網上会話的山田章博

過去ログ14 2022/5/3 7:22

▼初音むつな
久しぶりにネットをさまよっていたところ、海賊商品(?)を発見。単行本「人魚變生」のカバー絵を使用したZIPPO。よくできてますが、たぶんこれは買うたらあきまへん(^^;;)

HP

▼初音むつな
唐突ですが、なんとなく検索していたら、1982年7月に「第1回 ファンタスティック・カーニバル」が開催された京都・河原町ボックスビル4F「ビッグバン」に行き当たりました。「ボックスビル」じゃなくて、「VOXビル」という表記だったんですね。「ビッグバン」はその後「十八番(BIG BANG)」に名称が変わり、2017年には「京都十八番」として中京区大黒町に移転。2020年4月に閉店となったようです。(さすがに何を調べてるんだろう…とは思いますが、一応記録として(^^;))

HP

▼初音むつな
第59回日本SF大会「F-CON」公式サイトのトップ画像がリニューアルされて、「プログレスリポート」Vol.009の表紙絵が大々的に飾られるようになっていました。キーヴィジュアルに昇格(?)ですね(^^)/

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▼初音むつな
さて4月25日付で、ようやく「十二」30周年関連のビッグニュースが! 5月25日発売の「芸術新潮」2022年6月号の特集は、題して「『十二国記』絵師 山田章博の世界」。雑誌表紙も山田センセの描き下ろしが予定されているようです。「芸術新潮」の特集記事は、毎号80ページ程度というかなりのボリュームのもの。いかなる記事が掲載されるのか、わくわくしながら待ちたいと思います(^^)/

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▼初音むつな
「『ギア』10周年記念展」の情報、まだ要確認の事項もあるのですが、とりあえずまとめてみましたので、ご確認いただければ(^^;)

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▼初音むつな
京都から戻りました。
4/19〜4/24開催だった「『ギア』10周年記念展」、舞台「ギア-GEAR-」関連が17点、「五色の輪舞」が34点、合計51点という超豪華な原画展になっていました。「五色の輪舞」は、なんと絵本に使用された全点が公開されていました(^^)/
目玉は、今回が初公開となった1点。おそらく「垂れ幕」用に描かれたものの、使われなかったのかな?というイラストで、タテに長いちょっと変わった1枚でした。ちょっと無理してでも足を運んでよかったです(^^;)
細々した情報はまた後日あらためて。


▼砥部粧
GEARキャストカードセット表紙ロゴ、あ、原画展に展示してあるのね。これかあ。確かに、というか、このロゴ、キャストカードオリジナルでしたっけ?GEARの初出もきちんとしないと、とは思うし、以前初音さんにもらった気もしますが、如何せん、中々手が回らなくて、どんどん時間が経過していく。

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▼砥部粧
初音むつなさん、3度いらっしゃいませ。
千葉ともこ先生「戴天」「震雷の人」、情報ありがとうございます。もう今年も半ばですが、やっと世に出ますね。まあ、先生ご自身は馬車馬ののように仕事をなさってることと思いますが。如何せん、銭になるまで時間がかかり過ぎるっ!これを以て「筆が遅い」と世間では言うと思うんですが、このコメントで過去にかなりお叱りを受けましたよねー、間違ってないじゃん。
GEARキャストカードセット表紙ロゴ情報、有難うございます。新作ってことですか?
GEARモスクワ追加情報、有難うございます。ツイッター、お目当ての情報捜すのにはめんどくさー。Yep Mさんにも感謝です。やっぱりおられたんですね、ディープにモスクワまで出向いたGEARファンのヒト。

砥部こめ。
1994年年代順を全面更新完了しました。今回も魔法使いの弟子の見習い書記官さんの目録に助けられながら。どっちかオリジナルなんだか…。

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▼初音むつな
なおモスクワ公演の方は、同じ方が紙吹雪のtweetの後のほうで「パンフレット」や会場の様子(?)もアップしてらっしゃいますので、そちらもご確認くださいませ(^^;)


▼初音むつな
開催中の「『ギア』10周年記念展」の方は、なんでも写真取り放題らしく、「え?本当に??」と困惑しつつ、なんとか京都へたどり着けるように念じているところです(秋に行こうと思い立った時は前日にダメになったので、実際に京都三条に立つまでは安心できないのでした(^^;;))
ちなみに「同時代ギャラリー」さんが展示の様子を少し紹介してくれているのですが、これまで明示のなかった「キャストカードセット」の表紙のロゴも山田センセの作である事が確定しました。怪しいとは思っていたので、「やっぱりかー!」という感じではあるのですが、ともかく胸のつかえがひとつとれてヨカッタです(^^;)

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▼初音むつな
「公式」、4月21日付で更新されていました。そして待ちに待った今年の初荷が、ついにお目見えです(^^)/5月10日発売の文藝春秋社の単行本・千葉ともこ「戴天」の装画を山田センセが担当。イラストはすでに公開されています。唐代の中国が舞台の歴史小説との事で、楽しみですね。
続けて、同じ千葉ともこさんの、こちらは安史の乱の頃を舞台にした大河武侠小説「震雷の人」の文春文庫版の装画も、山田センセが担当されるとの事。5月の「戴天」に続いて6月7日発売予定だそうで、こちらも楽しみです(^^)/

HP

▼砥部粧
初音むつなさん、23度いらっしゃいませ。
今度こそ、高知レポート、お疲れさまでございました。そこも掘るんですね、というところですか。
アステリアの翼情報、有難うございます。ちゃんとわかる形で世に出ることを祈ります。
GEAR10周年関連情報、有難うございます。原画展と聞いても動かなくなって早20年?そこまでいかないか。良き収穫がありますよーに。今ブラックに旬なモスクワ情報!このヒト、もっとつつけませんかね。あ、でも山田モノはなかったと思ってらしたんじゃ駄目か。
公式桜写真情報、有難うございます。近場ですね、矢鱈と。

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▼初音むつな
といった話で賑わっていましたら、なんとモスクワ公演の紙吹雪を見せていただけてしまいました。Ver3.00のイメージイラストが使われていたんですねえ(^^;)

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▼初音むつな
山田絵とは直接関係ありませんが、「1928ビル」地下1階のカフェ「アンデパンダン」(現在の運営は同時代ギャラリーのようです)では、4月18日からはコラボドリンクの販売も。あ、これチラシは一応関連グッズですね(^^;)

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▼初音むつな
「『ギア』10周年記念展」短信その3。初日の会場内の様子。Ver4.00のキャラクターイメージイラストのカットアウトパネルが各所に配置されているほか、「五色の輪舞」(これは原画っぽい展示ではないので、複製原画だと思いますが)も展示されているようです。

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▼初音むつな
「『ギア』10周年記念展」の短信その2。4月19日朝の会場入口へのアプローチの様子。

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▼初音むつな
京都・三条御幸町「1928ビル」同時代ギャラリーでの「『ギア』10周年記念展」、4月19日付で無事に開幕したようです。スタッフの方による写真がいくつか見られましたのでご紹介。ひとつめは開幕前日の様子。場所は入口付近のようです。

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▼初音むつな
4月12日付で、「十二」新グッズが新潮ショップさんに。今回は「ダイカットステッカー」が登場です。イベント先行販売されたグッズは、これで全部通販で買える状態になりましたね(^^)/

さて30周年記念の期間は残り半年ほどですが、告知されている3冊(短編集・画集・ガイドブック)についてはその後音沙汰なし。期間中にガイドブックぐらいは出るといいんですけど、果たして。。。(^^;)

HP

▼初音むつな
「GEAR」関連情報
その3)「『ギア』10周年記念展」開催!
会期:4月19日(火)〜4月24日(日)
場所:「1929ビル」2階「同時代ギャラリー」

パネル展示のほか、山田センセの原画の展示もあるようです(^^)/
(京都に行く理由ができてしまった・・・(^^;))

HP

▼初音むつな
「GEAR」関連情報
その2)「ハグルマ商店」で買った時の袋が10周年バージョンに(なっているようです)。黄色(ハグルマドール)→白(Ver4キャラクターイメージイラスト)に。

