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Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ966 2005/11/24 20:26

投義
男性 29歳 東京
輪廻
この居心地のいい場所は

まるで
前世からの輪廻でもあるかのよう

何か妙に落ち着くこの感じ

誰かと似てはいても

きっと

誰にも理解はされない

誰かに同情はされても

きっと

誰にも救えない
11/24 20:26

唐「ろは
女性
かつての図書室
ふゆの夕暮れ

日ざしも 寒さに勝てず
やわらかで


どこよりもあんぜんに隔離された部屋のなか


窓のそとから
とぎれとぎれにきこえる
校庭で はしゃぐ声


ヒーターのまわる かすかな振動と
ページをめくる音
ときおり 耳にとどく


背表紙にも威厳のある
図鑑の棚

奥にすすむと
ものがたりの主人公みたいに
異世界に迷い込んだよう

放課後 という

今からおもえば素敵な響きの
じかんのなか

図書室は
そっと わたしを受け入れていた
[これからの予定]
テレビ見よかな
11/24 20:05

搭木
「再燼」
憤りや憎しみを
浮かべるよりも

酷く哀しかった

如何して過ちを
繰り返すのだと

再び泣くのかと

刹那の感情の為
突き出した力は

救う為にならず

寧ろ全て滅ぼし
孤独に涙すると

何故分からない

自分が昔狂って
灰燼帰した悲劇

二度と再現させないで
11/24 19:15
HP

塔ジナ
男性 18歳
名の木
重ねた悲しい日々も

いつか黄金になると

ひたすら信じている

この痛みをこらえて
11/24 18:06

灯瀦E
男性
天狼
銀に煌めく此の牙は

私を万物の王足らしめたが

晃々と輝くあの月には

既の処で届かない


大地を揺るがす此の慟哭も

地平の彼方まで轟くが

燦々と嗤う星々には

虚しい程に響かない


悲嘆に暮れる此の泪は

静寂に満ちた水面に映る

無限の闇夜に寥々と溶ける
[これからの予定]
とりあえず一服
11/24 16:36

鄭ge
女性 17歳 埼玉
11月下旬の
ココア党の君が今朝だけ

微糖のBOSSを飲んでる理由を

聞くほどの勇気もないんだ

こんな些細な弱さに気付く

冬の教室 静かに寒く

卒業間近のこの場所で

私たちはまた少し大人になる
11/24 13:53
HP

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