「ガンジーの会」代表: 末延
第225回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施のお知らせ(1)
日本と世界の未来のために九条を護りその基本精神を
世界に向けて実現していくべきだと考えるすべてのみなさまへ
地球温暖化に伴う猛暑の夏は、9月の半ばを過ぎても、一向に衰える兆しを見せず、彼岸を過ぎまで続きましたが、さすがに9月の末に近づき、日中の猛烈な太陽光からの熱射線は収まり、田畑の畔には彼岸花の紅の花が咲き、民家の垣根には白や紫色の萩の花が風に揺れ、秋がようやく近づいてきた感じのする今日この頃、みなさまお変わりなくお過ごしのことと思います。
毎月恒例の「9の日・9条・ハンスト・イン」が近づいてまいりました。225回目を迎える今回の「ハンスト・イン」は、10月9日(水)正午からスタートします。「二度と戦争は起こさない」という、今から77年前に世界人類の共同理念、あるいは祈念の象徴として成立した、人類史上初の戦争権を放棄した日本の「平和憲法」を、世界人類のレガシーとして守り通さなければならない宝物と思われる方々の参加を、心よりお待ち致しております。
さて、めぐみの母自然は、時としてなんと無残無慈悲に豪雨を降らせ、山を崩し、河川を決壊させ、家屋を押し倒し、道路をずたずたに引き裂き・・・・人々に災害をもたらし、老若男女を問わず人の命を奪い、人々の生活をずたずたに引き裂いてしまうのでしょうか。それだけではありません、石川県の能登半島とその周辺は、今年の年明け早々に震度 7.6の大地震に襲われ、壊滅的被害を被ったというのに、9か月後の9月7日には、今度は台風に伴う集中豪雨による河川の氾濫や土砂災害などが原因で、再び壊滅的打撃を受けるとは……自然は、なぜかくも無慈悲に二度も能登半島を襲い、人々に塗炭の苦しみに合わせて止まないのでしょうか?
ですが、自然が時として地震や台風や大洪水などを引き起こすことは、自然の生理であることで、自然を責め、恨んでも仕方がありません。ですが、地震や台風が引き起こす家屋の倒壊や火災、洪水、土砂崩れなどは、それらの人為的災害の発生を防ぐ手立てを、人知を傾けて講ずれば、被害の規模を小規模に抑え、速やかに安全な日常生活を回復させることが可能なはずです。
そうなのです、自然災害に対して、可能な限り人知を尽くし、対策講ずることで、自然災害の規模はかなりの程度低く抑えることが出来るのです。ですが、災害の規模が大きいと、故人の家族や村落共同体や小規模都市共同体などだけでは、資金的にも人力的にも、災害防止や復帰作業にかかる経済的負担を賄うことはほとんど不可能なのが現実です。
さて、そうであるならばそうした時の不可能の壁を乗り越えるにはどうすればいいのか……ここで、思い起こすのが、俳人の正岡子規が、明治29(1896)年に起こった東北大地震で、太平洋側の東北地方が大災害を被り、多くの人命が失われ、家々が流され、田畑が水没。多くの人々が塗炭の苦しみに遭わされたときに、全体で300行に及ぼうという長大な新体詩を詠んでいることです。この長詩の中で、子規は自然災害の原因を政治の腐敗に求め、「森の神」と「川の神」と「雨の神」が諮って、大雨を降らせ、大風を吹かせることで、大自然破壊をもたらし、腐敗しきった日本の政治家を懲らしめたと詠ったように、戦後一貫して自然災害を過小評価し、根本的防衛策を講じることを怠ってきた日本の為政者たちの怠慢を、徹底的に批判しなければならないということです
(続く)
日本と世界の未来のために九条を護りその基本精神を
世界に向けて実現していくべきだと考えるすべてのみなさまへ
地球温暖化に伴う猛暑の夏は、9月の半ばを過ぎても、一向に衰える兆しを見せず、彼岸を過ぎまで続きましたが、さすがに9月の末に近づき、日中の猛烈な太陽光からの熱射線は収まり、田畑の畔には彼岸花の紅の花が咲き、民家の垣根には白や紫色の萩の花が風に揺れ、秋がようやく近づいてきた感じのする今日この頃、みなさまお変わりなくお過ごしのことと思います。
毎月恒例の「9の日・9条・ハンスト・イン」が近づいてまいりました。225回目を迎える今回の「ハンスト・イン」は、10月9日(水)正午からスタートします。「二度と戦争は起こさない」という、今から77年前に世界人類の共同理念、あるいは祈念の象徴として成立した、人類史上初の戦争権を放棄した日本の「平和憲法」を、世界人類のレガシーとして守り通さなければならない宝物と思われる方々の参加を、心よりお待ち致しております。
さて、めぐみの母自然は、時としてなんと無残無慈悲に豪雨を降らせ、山を崩し、河川を決壊させ、家屋を押し倒し、道路をずたずたに引き裂き・・・・人々に災害をもたらし、老若男女を問わず人の命を奪い、人々の生活をずたずたに引き裂いてしまうのでしょうか。それだけではありません、石川県の能登半島とその周辺は、今年の年明け早々に震度 7.6の大地震に襲われ、壊滅的被害を被ったというのに、9か月後の9月7日には、今度は台風に伴う集中豪雨による河川の氾濫や土砂災害などが原因で、再び壊滅的打撃を受けるとは……自然は、なぜかくも無慈悲に二度も能登半島を襲い、人々に塗炭の苦しみに合わせて止まないのでしょうか?