HP

▼初音むつな
「GEAR」関連の情報がいくつか。
その1)「三条駅」の広告看板がリニューアルされて10周年バージョンに。

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▼初音むつな
京都ギアの方では、「ギフトチケット」のデザインが4月9日から10周年特別版に。なかなかよいパッケージですね(^^)

HP

▼初音むつな
4月9日までに「公式」TOP画像更新されていました。2019年以来3年ぶりとなる、山田センセの手になる「桜」写真です! どれもよいですが、初音的には特に1点目と5点目の構図が好みです(^^)/


▼初音むつな
なお「アステリアの翼」のメインのキャラクターデザイン&美術(コンセプトデザイン)を担当するShuzilow.HA先生のつぶやきを確認すると、助っ人としてある方が参加する事が決まったとおっしゃっているのは、2021年9月30日のこと。開発に時間のかかるゲーム関連なので、しばらく前に描かれたのかと思いきや、ここ半年ぐらいの間で描かれた最新作が使用されるようですね。
発売日はまだ不明ですが、楽しみに待ちたいと思います(^^)/


▼初音むつな
「アステリアの翼」、ティザートレイラーが4月4日付でYoutubeで公開されていました。今作での山田センセの肩書きは、「ゲストデザイナー」という事になるようです(^^;)

HP

▼初音むつな
あ、そうそう、京都の「GEAR」ですが、4月2日から座席に置かれる当日パンフレットがリニューアルされたようです。カラーになって、Ver3.00のドールが表紙を飾っていますね(^^)/

HP

▼初音むつな
高知巡礼余話(その3)

さて最後は余話も余話。高知滞在中に立ち寄った古書店で何かないかと探したところ、「おぼろ雑想帖 解題」で山田センセが郷土資料館で読んだと記す民間伝承の「夜雀」、その妖怪話が掲載された本を見つけました。市原麟一郎「土佐の妖怪」(一声社/1977年刊)がそれ。「夜雀の話」は同書の「道に出る妖しの巻」の中に納められています。読んでみれば、内容的にはまあ他愛のない話だったんですが、「原話はどのようなものだったのかしらん?」と常々思っていたので、嬉しい発見でした(^^;)
なお、同書は「土佐民話の会」の機関誌「土佐の民話」(月刊)に掲載されたものから編まれたものとの事で、山田センセが郷土資料館で手にしたのは、年代的にもこの「土佐の民話」の方だと思われます。「オーテピア」で掲載号を探そうとしてみたんですが、時間切れのため断念。また次の機会があれば、探してみたいと思います。

と、長々と書き込んでしまいましたが、高知報告はここまで。楽しさ余って散々に書き散らしてしまい、申し訳ありませんでした(^^;)


▼初音むつな
高知巡礼余話(その2)

そんなこんなで調べ物ばかりしていて、今回の高知では観光らしい観光もできなかったわけですが、どうにか1ヶ所だけ足を運ぶ事ができました。
場所は、潮江天満宮(うしおえてんまんぐう)。天神町の名の由来になった、筆山と鏡川に挟まれた所にある神社です。初詣では例年20万人近い参拝者を集めるとの事で、境内はなかなかの広さ。江戸末期の嘉永6年(1853年)に造営されたという楼門や、名匠島村安孝(三四郎)の手になるというその彫刻が実に見事です。
さてこの潮江天満宮、実は「ひさうちみちお&やまだあきひろ」収録の「山田章博少年のヰタセクスアリス」に登場する、山田少年が小学校一年の時分に近所の子供達と寄り集まっては隠れんぼなどをして遊び暮らしたという、あの神社なのでした。いやはや、山田センセ、なかなか凄いものに囲まれて育まれてらしたんですねえ。今回ようやくたどりつけたというのに、初音は頭上の躍動的な彫刻群に見とれてしまい、山田少年が見つけたという楼門の美女は探しはぐれてしまいました(^^;)
ちなみに「OUT」1993年10月号の「Scrap Voice」で、時代物や講談物に対する山田センセなりの解釈を育んだ一要因として取り上げられていた、小さい頃、天神祭の宵宮で見たという村芝居。その天神祭の現場もまた、この潮江天満宮なのでありました。

なお「えけれしゃ」のインタビューにあった、中学生の頃に毎月通ったというプラネタリウムについての調べも少し進みまして、これは1966年(昭和41年)3月〜5月に開催された「南国産業科学大博覧会(南国博)」で鏡川沿い(潮江天満宮のお隣の敷地です)の第4会場に設置されたもので、博覧会終了後も「こどもの国」として運営が続けられていたものだそうです。山田センセが高校2年生だった昭和49年(1974年)3月で営業を終了し、跡地は高知市総合運動場に。「南国博」の当時、山田センセは小4〜小5というあたりだったと思われますが、結構盛大なイベントだったようなので、多感な時期の山田センセがどんな印象をお持ちになったのか、いつか機会があれば伺ってみたいですね(^^;)
(*HPのURLは、プラネタリウムの建物の写真が出てくる、高知放送の番組アーカイブです。)

HP

▼初音むつな
などとのんびりやっていたら、新作情報きました(^^)/
4月3日にYoutube上で開催されたシューティングゲームの祭典「シュー大祭」にて発表あり。2022年発売予定、PIXCEL(ピクセル)制作の「アステリアの翼」(横スクロールシューティングゲーム/Nintendo Switchなど対応)の敵キャラクターデザインを、山田センセが担当されている模様です。
同作は当初2021年発売予定で、Shuzilow.HA先生がキャラクターデザインなどを担当する事が発表されていましたが、山田センセもお仕事されているというのは、これが初報。ギリシア神話モチーフのシューティングゲームという事で、果たしてどんな敵キャラクターが描かれているのか、たいへん楽しみです(^^)/
(HPのURLは、2020年6月にゲーム開発が発表された際のファミ通の記事です。)

HP

▼初音むつな
ページを先に進んで「活躍する卒業生」のコーナーでは、美術・芸術系の卒業生6名のうちのおひとりとしてピックアップされていました。P66下段に掲載されているイラストは、2009年2月頃に「公式」のTOP画像として使われていたドワーフのイラスト。おそらく自画像なんですが、いつ見ても素敵な1枚ですね。
直接山田センセ関連なのはその2点だけですが、資料ページでは山田センセ在校当時の校舎配置図が見られたり、入学式・卒業式の日付が判明したり。しかしそこまでいくとあまりにマニアックなので、割愛いたします(^^;)

なお、高知西高の60周年記念誌も拝見したのですが、こちらは高知西高校の校名保存運動に多くのページが割かれた1冊で、山田センセのお名前などは登場しません。実は高知南高校との併合により、高知西高校は今年度(令和4年度)の卒業生を最後に統合・閉校となるのでした。


▼初音むつな
高知巡礼余話(その1)

さて高知滞在中ほとんどの時間をまんが館で費やした初音でしたが、一応他にも探索をして参りました。
一つ目は、2018年に高知城近くに開館した「オーテピア」の「オーテピア高知図書館」。他県でいうところの県立図書館に当たります。3階の「高知資料コーナー」を眺めることしばし。お目当ての1冊が見つかりました(^^)/
「創立50周年記念誌 高知県立高知西高等学校」がそれ。発行日は平成20年2月29日です。どこの学校にもある周年記念誌ですが、この1冊は実は山田センセの関連資料でもあります。
まず、「歴史」と題された学校略史のコーナーの「昭和43年〜52年」の中に、山田センセの寄稿文が。P37の下段にある「平々凡々」と題された一文がそれです。短いながらも山田センセ(16期生)の高校時代のエピソードが活写され、現役生へのエールともなるなかなかの名文。
高校2年生の頃に、正式なクラブではないものの小さな愛好会が出来た事、またその2年生の時の文化祭で、顧問の先生が展示用に漫画家に依頼して原稿を借りてくれた事、そこでプロの原稿をはじめて目の当たりにした際の感動が、そこには記されています。このあたり、これまで他で語られた事はない気がしますので、出身校の記念誌ならでは、という感じですね。しかし「山田章博が出来るまで」が書かれる事があれば、決して外すことのできないエピソードでありましょう(^^;)
ちなみに寄稿文に添えられた顔写真は、よく登場する「西遊記」攻略本のインタビューの時のものでした。

