ゲスとブック(気軽に書いてね)

過去ログ62 2005/7/30 13:23

▼かささぎ
♂ 香川
僕は2度、入院しました。どちらもODでまだ意識もままならないとき、主治医のほぼゴリ押しでの入院でした。精神病院入院という劣等感にまず襲われました。「オレはもうダメ人間じゃないか」と。でも何日か経ってからふと見た夕日。夕日なんか今さら使い古されてるし、普段なら気にもならなんだけど、なぜか涙がでてきた。あとからあとから溢れてきてベッドにうつぶせになってずっと泣いた。そのときやっと「生きたい」と思えた。入院することはつまり「ゆっくり考える」ことなんだと思います。僕は入院してぐしゃぐしゃに絡まった糸がほぐれた気がします。退院はちょうど2年前、問題はまだまだあるけれど今日の夕食はお気に入りの洋食屋でオムライスと決めてます。なんといってもゴハンがおいしいと感じられるのも幸せのひとつだと思います。ほくほく。カウンセリングは手段のひとつです。最終的にどうしたいかはあなたが決断していいことだし、おそらくもう気づいてるんじゃないですか?どんな選択をしても、あなたを理解してくれる人は必ずいます!必ず必ずいます。どうか自暴自棄にならず、ゆっくりゆっくり考えてください。
7/30

▼かりん
『自ら死を選ぶ人間はどうしようもなくバカだ。』
さくらさん、私の選択肢に「死」が追加されたのではなくもともと存在するんです。さくらさんはなぜ「生きてきたい」と強く思うことができるんですか?
弱虫ですみません。よきアドバイスを…
7/30

▼かりん
悲しくて苦しくてしかたがないのです。カフカさんみたいに砂嵐を想像するほどひどくはないけど、出口のないトンネルには間違いない。一本道だったから避けて通ることができなかった。
昨日、カウンセリング受けて入院したら?って言われたんだよね。外界と一度切り離しが必要だって。そんな状況の方いたらよきアドバイスをください。
そして腕を流れ落ちていく血をみていると泣けない涙の代わりのようで‥。
7/30

▼カフカ
♂ 東京
そしてその砂嵐が終わったとき、どうやって自分がそいつをくぐり抜けて生きのびることができたのか、君にはよく理解できないはずだ。いやほんとうにそいつが去ってしまったのかどうかも確かじゃないはずだ。でもひとつだけはっきりしていることがある。その嵐から出てきた君は、そこに足を踏みいれたときの君じゃないっていうことだ。
そう、それが砂嵐というものの意味なんだ。
なんだかおとぎ話みたいに聞こえるかもしれない。でもそれはおとぎ話じゃない。どんな意味あいにおいても。
7/30

▼カフカ
♂ 東京
そしてもちろん、君はじっさいにそいつをくぐり抜けることになる。そのはげしい砂嵐を。形而上的で象徴的な砂嵐を。でも形而上的で象徴的でありながら、同時にそいつは千の剃刀のようにするどく生身を切り裂くんだ。何人もの人たちがそこで血を流し、君自身もまた血を流すだろう。温かくて赤い血だ。君は両手にその血を受けるだろう。それは君の血でもあり、ほかの人たちの血でもある。
7/30

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