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Ψ 言霊の宿木 Ψ
過去ログ994
2005/12/10 13:38
搭木「周居」唯生きてゆく事に
必死だったあの頃
目の前の生に縋り
道選ぶ余裕は無く
忠義の一欠片すら
覚えぬ強制の辿り
今も時々人として
扱われぬ時もある
然れど昔と違って
名を呼んでくれる
者達が周りに沢山
居るから己もまた
人として笑う事出来る
12/10 13:38
HP
桃リ緒三日月灰色の空にはいつの間にか三日月が顔を出していた
三日月はなんだか頼りげなく浮かんでるように見える
気のせいだよね…
ブランコに乗っている僕の瞳に涙が溢れているから
たまたまそう見えるのかもしれない
辛いことがあったわけでもないのに
涙が溢れてくる
ブランコ勢いよくこいで
君のいる場所に少しでも近付けたら
なんて夢みたいな話だけど
三日月が今にも手の届きそうな場所にあるから
そう思ってしまうのかな…
もし三日月に飛んで行けたら
二人乗りのブランコ作って
君と揺れていたい
12/10 8:33
HP
祷T少年男性 26歳 東京
神の指長く伸びた髭を吸わせ
笑ったままの彫像
手に付いたヨゴレは
落ちずに居座る
何に唾を吐きかけ
罪に犯され続ける
匂いの浅い麻の香り
樹脂の恵みに恥をかかせ
正義に吊された意思を断つ
今の一時を…
針にも満たない
甘えの毒を病魔に摘まれ
降り立つことを拒む神
救われない愛に
責任を問われ
ひたすら拝むその姿は
やりきれない怒りを
水を使って流し込む
夢に着ていく服を選ぶ君達
[これからの予定]
寒さを部屋に入れて上げる
12/10 2:44
HP
塔nチ女性 20歳 神奈川
奥の声大きな声で叫んでも
メガホンを使っても
マイクを使っても
伝えることは
難しい
あなたは気づいていますか
あなたは聞こえていますか
それでも
伝えることを諦めないのは
あなたのことが
大好きだから
12/10 1:55
灯マ悩花火線路は続くよぽっぽっぽっ
坊やの白い息
まるで蒸気機関車
ひゅんひゅん
坊やは風を切る
真っ赤なほっぺた
坊主
もうすぐ
クリスマスだな!
12/9 23:49
塔ジナ男性 18歳
cage長い夢を
見ている
こわい夢
うまく歩けなくて
うまく立てなくて
それでも
『弱くなる必要なんて
どこにある?』
と、
何度も何度も思った
正しいとも思った
不意に
泣きだしたくても
堪えて
脆さを隠した
貴女も
こんな気持ちですか?
私は今、檻にいる
それでも
無限の眠りにだけは
堕ちないように
貴女の名前を
繰り返している
心寒くて
寂しい夜
貴女の名前を
強く抱いている
そしてまた長い夢へ
貴女の名前を
貴女のなまえを
あなたのなまえを
ずっと
[これからの予定]
詩づくりします
12/9 19:58