(つづきます)


▼初音むつな
京都の「GEAR−ギア−」、4月1日でついに10周年!でした。
京都初日公演を目撃した身としては、もちろんお祝いに駆けつけたかったのですが、高知の資料とどちらを選ぶかという、かなり難しい判断を迫られたのでありました。でもこういう「1年閉館するからその間は見られないよ」という締め切りでもないと、なかなか足を運べなかったでしょうし、なにより行ってみれば十数年来の疑問がいくつも氷解したので、後悔はしていませんです。はい。たぶん(^^;)
ちなみに滞在12時間というのは、1日目 9時間+2日目 3時間という感じで、特に1日目は開館から閉館までライブラリーの一角を占拠するというアヤシイ人になっていました。まんが館の皆様にはたいへんお世話になりましたm(_ _)m

「十二国」、昨年の9月から1年間の書店での一大キャンペーンのはずでしたが、缶バッジ以降はここまで半年音沙汰なし。さすがにちょっと拍子抜けですね。期間中に新刊が出ないなら出ないで仕方がないので、ともかく「書店向け」に何か繰り出していただきたいものです(−−;)


▼初音むつな
巻末のメンバー紹介では、山田センセは作品掲載順どおり6名の最後に登場。自画像カットでは、フーセンガムで顔を隠していらっしゃいます(^^;)内容的には、「そらのはて」のお話のあとには、なぜか10月30日深夜2時に飛行舎の面々が遭遇したという実話風怪談話が展開。語り口が実に巧みです。なお同じP109の下部には、この冊子を印刷した大友出版の広告が入っていて、印刷費を浮かすための経済大学らしい努力が垣間見えます。
P110の奥付には、刀を振りかぶった中華娘のカットを掲載。これも描き手が明記されていませんが、おそらく山田センセの手になるものかと。
裏表紙には、「Flight House Brand」の文字と飛行舎のエンブレムが真ん中にポツンと描かれていて、とってもお洒落です。これも山田センセが描いたものでしょう。

さてここまで確認した後に、どうしても気になる作品が。巻頭に配置された絵物語、「飛行少女」です。著者名はidiocy。他の6作品は著者がメンバー紹介に登場していますが、この人物は登場しません。ゲスト、あるいは飛行舎のメンバーでの合作という可能性も捨てきれないのですが、空に憧れ、空を翔びたくて仕方がなかったばかりに、ある犠牲と引き替えに翼を手に入れる少女の物語。その絵の描線は、ほぼ確実に山田センセのものです。ストーリーそのものも、「天国を見に行く」で描かれた「風になって」とかなり似たモチーフ。誰かが判定してくれるわけではありませんが、初音的にはもうこれは山田センセの作品と判断しておきたいと思います(^^;)
「飛行少女」は、文字通り空に憧れる少女の物語ですが、読み返すうち、その少女のある種愚かな行いには、そして墜落しようとも空に憧れることを止めないその想いには、大学の漫画倶楽部でまだ何者でもないまま、ただ漫画描きに憧れていただけだった彼、あるいは彼らの姿が仮託されているのではないか?と、想像していました。山田センセが、翼を得るために犠牲に差し出したものが何だったのか、ちょっと怖いですが、いつか機会があれば伺ってみたいかもしれません(^^;)

というわけで、まだ余録はあるのですが、高知・横山隆一記念まんが館での今回の調査報告はここまでとしたいと思います。なんだか20年ぶりぐらいの文章量になってしまいました。すみません(^^;)


▼初音むつな
表紙での誌名表記は、「ぱふ」掲載の通りイラストの上に「RAPPA/乱葉」、イラストの下に「HIKOHSHA漫画倶楽部2」と入っています。
P3の扉ページに添えられたイラストは、描き手が明記されていませんが、おそらく山田センセの手になるもの。円の中に薔薇と黒髪の裸婦が描かれた、とても芸術的で美しい1枚です。こちらでの誌名表記は「漫画倶楽部飛行舎作品集/−RAPPA−」。
P4〜5の見開きの目次は山田センセの手になるもので(これは目次ページに明記あり)、ここでは黒い服を身につけた女性の手のイラストが印象的です。ページの上の方から下ろされた手には、「Flight House Brand」の文字と飛行舎のエンブレムが描かれたカードが。そしてページの下の方で伸ばされた手の指先には、「MENU」と題された目次があります。その「MENU」のレタリングなども手が込んでいるのですが、女性の手やカードが実に緻密な描線で描かれていて、前年に刊行された創刊号からの1年半の長足の進歩ぶりに、ただただ驚嘆するばかりです。
P6には特にタイトルはないのですが、この号の編集を担当した浜田さんによる巻頭のことばが掲載されています。この巻頭言の上部には、やはり描き手が明記されていませんが、おそらく山田センセの手によるものと思われるイラストが。楕円の中に、合掌する中華風の天女が描かれています。こちらも緻密な描線ですが、ウィンクする様子がとってもお茶目で可愛らしい1点です。
本編は、漫画と絵物語が計7作品掲載。ももんがあさんの「峠にて」には1コマ明らかに描線の違う場面があり、もしかしたら山田センセが手伝ったりしたのかも、と想像してみたりしました(違ったらすみません(^^;))。
P87-106には山田センセの「そらのはて」を掲載。後に再録された「山田章博探検隊」Vol.2掲載のものと特に違いはなさそうだったので、ひと安心。巻末の「メンバー紹介」での記述によると、「そらのはて」は、「去年の一日に描いた十五頁物を描き直したもの」で、その十五頁物は「某少女雑誌に投稿」されていたようです(ちなみに「去年の一日」というのは変な表現なので、たぶん「去年の一月」の誤記じゃないかと思われます(^^;))。

(つづきます)


▼初音むつな
まんが館閲覧記録のトリを飾るのは、「乱葉」2号です。こちらは当初の閲覧予定には含まれていなかったんですが(初音訪問時、データベース上では所蔵が公開されていなかったので)、まんが館さん側が気を利かせて用意してくれたもの(^^;)
「乱葉」2号については、「ぱふ」1979年11・12月号に情報があり、表紙の様子や発行部数などの概要と、「そらのはて」が掲載されている事まではわかっていました。で、現物ですが、サイズは既報のとおりB6判(ただし実測は18cm×12cmだったので、通常のB6判より1cmほど幅が狭い感じですね)。印刷所は大友出版さんで、とても綺麗な刷り上がりです。奥付によると発行日は1978年12月1日。著者には、浜田さん、山田センセほか計6名のお名前が連なっています。発行は「漫画倶楽部飛行舎」。メモを見返していて気が付きましたが、「大阪経済大学」の表記は、表紙・目次・奥付などの目立つところには入っていなかったようです。

「乱葉」2号の収録内容は、下記のような感じ。
P01)表紙:どんきー
P03)扉
P04-05)目次:山田章博
P06)<巻頭のことば>:浜田芳郎
P07-20)飛行少女:idiocy
P21-36)女の子のためのロック料理法:りおやねこ
P37-50)事故:永井てつや
P51-59)バトンタッチ:本間腕
P60-64)DONKEY THEATER:どんきー
P65-86)峠にて:ももんがあ
P87-106)そらのはて:山田章博
P107-109)メンバー紹介
P109)編集後記
P110)奥付
P112)裏表紙
(**P02とP111は白紙です)

(つづきます)


▼砥部粧
初音むつなさん、19度いらっしゃいませ。
高知レポート、お疲れ様です(まだ終わってないけど)。ま、まあまあな情報量ではありますけど、このコロナ禍の中、東京から万難を排していく価値があったかというと…。いや、当然、行かなきゃわからないですし、斯く言う砥部も必要性は感じていたので、行っていただいて有難かったんですが。ねえ。
これだったら、京都に先に行った方が良かったかもー、とだけ申し上げておきましょう。まあ、こちらも菜露様次第ではありますけどね。
なんにしろ、12時間!そんなに居れるんですね、まんが館。おみそれおみそれ。

