俺にとって何が幸せか何を求めていたのか…


「これが運命なら受け入れてやるよ」
いつか本当の幸せに出会うまで運命と戦い続けてやる
[これからの予定]
詩を書く
11/15 16:12
HP

棟t紫苑
男性 22歳
日記
圧倒的な青を
誇っていた空も
気が付けば
破裂したように
一気に赤が広がっている

山の向こうに
沈んでいく太陽を
草花や木々たちと
一緒に見送る

小鳥たちが
一日の終わりを歌う
普段見ている
街の夕暮れとは一味違う

優しくて
心地好くて
切なくて

もうじき沈む太陽に
大きく手を振って
さよならを告げる

そして僕は
愛する家族の元へと
家路を急ぐ
11/15 14:43

唐ソはる
女性 25歳 東京

ただ
ひたすらに
あなたに抱かれて居たかった

全てを消してしまうまで
あなたの腕の中
眠りについてみたかった

二人の吐息
溶け合う程に
囁きあってみたかった
11/15 14:32

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