ですが、自然が時として地震や台風や大洪水などを引き起こすことは、自然の生理であることで、自然を責め、恨んでも仕方がありません。ですが、地震や台風が引き起こす家屋の倒壊や火災、洪水、土砂崩れなどは、それらの人為的災害の発生を防ぐ手立てを、人知を傾けて講ずれば、被害の規模を小規模に抑え、速やかに安全な日常生活を回復させることが可能なはずです。
そうなのです、自然災害に対して、可能な限り人知を尽くし、対策講ずることで、自然災害の規模はかなりの程度低く抑えることが出来るのです。ですが、災害の規模が大きいと、故人の家族や村落共同体や小規模都市共同体などだけでは、資金的にも人力的にも、災害防止や復帰作業にかかる経済的負担を賄うことはほとんど不可能なのが現実です。
さて、そうであるならばそうした時の不可能の壁を乗り越えるにはどうすればいいのか……ここで、思い起こすのが、俳人の正岡子規が、明治29(1896)年に起こった東北大地震で、太平洋側の東北地方が大災害を被り、多くの人命が失われ、家々が流され、田畑が水没。多くの人々が塗炭の苦しみに遭わされたときに、全体で300行に及ぼうという長大な新体詩を詠んでいることです。この長詩の中で、子規は自然災害の原因を政治の腐敗に求め、「森の神」と「川の神」と「雨の神」が諮って、大雨を降らせ、大風を吹かせることで、大自然破壊をもたらし、腐敗しきった日本の政治家を懲らしめたと詠ったように、戦後一貫して自然災害を過小評価し、根本的防衛策を講じることを怠ってきた日本の為政者たちの怠慢を、徹底的に批判しなければならないということです
(続く)
「ガンジーの会」代表: 末延
第225回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施のお知らせ(2)
(承前)
それにしても、私たち日本人は、不幸なことに地震や台風、集中豪雨といった自然災害とは別に、もう一つ戦争という地政学的、かつ人為的災害の危機、具体的には中国や北朝鮮など東アジアに位置する、核兵器を保有する独裁主義的社会主義国家と、日本海を隔てて直面し、核攻撃を受けかねない危険にさらされているのです。そのため、日本は近隣諸国からの核攻撃を阻止するためにも、軍備を強化し、いつでも中国や北朝鮮からの軍事的攻撃に対処できるように、アメリカの軍事力とタイアップして、強靭な防御壁を構築しておく必要があると言われてきました。その結果今から73年前の1951年9月8日、アメリカとの間でサンフランシスコ条約が締結され、日本の独立が保証されて以来、一貫して日本の政権を担ってきた自民党は、平和憲法を書き直し、日本の交戦権を否定した憲法第九条を平和憲法から排除し、自衛隊を国防軍に格上げし、いつでも必要なときに海外に派兵し、戦うことを可能にしようと全力を傾けてきました。
恐らく、独立して以降、日本が防衛力増強のために費やした予算の半分でも、自然災害予防対策に回されていたら、これまでに日本を襲った自然災害によって失われた人命や家屋の破壊や河川の氾濫、土砂など自然災害による被害の半分は防げたのでないでしょうか・・・・・・。それにもかかわらず、自民党による自然災害対策は、常に事後処理的で、中途半端なまま、今日に至っています。そうした意味で、戦後に日本の被った自然災害の大半は、正岡子規が批判したように、人的無為無作によるものであると言っていいでしょう。
さてそれでは、私たちは、完璧な自然災害防衛策の構築は無理であるとしても、せめて災害の発生を予知し、被害を最小限にとどめるにはどうすればいいのでしょう? こう考えてきて、一つ注目すべきは、一昨日(9月27日)に行われた、自由民主党の総裁選挙で、新総裁に選ばれた石破茂氏が、公約の一つとして、「防災省」の新設を掲げていることです。恐らく、戦後の日本の宰相を選ぶ選挙で、「防災省」の新設を掲げたのは、石破氏をもって嚆矢とすると言っていいでしょう。私たちは、石破氏のこの提言を高く評価し、ぜひ実現に向けて、与野党の壁を乗り越えて、全力を傾けてほしく思います。
以上を踏まえて、以下の項目を踏まえて、225回目の「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加する所存です。
1. 能登半島での集中豪雨で、不幸にも命を失われた方々のご冥福を祈ると共に、土砂による家屋の流失や倒壊、浸水、断水などの被害に遭われた方々に心からのお見舞いを申し上げます。