十二国記グッズ情報も有難うございます。30周年企画、「うすっぺら!」とだけ言っておきたいです。

HP

▼初音むつな
(訂正。「第七の封印」の監督、(×)ベイルマン→(○)ベルイマンでした。教養のなさが滲み出ております(^^;))


▼初音むつな
主人公の「アクア」の名前は「そらのはて」でも使用されているので、何か思い入れがある名前なのだろうと推察されますね。また少年と蝙蝠羽根の女性の組み合わせは、「海辺の音楽」でも登場するモチーフです。
「A Jester's Promenade」の「アクア」くんについては、一見人間の少年風。しかし魔女っぽい容姿の「グラシーニア」と同様の存在である事が語られているほか、明確には描かれていませんが細長いしっぽの存在が示唆されたり、印象的な場面でとがった耳が描かれていたりします。この少年は、もしかすると「小悪魔」の原型なのかもしれません(^^;)
物語の終盤には、うず高く積み上げられた書物に座って語る「アクア」くんの姿が描かれますが、おそらくこの一コマは、「天国を見に行く」に収録された「死すべきものと不死のものの歌」の”積み上げられた本と黒い羽根の少年”のイメージの進化型。そしてこのイメージは、「A Jester's〜」を経て、やがて「魔法使いの弟子」のあの一コマへと至ったのだろうと想像されます(想像というか妄想です(^^;;))。
というわけで、「A Jester's Promenade」は、初期山田作品の様々な要素が埋め込まれた、非常に興味深い作品なのでした。

巻末の10ページには、「無題」と題された詩と、それに合わせて描かれた、海を行く船と女性の横顔のイラストが掲載されています。こちらも扉絵同様、「A Jester's〜」の内容とは直接的な関係はないように思われます。

さて「A Jester's Promenade」、特に制作時期が明記されてはいないのですが、その描線や登場人物、物語の内容から検討すると、「天国を見に行く」(1975年11月)と「海辺の音楽」(1977年6月)の間の作品なのではないかな?と思われます。年代的には1976年頃、山田センセは大学2年生当時の作、と見ましたが真相やいかに(^^;)
いずれにせよ、横山隆一記念まんが館に納められているこの"超"貴重な一冊、来春のリニューアルオープン後に、ぜひご一読いただければ(^^)/

(以下、あす以降に続きます)


▼初音むつな
「A Jester's Promenade」は、これまでほぼ情報がなく、今回閲覧するまでは「謎の作品」としか言いようのなかったもの。「MARINE LAND」同様、念願叶ってついにその実態を確認する事ができました(^^)/
形態としては、B5判(B4用紙二ツ折をホッチキス止めしたもの)計10ページのコピー本で、構成は扉絵+漫画本編8ページ+詩画作品1ページというもの。そうです。「A Jester's Promenade」は、漫画作品なのでした!

扉にはお洒落なレタリングの「A Jester's Promenade」のタイトルロゴのほかに、「プロムナード」という邦題(?)と「a prief interlude for "Dawn"」というサブタイトルが添えられています。
「A Jester's Promenade」は、直訳すると「道化師の散歩道」でしょうか。サブタイトルの方はちょっと意味不明なのですが、「a brief interlude for "Dawn"」であれば「夜明けの一幕」とでも訳せるようなので、あるいはスペリングミスなのかもしれません(^^;)
ページの下半分には扉絵が入っていて、妖艶な女性の顔と影絵の人物7名が描かれています。『ベイルマンの映画「第七の封印」からの死の舞踏です』と添え書きされているこの扉絵、なかなか素敵なのですが、本編とは直接の関係はありません(いや、「第七の封印」を観れば何か繋がりがわかるのかもしれませんが(^^;))。なお扉絵の下には、ちゃんと「山田章博」と著者名が入っています。

漫画本編の方は、未読の方が圧倒的に多いはずの作品なので、あまり詳細にご紹介するのは躊躇われますが、アウトラインだけでも。
登場人物は、「アクア」呼ばれる少年と、「グラシーニア」と呼ばれる蝙蝠羽根を背負った女性。ふたりの会話でストーリーが進んでいきます。西洋風と中華風というテイストの違いはありますが、物語が「天空人讃揚」とかなり似ているので、これはおそらく「天空人〜」のプロトタイプなのだろうと思われます。

(つづきます)


▼初音むつな
2022 高知・まんが館調査報告(その3)

「天国を見に行く」は、のちにファンクラブ・不思議工房の冊子「山田章博探検隊」VOL.3(1987年)に再録された、山田センセの学生時代の詩画集。横山隆一記念まんが館に納められているものは、その初期発表形態と見られるB5判(B4用紙を二ツ折したものをホッチキス止め)のコピー本です。どういった経緯で作成されたのかについては、この冊子を見る限りでは不明。青焼きではなく、普通のコピー本でした。
内容的には「探検隊」VOL.3と同じものですが、違いは最終13ページ目に。「探検隊」では「1975年11月」までしか記載がありませんが、まんが館のコピー本では「1975年11月 亜麗」と記されています。当時大学1年生だった山田先生、こんなペンネームも使われていたんですね(内容ともども、さすがに初々しい雰囲気です)。
ちなみにまんが館のデータベース上では作家名が亜麗で登録されているため、知らないと、この冊子が同館に収められている事に気がつけないのでした。まんが館へ閲覧に赴かれる際はご注意を(^^;)

(あす以降につづきます)


▼初音むつな
2022 高知まんが館・調査報告(その2)

「MARINE LAND」のまとめが終わったところでおさらいですが、今回横山隆一記念まんが館で確認させていただいた資料は、20点(+1点)。「MARINE LAND」が9点(+1点)だったので、残るは11点です。そのLINE UPは下記の通り。

01)「乱葉」2号
02)「A Jester's Promenade」
03)「天空人讃揚」
04)「えけれしゃ」
05)「天国を見に行く」
06)「ZOO」Vol.2
07)「ZOO」Vol.3
08)「ZOO」Vol.4
09)「ZOO」Vol.5
10)「ZOO」Vol.6
11)「ZOO」FINAL

このうち、「天空人讃揚」と「えけれしゃ」、そして「ZOO」Vol.3〜FINALまでは初音的には内容確認済の資料だったので、ぱらぱらとめくってきただけでした(とはいえ前述の通り、「ZOO」Vol.5には思わぬおまけが付いていたので、めくっておいてよかったです(^^;))。

「ZOO」Vol.2については、初音的にはこれが初見。奥付の発行日表記が1978年10月1日となっている事、また当時の会員数が15名だった事などが判明しました。しかし山田センセが「ZOO」に入会する前の作品集なので、当然ながら作品などの掲載はありません。
時間がなくて掲載作品をじっくり読む事ができなかったのが残念でしたが、高知へ行けば閲覧可能という事実が判明したので、いつかまた読みに行きたいと思います(^^;)

というわけで次回の報告(その3)では、「天国を見に行く」「A Jester's Promenade」「乱葉」2号の3点をご紹介しようかと思います(^^)/


▼初音むつな
(あー、ぼんやりしてて書き間違えてますが、「No.42」の項で「入籍」とあるのは「結婚」の間違いです…(^^;;))


▼初音むつな
「MARINE LAND」No.46では、表紙を飾った楡達也さんが、近況報告で同年いっぱいでの「ZOO」退会を発表。11月23日に集会を行い、そこで今後の事を話し合う旨のお知らせが添えられています。山田センセは、「No.46」発行時点で復会されていたご様子。しかし、「ぱふ」1982年5月号の「今月のクローズアップ」に掲載された「創作同好会ZOO」の記事によれば、「グループとしてはすでに昨年(*1981年)に解散」とあるので、山田センセが復会して「ZOO」のメンバーとして活動されていた期間はかなり短かったものと想像されます。

