Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ3677 2015/5/27 22:42

涛本丸
瞬間のなか
あまりにも孤独な星の魂が
現世という宇宙に所狭しとちりばめられて

はぐれ生き別れた間柄の意識の絆
涙枯れるまで想いを募らせてた
思い出と記憶の迷路

無くしたものを確かめようと
忘れていた何かを思いだそうと
約束の続きの緒を掴もうと
ずっとむかしの過去へと手を伸ばした

だけれど、
呼ばれた気がして
帰れる居場所がまだある気がして
かすかな声のきこえる方を
そっとふりむけば、
たしかに見つめれば、

それは思い出のなかにじゃなくて、
ずっとまえの新しい明日に
ひびく声がみえた気がして

迷子の魂が、子供の運命が、
引き寄せられてくかなたの未来へと

駆け出してく幻じゃない風貌(すがた)が
心象の片隅に浮かんだ気がした。
5/27 22:42

涛本丸
微笑みの詩を飛ばして
蒼ざめ朽ち果てそうな
この世界で、
静かに刻を待つ。

色あせひび割れている
この宇宙で、
瞼とじ未来(あす)を待つ。


時代の潮流の舞台に揃う
地涌の足並みとエナジーの注入の完了

動き出す合図と出番に待ちわびる
魂たちの呼応と鼓動

せめて、終わらない世界の再興と再生の軌跡の一部に
連動する生命からの波動を放出する
自我の輝きで居れる様にと。
5/27 15:28

涛本丸
春の陽の風のなかで
未来を選択んで、
褪せていくきのう迄を振りほどいて、
今日という現在(いま)に立ってる。

移り変わる夕闇のグラデーション、
あどけなさの残る魂の素顔からの脱皮、
舞い上がる花吹雪の魅せたイメージ。


眼を逸らさずに受け止め続けた季節の終焉。
時代を越えて輪廻り続けた闘争の幽遠。
運命を引き裂く悪世の夜を踏破した信念。

願いを一念(いのり)に変えて唱え込め続けてた
誓いの決意の執念
5/26 23:06

涛本丸
深奥からの視界
其の崇高で広大な慈悲心の境涯の宇宙に包まれ導かれて
絶望と究極の生命の戦いを進んできた。

見据えた世界の彼方から
清新な風がやまずに届いてくる。

草花を愛して、ありふれた風景を願い、
だれも知らない小さな詩人になろう。

前向きなイメージがおおきな光に成って
未来永劫を明るく照らしていく。

朗らかな決意はつよい一念の波動を伴い
三世永遠をたしかに創造していく。

まぶたにあふれた憶いが、
輝く因縁の渦を生み出していく。
5/26 1:03

涛本丸
白雲の夢
踵踏み締めて
あすも今日も未来を進む。

刻をすり抜けて
過去もきのうも残像を遺して。

ほとばしる言葉が
だれかの魂を支えて救う。


てんとう虫が風のなかを泳いで
天子の傍らにて舞い踊る。


この世界の真理も
この宇宙の秘密も
あらゆる生命の正解(こたえ)もイマは…
すこしだけとおい詩の中


湧きいずる未来の景色に
華の合唱は木霊してく。
5/24 22:44

投アし芋
引力
音がする
引き延ばされた空間に響く重低音
言葉はその役目を終え
時間は僕らに手を振った
冗談だ、と君は笑ったけれど
それこそが記憶にこびりついた 痛み

音がする
僕の声が共鳴する
何オクターブも離れた地面の底から
ドロリとした気味の悪い感情を連れてきた
今でも 引きずられるように

音がする
[今日の空模様は?]
よい
5/23 19:57

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