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Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ960 2005/11/21 22:33

的CE
女性
刹那
葉の上の露が
身体を揺らし

笑いながら
乾くのを待つ

唯美しく輝ける刻を
俯いて過ごさぬ様

段々と白く
移ろい往く

黄金色の
冬の朝日を浴びつつ
[これからの予定]
酔いを覚まして睡眠。
11/21 22:33
HP


男性 29歳 愛知
diary
6才の少年を思い浮かべる
サイズの合わない靴と
丈が少し足りないズボン
シャツはなで肩に辛うじて引っかかる有り様で
髪は寝癖に従順

それが僕だった

1人にされるのが嫌いで1人になるのが好きで

誰とも分かち合えない孤独を誇らしく思った

二十数年が過ぎ
僕は教壇に立っている
見渡せばあの日々の僕が分割されて散らばって

共感を嬉しく思いながら
彼らが共感を嬉しく思っていないことも分かる

同じ空気を共有できるにはあと二十年いるんだろう

伝わるまでに二十年いることを知っていながら語りかけるのは
二十年前に聞いた言葉

大人になれたのかもしれない
[これからの予定]
宿題
11/21 20:10

搭木
「綻貌」
久方振りに見た
貌に表情綻んだ

異形と呼ばれて
蔑まれていた躯

化け物なのだと
自嘲していた君

然れど其の性格
純粋過ぎるほど

傷付きやすくて
繊細だと自分は

理解しているし
蔑んだりしない

込み上げるのは
擽ったい懐古で

思わず時を忘れたよ
11/21 17:38
HP

唐j
男性 29歳 東京
感謝
両親のおかげで

家事の全般がそつなくこなせてしまう

炊事洗濯掃除と

仕事で疲れていても

なんとなくできてしまう

独りで生活するには充分なスキル

両親さま
あなたがたのおかげで

独りでやれています

ありがとう
11/21 16:58

悼タ代
     K
 今日は雨の日のきみ

昨日は晴れた日のきみを

    想った

  出会ったときから
 離れたあのときまでが
 一コマ一コマ描かれてゆく

    頭の中

大きな大きなスクリーンには

 きみとわたしの物語
[これからの予定]
泣きたいヽ(´ー`*)
11/21 1:16

棟t紫苑
男性 22歳
光の河
ポケットに手を入れて
震えながら
夜道をとぼとぼと
一人歩く

空は木漏れ日を映した
水面のような
輝きが遠くまで
続いている

数多の星が点在していて
見上げた顔が
思わず綻ぶ

邪な気持ちは
夜空に吸い込まれ
寒さも忘れ
ただ食い入るように
輝くそれを見つめる

家に帰ったら
もう一度見よう
温かいコーヒーでも
飲みながら
11/21 0:24

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