正式に「まんが館」に納められている「MARINE LAND」はここまでなのですが、実はもう1冊が、なぜか同館所蔵の「ZOO」Vol.5に挟み込まれていました。「賢明なZOOの皆様へ」というタイトルの、代表の広瀬圭さんの手になる「ML(MALINE LAND)」です。この号は、青焼きではなく普通のコピー用紙。終刊号の打ち合わせなどのための集会が4月25日に開催予定である旨記されていたり、3月20日現在の「ZOO」Vol.6の販売状況が記されていたりする事から(発行部数は800冊だった模様)、発行は3月下旬〜4月上旬であったものと思われます。ちなみに終刊号の締め切りは5月31日。この最後の(?)「ML」発行時点では山田センセの原稿はまだ到着していなかったようですが、「FINAL」にはちゃんと掲載されています。「FINAL」をはじめて見た時は「綺麗な絵だなあ」という感じでしかありませんでしたが、こうやって1年半分だけでも「ZOO」が積み重ねた時間の断片を拝見してからあの絵を見ると、「ちゃんと間に合ってよかったなあ」と、思いを新たにしてしまうのでした(^^;)

(ここまでが報告その1です。長いですね(^^;;))


▼初音むつな
「MARINE LAND」No.45は、次号の原稿締め切りが10月25日とあるので、おそらく10月上旬の発行。特にこの号には山田ネタはありませんが、しいてあげると、楡達也さんの近況報告の中で、新会員の青年がなかなかの健康優良である事を指弾し、「あんな健康的な肉体をしてマンガが描けるものだろうか?なあ、山田さん。老婆心ながら、尿道結石をわずらうことをおすすめしたい。筆者も山田氏もこの病を乗り越えての今日なのである。」とあったのに心和みました(^^;)

(つづきます)


▼初音むつな
「MARINE LAND」No.44には、昭和56年8月1日の発行日付が入っています。P16の編集室だよりでは「ZOO」Vol.6の掲載予定と原稿到着状況が記載されていて、山田先生は10ページを予定。しかしまだ「No.44」発行時点では、原稿は到着していなかったようです。P17〜19には新聞記事の転載があるのですが、スペースが余ったのか、P18の下半分には「ZOO」Vol.3の案内状「3回目のカーテンコール」のイラストが掲載されていました。

(つづきます)


▼初音むつな
「MARINE LAND」No.43は、読者のおたより特集号。「No.42」の予告通りであれば、7月上旬に発行されたものと見られます。ちなみにP52の編集室だよりでは、「連作ストーリィ」の描き手残りふたりである森脇先生と山田センセが休会してしまったため、続きがでない旨のお知らせが。つまり、山田センセが描いたパートの「嗚々君の名は異邦人」は存在しなかったという事がわかったので、ほっと一安心です。でも、ももんがあさんがとってもいいヒキで第13話を締めているので、今からでもいいから山田センセと森脇先生に風呂敷をたたんでいただきたいものです(無茶ですが(^^;))


▼初音むつな
「MARINE LAND」No.42では、連作ストーリィは掲載なし。P23の編集室だよりによると、6月4日に楡達也さんが入籍。結婚証人を山田センセとどんきーさんが務めた旨の記述があります(文中に「長すぎる春はよくないんですよ」という山田センセからのコメントあり)。おめでたい話の一方で、森脇真末味先生と山田センセはこの時点で「ZOO」を休会という話題も。「おんなのこ物語」の連載でお忙しかったんでしょうか。またP24には「山田章博個人集(=天空人讃揚)」についても取り上げられています。この「No.42」発行時点では、まだ印刷中だった模様。「天空人讃揚」の奥付では1981年5月発行となっていますが、「No.42」が6月4日以降の発行なので、こちらも実際に刷り上がったのは6月だったのではないかと推察されます。

(つづきます)


▼初音むつな
「MARINE LAND」No.41については、タイトルが「ZOO 5 ふろく あるいは MARINE LAND No.41」となっていて、作品集「ZOO」Vol.5とともに会員に発送されたもののようです。「連作ストーリィ"嗚々君の名は異邦人"」第12回は黒沢三千子さんが、同時掲載となった第13回はももんがあさんが担当。P2の編集室だよりによると、「ZOO」Vol.5は1981年3月29日に開催された大友出版主催の同人誌即売会(*コミックライブ)で初売りされた模様。「ZOO」Vol.5の奥付では発行日は2月14日となっているのですが、実際の頒布は3月29日からだった、という事になるようです。P23には、1月15日に続くという同年二度目の「集会」のお知らせが掲載されており、この「集会」は4月26日に開催されたようです。ももんがあさんの作品の末尾の日付が「4/5」となっている事から、この「No.41」は、4月上旬〜中旬の発行と考えられそうです。
なお、この「集会」のお知らせの添え書きに「ぱふの森脇真末味特集をご存じですか?」との一文が。同特集を掲載した「ぱふ」復刊号はこの時期からかなり後になる1981年12月号だったわけですが、どうやら1981年4月時点では、山田センセの「魔法使いの弟子」と「しのごの座談会」が掲載されるという計画になっていたようです。

(つづきます)


▼初音むつな
「MARINE LAND」No.40では、「連作ストーリィ"嗚々君の名は異邦人"」第11回をにれたつや(楡達也)さんが担当。P29〜32には森脇真末味先生の近況報告(イラスト付)が。さらに巻末P35〜36には付録として、ももんがあさんの手になる「緑茶夢年代記」なんてものも。この号では、楡さんの近況報告の中に「今日3月2日「アルプスの少女ハイジ」の再放送がはじまって…」という一文が見え、また「ZOO」5号が現在印刷中で、会員には3月下旬から4月上旬に発送できる旨の記述があるので、おそらく1981年3月上〜中旬の発行だったものと思われます。

(つづきます)


▼初音むつな
「No.39」以降には山田作品の掲載はないため、重要そうなトピックだけを拾っていきましょう。

「MARINE LAND」No.39は、編集まえがきによれば、作品集「ZOO」Vol.4の出た年(つまり1980年)の年末発行。会員の手元に届く頃には来年になっているかもというタイミングだったようです。「連作ストーリィ"嗚々君の名は異邦人"」第十回は石ころさんが担当。なお会報の編集そのものは、この1年前の1979年末頃から、代表の広瀬圭さんから楡達也さんにバトンタッチしていたようです。

(つづきます)


▼初音むつな
巻末には漫画研究会らしい企画として、「同じコマ割」による作品2点を掲載。楡達也さんの手になるコマ割をつかって、どんきー&ももんがあの飛行舎コンビが作品を仕立てています。P41〜42が、どんきーさんの「風見鶏」。P43〜44が、ももんがあさんの「ムーンライトダンシング」。
このももんがあさんの作品の末尾に「9/2」と入っている事から、この冊子「MARINE LAND」No.38の発行日は、1980年9月2日以降、という事になります。次の「No.39」が1980年年末の発行だったようなので、正確なところはよくわかりませんが、おそらく「No.38」は9月〜10月頃の発行だったのではないか?と思われます。(まんが館にある「MARINE LAND」には、9冊中1冊にしか発行日の表記がないため、こうやっていちいち推理する必要があるのでした(^^;))

なお、最後のP45には、「乱葉3」Osaka University of Economics の表紙絵がおまけに添えられているのですが、この絵の描き手は明記されていません。しかし山田絵っぽくはない(うまく説明できませんが、描線にシャープさがない気が)ので、どんきーさんかももんがあさんの手になるものではないかと思われます。

(つづきます)


