Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ3678 2015/6/1 15:30

涛本丸
創作
誰が僕をここ迄運んできたのだろう
何が今日迄を創り続けてきたのだろう


この世界は幽遠で不可思議な力に導かれて連動している


どうして僕は現世に存在しているのだろう


僕の行為が誰かの何かを変える
誰かの行為が僕の未来を動かしてる


今日も僕はこの世界にただ一人きり

大空の涯ての宇宙の鼓動に呼応して

今日も僕は僕の生命の内側を探究しよう。
6/1 15:30

涛本丸
必定(さだめ)
だれにも真似できない戦いをしているのだと、
君は君を信じて。

どことも同じじゃない魂の宇宙が具わっているのだと、
君は君を求めて。

濁世の時代にイマ存在している
意義と意味と必然の訳を
深く想った歳月の果てに
見つけ出して。
5/31 12:06

涛本丸
流転
めぐり続ける季節
移り変わる世界の情勢
誕生も生滅も因果も宿業も…

泣いたり笑ったり悲しんだり
辛かったり楽しかったり無感情だったり

想ったり願ったり苦しんだり
悩んだり弾けたり閃いたり


雲が浮かんで、雨が上がって、花が開いて
朝になって、夜が訪れて

太陽が昇り、月が煌めき、星は瞬き、

夢を見たり、虹が架かったり、扉が開いたり…


涙が落ちたり、言葉が湧いてきたり、心が晴れたり、

自分を帰らせたり、刻の風に乗ったり、

未来を新たに変えられたり。
5/31 1:34

投アし芋
光渦
目を閉じて耳を塞ぐ
息を止めてじっとうずくまる
囁くように尋ねる声は私
ぼんやりと滲んだ言葉
痙攣する喉が水を欲している
道を知らず立ちすくむ心
十字路に灯るガス燈
痛め付けた感情が泣いている
酷く混乱した思考が空耳を捉えて
私は息を詰まらせる

遠いランタンのような星が燃える
溜息で消えてしまいそうだ
手を伸ばす虚しさを覚えた私は
見上げているだけ
見つめているだけ
問題は外側には無く
いつだって自分の心持ちだけ

目を閉じて光を辿る
脳裏に焼き付いた幸福のシルエット


[今日の空模様は?]
多分良い
5/30 18:34

涛本丸
孤軍法界
今日は、ただ一人きり
山城を目指して
人っ子一人遭う事も無く
ひたすらに頂を目指した。

合戦が繰り広げられた
イマでは嘘みたいに穏やかな
快晴の下に広がる絶景、
ときおり聞こえくる
鶯のさえずり、
目映いばかりの新緑が風に吹かれて、
古代の時流の息吹があたかも
すぐ其処にあるように。

足元には色鮮やかなアザミが咲き、
かなたには霞み聳える山脈の姿情(すがた)。


呟く様に、読経を其の大地に込める様に
しばらく唱えては、

自身の宇宙の解放の一念(いのり)を高め
今日も魂の憶いを決意を昇華させる。
5/29 20:38

涛本丸
持続
長遠のような人界
あっという間のような今生

物ごころ付く頃には、
世間の濁流と海の中

世界は混沌の渦
社会は信じ難い事ばかり


出現する真理の哲学を信奉する
宿命という難解な構造が明らかになる

未来から眺め見たのならば、
現時点は其の過程だから、

太陽の法理がこの世界に昇り切る迄
進むだけ。
5/28 23:56

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