▼初音むつな
・P33〜37は「らんだむ・のおと3 涙・なみだのセーラー服」。署名は「文房具屋でジューシー・フルーツを歌って 女学生の失笑をかった やまだあきひろ」となっています。こちらも大筋では「ZOO」Vol.6掲載の「涙・なみだのセーラー服」と同じ作品ですが、細かいところでは隣のベッドで寝ている人物に「ももんが」と名札が付けられていたり、「ZOO」版では楡達也作品のキトラくんがゲスト出演しているコマが、「MARINE LAND」版では「ダーククリスタル」のミスティック族(ウル・ソル?)だったりしつつ、ともかく全コマ描き直されています。
また大きな違いとしては、「ZOO」版が計6ページなのに対して「MARINE LAND」版は計5ページ。「MARINE LAND」版の「扉絵」は、物憂げなセーラー服の娘さんの正面からのバストショットで、舞い散る桜の花びらに「ぶたのツメではありません桜です」という注釈が添えられています。そして「ZOO」版では6ページ目になっている最終コマが、「MARINE LAND」版では5ページ目の下段左の最終コマに詰め込まれています。ちなみにこの時点では、画面が狭い事もあってか老医師の隣にナースは描かれていませんでした(^^;)

というわけで「No.38」掲載の山田作品はこの3作なのですが、「らんだむのおと1」が「夢日記」なのか、はたまたこれ以前の号に何か掲載があるのかは判然としません。ううむ、謎が増えてしまいました。掲載の流れとしては、「夢日記」=「らんだむのおと1」なのではないかと思いますが(^^;)

山田作品に続いてP38〜40に掲載されているのは、森脇真末味先生による「8月16日の徹夜集会レポート」(イラストはなく文章のみです。そして印刷用の清書は、おそらく楡達也さんによるもの)。こちらは「ZOO」Vol.5に掲載された「しのごの座談会 PART2」の裏話です。残念ながら「しのごの」には掲載されていませんが、森脇先生によれば、メンバーが揃う前の雑談の中での「山田さんの”霊とキ○○イの話”は良かった(語り口も実に…)。」との事(一部自粛)。読みながら、高知の昼食会で突然はじまった怪談話を思い出してしまいました。あれも実に巧みでしたっけ(^^;)なお、この徹夜集会の際に、森脇先生は「乱葉3」を購入されたそうです。

(つづきます)


▼初音むつな
まずは「MARINE LAND」No.38。
山田センセ関連の資料としては、重要なのはこの「No.38」です。「幻想空間への誘い」でも展示されていましたが、この号には漫画作品が掲載されているのです。
順番にトピックを拾っていきますと、まずこの号では表紙絵を森脇真末味先生が担当。囚人服を着た6人の男性が描かれ、リーダーらしき眼鏡の人物の手に「だっそーけーかくその1」という文字が読み取れます。
表紙裏の「もくじ」に続いて、巻頭のP3〜6には、会員によるリレー漫画「連作ストーリィ"嗚々君の名は異邦人"」の第九回が。この号では、よこのまりこ(横野真理子)さんが担当していました。
その後にはP7〜16に会員からの近況報告が4件。さらにP17〜26に雑誌や新聞からの記事の転載が4件ほど掲載されています。山田作品はこれに続くP27から。

・P27〜28は「夢日記」。署名は「dreamed & written by Akihiro」となっていて、P27に3件、P28に1件、文字通り夢日記が書かれています。イラストはP28の下半分に女性の横顔があるだけで、あとは文章でした。(このP28は「幻想空間への誘い」で展示されていました。)

・P29〜32は「らんだむのおと2 黒いファンレター」。署名は「やまだあきひろ」と、ひらがなです。大筋では「ZOO」Vol.6掲載の「黒いファンレター」と同じ作品ですが、全コマ描き直されています。
大きな違いとしては、「ZOO」版が計6ページなのに対して、「MARINE LAND」版は計4ページ。「MARINE LAND」版には「扉絵」はなく、また「ZOO」版では6ページ目になっている最終コマが、「MARINE LAND」版では4ページ目の最下段に詰め込まれている形になっています。
(この作品も、P29部分は「幻想空間への誘い」で展示されていました。)

(つづきます)


▼初音むつな
2022 高知まんが館・調査報告(その1)

山田先生の出身地とあって、まんが館には様々な資料が寄贈されているのですが、今回拝見したのは2006年の「幻想空間への誘い」の際に納められた初期の資料の数々で、計20点(+1点)です。当日資料を確認したものを見ながらとったメモをもとに、あれこれ判明した情報をまとめていきたいと思います。あ、コピーや写真はないので、転記間違いがあったらすみません(^^;)

まず今回の高知行きの最大のテーマであった「ZOO」会誌「MARINE LAND」から。
まんが館に納められているのは、「No.38」〜「No.46」の9冊です。「ZOO」の会員数は、出入りを繰り返しつつおおよそ15〜16名だったようですので、会員向けに作成されていたというこの会誌も、おそらく1号あたり20冊は刷られていないのではないかと思われます(あまりにも貴重…)。
まんが館にある9冊はすべて、B6判(B5用紙を二ツ折したものをホッチキス止め)。40年前の青焼きコピー本という事で、「そもそも印刷面が薄れているのでは?」と心配していましたが、嬉しい事に保存状態は良好でした(^^)/

(つづきます)


▼初音むつな
「十二」グッズ、3月25日付で「ICカードステッカー」が新潮ショップに登場していました。「十二国記屋」と同じく、全17種類ですね。

高知、ちょろっと観光らしき事はしましたが、滞在中ほとんどの時間をまんが館で過ごしておりました(都合12時間…)。京都は遙か遠かったです(^^;)

HP

▼砥部粧
初音むつなさん、いらっしゃいませ。
高知入り、お疲れさまでした!おー、やっぱり何かわかることもあるんですねー。謎が増えたのは、まあ、情報が増えた分、仕方ないですよね。とりあえず、原画展から10ん年越しの課題がクリアされて、めでたしめでたしです。その感じだと京都は行けてないですかね?

HP

▼初音むつな
というわけで3月19日から20日にかけて、突発的に高知に行って参りました。結果的に抜け駆けになってしまい申し訳ないですm(_ _)m
館の方にいろいろ無茶なお願いをしてしまいましたが(横山隆一記念まんが館のスタッフの皆様、たいへんお世話になりました)、その甲斐あって様々な事実が判明しました。そしてちょっと謎も増えました。まだまとめ切れていないので、落ち着いたら書き込みますね(^^;)


▼砥部粧
初音むつなさん、8度いらっしゃいませ。
ちびキャラ、そーですね、LINEスタンプとしてつくられたので、3×8段で24種と聞いた記憶があるよーな無いよーな・・・。え?26種はどこから?あ、麒麟の景・延コンビがスタンプには無かったのかあ。まあ、一応、世に出ているのは終わりですよね。
蝕世のエンブリオ、ああ、そういうのを読むんですな、なるほどお。
24周有難うございます。初音さんあっての作品目録です。今後ともこちらこそよろしくです。
YMOプチ情報お疲れ様です。え?紅色の元ネタが黄色?そーなの?砥部は聞いてても聞き流すから記憶にない。
紅色色紙情報有難うございます。大枚はたく価値をつけてくださるのは、有難いですねえ。耳、尖ってますよね?
GEAR年賀タオル情報有難うございます。あるんですねえ。一応探したんですけど、どーもこのテのものを見つけるのは苦手で。
え?高知行くんですか?はあ。了解しました、初音さんに全てを託します。がんばってきてくださいねー。ちなみに、閲覧できることは確認済なんですよね?抜かりはないですよね?あ、可能なら帰りに京都も寄ってねー。

HP

▼初音むつな
諸々更新お疲れ様です(^^)/
すみません。更新内容を全部は確認できていないのですが、取り急ぎ「GEAR」の年賀タオルの絵柄情報を。ドールはVer.3.00、ロボロイドはVer4.00だったようです(^^;)画像は、GEAR公式さんのtwitterで、12月31日付で公開されていました(HPに入れてあります)。

そうそう、思い立ったが吉日と友人に言われたのに後押しされて、来週急遽高知に行ってくる事にしました。まんが館さんの事務所などは改築中もそのままのようなので、引っ越しのどたばたで資料がなくなるなんて心配はなさそうですが、これまでの反省を踏まえて、見に行ける時に見に行ってしまおうかと(^^;;)

HP

▼初音むつな
ここしばらく色紙の出品が続いている「まんだらけオークション」には、紅色のカラー色紙が登場していたようです。3月6日に落札者決定で、今回は20,500円也だった模様。まんだらけさんによるよくわからない解説が付いていますが、これ普通に小悪魔なのでは??(なので単純に紅色の絵柄という事でいいのでは?)と、我が家では話題に(^^;)

ちなみにこの色紙は、紙媒体では2月1日発売の「まんだらけZENBU」No.108のP262に収録されています。

HP

▼初音むつな
告知どおり、ハグルマ商店で3月9日から「ドール」絵柄の消しゴムが発売開始になっていました。1個300円+送料180円。忘れないうちに注文しました(^^;)

HP

▼初音むつな
これは本当にどうでもよさそうな重箱の隅ネタ。
YMOの細野晴臣さんのデビュー50周年記念展「細野観光」というイベントが、東京で2019年に大阪で2021年に開催されたんですが、この記念展では細野さんの「蔵書」も展示されていました。その雑多な細野蔵書の中に、「人魚變生」(東京三世社のハードカバー版・帯付)の姿もあった模様。記念展のオフィシャルカタログ「細野観光 1969-2021」(増補改訂版)のP221を見ると、諸星大二郎本に隠されつつ「人魚」が掲載されているのを確認する事ができます(^^;)

ちらっと載っているだけなので、確認のためだけにこの本を買うのはお勧めしませんですが、「紅色魔術探偵団」というタイトルの元ネタ(ですよね??)であるところのYMOのお一人が山田漫画を読んでいた、というのは、ちょっと愉快な出来事ではあります(^^;)


▼初音むつな
そしてうっかりしていましたが、24周年おめでとうございます!(^^)/
継続は力。今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m

あと、3月5日で山田センセは商業誌デビュー41周年という計算に。
今年に入ってから新しい絵を拝見できていませんが、慌てず騒がず楽しみに待ちたいと思います(^^;)
ちなみに先日の十二国記屋では、短編集よりも前に画集第2集が出る、といったまことしやかな噂が流れていたようなんですが、果たしてどうなります事やら。。。


▼初音むつな
あ、「アクリルスタンドキーホルダー」の第○弾の数え方、うっかり発売日ベースで書いてしまいましたが、新潮ショップさんの「枠」としては第5弾・第6弾の方がわかりやすいですね。すみません(^^;)


▼初音むつな
FFXI 蝕世のエンブリオの更新については、たとえば「FF11用語辞典」さんの情報などが参考になるかと。少しずつ物語が追加されています。少しづつと言っても、毎回クリアまでに2〜3時間はかかる様子なので、自力では無理だなあとあちこちを眺めています(^^;)

HP

▼初音むつな
うっかり数えていなかったんですが、「ちびキャラ」絵はいまのところ全26種なんでしたっけ。なるほどアクリルスタンドキーホルダー、これで全絵柄が出そろっていたんですね(^^;)
ちなみに1月12日が第4弾の発売日だったかと。

HP

▼砥部粧
あ?あ、違う。アクリルキーホルダーと混同した。

HP

▼砥部粧
砥部こめ。
クリアファイル、1/13は5までですね。すみません。

HP

▼砥部粧
砥部こめ。
あ、そーだ、このサイトも、先月22日で24周年を迎えました。遂に25年目に突入です。
まー、どーなんですかねー、御覧いただいてる方は2ケタ、下手すると1ケタのよーな気もしますけど、なんか違うよなあ、という辛口のご意見もご遠慮なくぅ〜。基本、自己満足なサイトなので、気力がある限りは続けてまいりまーす。可能な限り、先生のコメントなんかも拾っていきたいと思いますので、宜しくです。
初音さんとも22〜3年?ネット繋がりでの知り合いとしては、山田家の次に長いですう。今後ともよろしくおねがいしますです!

HP

▼砥部粧
初音むつなさん、5度いらっしゃいませ。
蝕世のエンブリオ、情報有難うございます。更新って、これ、どこのことなのか、いまいちわからないまま、ここに至ってます。
十二国記グッズ情報も有難うございます。山田アクティブは今年これだけですねー。静かですねー。アクリルキーホルダーについては、1/13発売の第6・7弾発売で、既発売のライン柄については完結って解釈でしたけど、1/13発売じゃなかったってこと?
と思ったら、GEARグッズ情報有難うございます。砥部的には使いまわしが過ぎる気がしてますけど。

砥部こめ。
更新履歴誤表記ご指摘痛み入ります。相変わらず詰めが甘いですね、砥部。
アップロードするのが面倒なため、いつも多量更新になってしまい申し訳ないです。理想としては日曜ごとに、こまめに、ということなんですが、中々…。

HP

▼初音むつな
あ、最新グッズなどの目録が更新されていた。砥部さんお疲れ様です(気がつくのが遅い(ーー;))。更新履歴の方で「ゲームグラフィックス」となっているのは「モデルグラフィックス」の誤りではないかと(^^;;)

福島妖怪、雷獣についてはHPのサイトなどを参考にした記憶があります。

HP

▼初音むつな
そういえば新潮ショップの「十二国記」コーナーのバナーで、アクリルスタンドキーホルダーが「全26種」となっていますね(画像データの名前に20220201と入っていますので、2月1日から表示?)。一応このシリーズはこれで出そろったと思っていいんでしょうかね??(^^;)

HP

▼初音むつな
休演中の「GEAR」の新グッズの情報も。3月9日からドール絵柄(Ver2.00)の「消しゴム」が発売開始となるようです。これは欲しいかも(^^;)

HP

▼初音むつな
1月の「十二国記屋」で先行発売されたグッズのうち、ちびキャラ絵柄&久遠の庭絵柄の「クリアファイル」が、2月25日から新潮ショップに登場していました。全7種です(^^)/

HP

▼初音むつな
FFXI蝕世のエンブリオ、2月10日付で更新されていました。これまでプレイヤーと接近遭遇を続けていた黒い魔道師の目的が明かされ、風雲急という感じ。絵解きにはまだもう少し時間がかかりそうですが、お話はちゃんと結末に向かって進んでいるようです(^^;)


▼砥部粧
初音むつなさん、4度いらっしゃいませ。
十二国記屋情報有難うございます。展示模様レポートとかは有難いですね。
アニメ火狩りの王情報有難うございます。やっと発表されましたねえ。このタイミングでの発表という事は、ある程度放映時期が近付いて来ているということですかね?
あ、先生、またひとつ歳取りましたね。めでたいのか?とにかく、お健やかに!

HP

▼初音むつな
うっかりしていましたが、2月10日は山田センセのお誕生日でした。山田センセ、おめでとうございます(^^)/


▼初音むつな
1月31日付でアニメ「火狩り」の監督・脚本情報が公開に。まだ放映時期は不明ですが、なかなか濃い人選ですね(^^;)

HP

▼初音むつな
「十二国記屋」、無事にクローズしたようです。最終日は混雑を回避する方が多かったのか、整理券は出なかった模様。こういう時節のイベント、やはりなかなか難しいものですね(−−;)
1月30日付のほぼ日さんの「ただいま制作中!」では、色々あって来場できなかった方向けという事で、壁面展示の模様が紹介されています。

HP

▼初音むつな
「十二国記屋」3日目は朝から入場制限がかかり(小スペースのお店なので、コロナ禍中とあって定員20名だそうです)、みなさん整理券を手に20〜30分ぐらい並ばれた模様。twitterで告知されていた整理券番号から類推すると、来場者は220〜250人程度だったようですね。まあコロナじゃなければ、もっと多かったんだろうと想像はされますが、イベントとしてはちょうどいいぐらいだったんじゃないかと(^^;)
あ、ほぼ日さんの「ただいま制作中!」のレポートは、3日目も掲載されていました(^^)/

HP

▼砥部粧
初音むつなさん、8度いらっしゃいませ。
オミクロン効果?もあって、限りなく地味なスタートとなりましたね、2022年。
十二国記屋情報有難うございます。柱広告は、店内に貼ってあるのがそうですかね?まあ、小野主上のご威光付きとは言え、このように山田絵を愛してくださる方々がおられること、誠にありがたい限りです。しかも、こんな状況下で。
ヴォイド・シェイパ電子版情報も有難うございます。終わりましたね。

HP

▼初音むつな
ほぼ日さんの「ただいま製作中!」には、「十二国記屋」2日目のレポートが。「そうか、そういうフォトスポットに需要があるのか!」という感じで、勉強に(?)なりました(^^;)

HP

▼初音むつな
書き忘れてますが、京都ギア、1月26日付で上演回数3500回を達成!したところまではよかったのですが、京都府に新型コロナウィルスの「まん延防止等重点措置」(まん防)発令のため、2月20日まで公演中止となるようです(−−;)

HP

▼初音むつな
「マインド・クァンチャ」電子版の配信が、1月28日からスタートしています。'The Void Shaper' series、これにて完結ですね。キャンペーンも最終週です。
紙の本ばかり買っているので、電書の状況をあまりよくわかっていなかったんですが、ヴォイド・シェイパの配信状況を確認するついでに、電子書籍の世界では実に様々なキャンペーンが実施されている様子を垣間見ることができて、なかなか面白かったです(^^;)

HP

▼初音むつな
1月27日開幕の「十二国記屋」、ほぼ日さんに初日のレポートが綴られていました。なかなか楽しそうですが、初音は疫病流行下で赴くような胆力はないので、SNSにあがる写真をふむふむと眺めています(^^;)

HP

▼初音むつな
twitterの「新潮ショップ」さんのアカウントで、2023年版の十二国記カレンダーについてのアンケートが。来年は壁掛け型を予定されているとの事ですが、途切れず発売予定があるというのが嬉しいですね(^^)/
(*アンケートの締め切りは1月31日)

HP

▼初音むつな
うっかり忘れていましたが「ヴォイド・シェイパ」シリーズ・電子版の配信記念キャンペーン・第4週が1月21日からスタートしていました。「フォグ・ハイダ」が配信開始になっています。ランキングなんか見てると、配信開始当日には紀伊國屋さんの文芸部門のベスト10とかに入っているようなので、まあそれなりにキャンペーンの効果はあるのかな、と(^^;)

HP

▼初音むつな
準備の進む「十二国記屋」では、2019年に新宿駅の地下プロムナードを飾った「柱巻広告」が、どうやら再登場するようです。さすがに全部じゃないと思いますが(^^;)

HP

▼初音むつな
「通信」1月20日付で更新されていました。
確定申告の季節到来との事です。初音は年末調整組なので大変さは想像するほかありませんが、みなさま伝票整理頑張ってくださいませね(^^;)


▼砥部粧
初音むつなさん、4度いらっしゃいませ。
新潮ショップ並びに十二国記屋新グッズ情報有難うございます。出てますね。売り上げに応じて先生の懐にも幾ばくか落ちるような仕組みだと嬉しいんですが。大人買いする方々が気の毒で気の毒で…。
ヴォイド・シェイパ(だったっけ?)シリーズ電子化情報有難うございます。
かるぽーと長期改修休館情報有難うございます。う〜ん、今の感染状況だと、感染主体の20〜30代がワクチン接種完了する夏休みくらいまで、激増の一途をたどる、というのが砥部の読みです。10万/日は超える日も遠くない気が。これだけ急拡大してて、重症化率は低いと言われてもねえ。オミクロン(一文字だとο)はマジ厳戒態勢ですわ。よって、休館前に滑り込むのは難しいかと。緊急事態宣言で移動禁止になる日は近い気が。

HP

▼初音むつな
久しぶりに高知のまんが館の公式サイトを確認しに行ったら、「かるぽーと」改修工事のため、2022年4月1日から2023年4月(予定)まで、全館休館との事。確認したい資料があるので、3月までに流行が落ち着いたら休館前に駆けつけたいところですが、果たして。。。(−−;)

HP

▼初音むつな
あ、そういえば電子書籍版「スカル・ブレーカ」、予定通り1月14日付で配信開始されていました(^^;)

HP

▼初音むつな
1月14日付で、1月27日〜31日開催の「十二国記屋」の情報が更新されていました。やはり会場先行販売の新作グッズがあるようです。
「TOBICHI東京」公式サイトに掲載された情報によりますと・・・
(1)「クリアファイル」計7種(ちびキャラ:5種+久遠の庭:2種)
(2)「ICカードステッカー」計17種(文庫装画:15種+久遠の庭:2種)
(3)「ダイカットステッカー」計14種(ちびキャラ)
といった感じだそうで、新作だけでもなかなかの点数。いやはや(^^;)

主要登場人物の巨大パネルなんかも登場するそうで、今回は神田で開催と前回のPARCOなんかよりもよほど身近ですので、そりゃあ見に行かねばなあと思ってはいます。思ってはいるのですが、いや、疫病流行まっただ中やないですか。どないするんでしょうか。。。あるいはどうもしないのか。うーん(−−;)

HP

▼初音むつな
新年早々、新潮ショップさんから新グッズが発売開始です。
(1)手ぬぐい(第3弾)は、「書簡」と「久遠の庭」の計2種。
(2)アクリルスタンドキーホルダー(第4弾)は、「泰麒・三」「李斎」「飛燕」「氾王」「氾麟」「廉王」「廉麟」「楽俊」の計8種。
勢いに立ちすくんでなかなか買えないでいるうちに、まとめるとすごい金額になりはじめていて、ちょっと困っています(^^;)

HP

▼砥部粧
初音むつなさん、12度いらっしゃいませ。
色紙諸々、情報有難うございます。由緒って…。
Vanda小ネタ情報、有難うございます。お礼のお便りって、先生、出しますかね?ま、いいけど。
ヴォイド・シェイパ電子版情報有難うございます。イラスト、ちゃんと入ってますかね?
GEAR情報も有難うございます。また休演かな。

砥部こめ。
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
先生の活動はうすーい感じですけど、十二国記や火狩りの王など、他力に任せた感じのものでも、年内に出てくれるといいんですけど。確実なのは、ファイアーエムブレムヒーローズの画集vol.2くらいかなあ。座して待てっ!

HP

▼初音むつな
1月6日までで電書版「ヴォイド・シェイパ」は、通常価格の1100円に。
続いて1月7日からは電書版「ブラッド・スクーパ」が登場。こちらも配信記念で、30%引きスタートのようです。紀伊國屋書店のkinoppyでは毎週特設ページが用意されているのをはじめ、文芸系のコーナーではバナーまでつけて期間限定キャンペーンが開催されていますね(ブラッドは1/13まで)。営業部門、今回けっこう力が入ってるんじゃないかと思われるんですけど、果たして(^^;)

HP

▼初音むつな
「公式」の2022年賀企画、告知通り1月7日付で終了していました。
なつさんエナさん、ありがとうございました。
また次回の暑中見舞いを楽しみにしたいと思います(^^)/


▼初音むつな
あとこちらも極めて重箱の隅ネタですが、「仮面ライダー」公式サイトで、今年の干支「寅」に関連したキャラクターの紹介に、ちょっとしたアレンジが。というわけで「ビャッコインベス」も謹賀新年に一役買っているようです(^^;)

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▼初音むつな
新年早々書き忘れていますが、京都の「GEAR」では恒例の福袋が発売に。1000円、3000円、1万円とあり、1万円のセットには、福袋にしか入っていない、Ver4.00キャラクターイラストのタオルが入っていたりもしたようです(1万円のやつは25セット限定で、1月1日11:30のスタートから30分以内にSOLD OUTになってしまったようなので、すでに過去形です(^^;))。

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▼初音むつな
無事に「外伝」が刊行されたところで、続報が待たれるアニメ「火狩りの王」ですが、制作スタジオの「シグナル・エムディ」さんの年賀状に、犬のシルエットが登場していました。(C)に、日向先生・ほるぷ出版・WOWOWも入っているので、一応これはそれの絵なのではないかと。ともかく制作は進んでいるようですので、続報を楽しみに待ちたいと思います(^^;)

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