2. 自民党の総裁選挙で、最初は不利と言われてきた石破茂氏が、自民党内の右派議員やネット右派、さらには目には見えない形で行われてきた統一教会からの支援を受けて、急速に勢いを伸ばしてきた高市早苗氏を抑えて、新総裁に選ばれたことを受けて、石破新総裁には、憲法改正問題では慎重、かつ民主的な姿勢で臨むことを期待したい。
3.「自然災害防衛省」の設置に向けて、全力で取り組んでほしい。また、自然災害の予知と被害を最小限に食い止めるための智識と技術を研究・開発するための、「国際自然災害研究センター」を日本国内に設置し、内外から地震学や気象学、災害避難学の専門家を集め、災害予知や予防技術の開発・普及に努める。
(続く)
(承前)
それにしても、私たち日本人は、不幸なことに地震や台風、集中豪雨といった自然災害とは別に、もう一つ戦争という地政学的、かつ人為的災害の危機、具体的には中国や北朝鮮など東アジアに位置する、核兵器を保有する独裁主義的社会主義国家と、日本海を隔てて直面し、核攻撃を受けかねない危険にさらされているのです。そのため、日本は近隣諸国からの核攻撃を阻止するためにも、軍備を強化し、いつでも中国や北朝鮮からの軍事的攻撃に対処できるように、アメリカの軍事力とタイアップして、強靭な防御壁を構築しておく必要があると言われてきました。その結果今から73年前の1951年9月8日、アメリカとの間でサンフランシスコ条約が締結され、日本の独立が保証されて以来、一貫して日本の政権を担ってきた自民党は、平和憲法を書き直し、日本の交戦権を否定した憲法第九条を平和憲法から排除し、自衛隊を国防軍に格上げし、いつでも必要なときに海外に派兵し、戦うことを可能にしようと全力を傾けてきました。
恐らく、独立して以降、日本が防衛力増強のために費やした予算の半分でも、自然災害予防対策に回されていたら、これまでに日本を襲った自然災害によって失われた人命や家屋の破壊や河川の氾濫、土砂など自然災害による被害の半分は防げたのでないでしょうか・・・・・・。それにもかかわらず、自民党による自然災害対策は、常に事後処理的で、中途半端なまま、今日に至っています。そうした意味で、戦後に日本の被った自然災害の大半は、正岡子規が批判したように、人的無為無作によるものであると言っていいでしょう。
さてそれでは、私たちは、完璧な自然災害防衛策の構築は無理であるとしても、せめて災害の発生を予知し、被害を最小限にとどめるにはどうすればいいのでしょう? こう考えてきて、一つ注目すべきは、一昨日(9月27日)に行われた、自由民主党の総裁選挙で、新総裁に選ばれた石破茂氏が、公約の一つとして、「防災省」の新設を掲げていることです。恐らく、戦後の日本の宰相を選ぶ選挙で、「防災省」の新設を掲げたのは、石破氏をもって嚆矢とすると言っていいでしょう。私たちは、石破氏のこの提言を高く評価し、ぜひ実現に向けて、与野党の壁を乗り越えて、全力を傾けてほしく思います。
以上を踏まえて、以下の項目を踏まえて、225回目の「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加する所存です。
1. 能登半島での集中豪雨で、不幸にも命を失われた方々のご冥福を祈ると共に、土砂による家屋の流失や倒壊、浸水、断水などの被害に遭われた方々に心からのお見舞いを申し上げます。
2. 自民党の総裁選挙で、最初は不利と言われてきた石破茂氏が、自民党内の右派議員やネット右派、さらには目には見えない形で行われてきた統一教会からの支援を受けて、急速に勢いを伸ばしてきた高市早苗氏を抑えて、新総裁に選ばれたことを受けて、石破新総裁には、憲法改正問題では慎重、かつ民主的な姿勢で臨むことを期待したい。
3.「自然災害防衛省」の設置に向けて、全力で取り組んでほしい。また、自然災害の予知と被害を最小限に食い止めるための智識と技術を研究・開発するための、「国際自然災害研究センター」を日本国内に設置し、内外から地震学や気象学、災害避難学の専門家を集め、災害予知や予防技術の開発・普及に努める。
(続く)
「ガンジーの会」代表: 末延
第225回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施のお知らせ(3)
(承前)
4.学識経験者による「世襲議員弊害問題検証委員会」を第三者機関として設置し、二世議員輩出による弊害を阻止すべく、立憲民主党の新党首園田佳彦氏ともども、前向きに取り組んでほしい。
5.自由民主党の総裁選挙において、自民党内の右派議員とネット内の右派勢力、さらには統一教会の眼には見えない形で行われたサポートを受けて、急速に支持者伸ばし、総裁選における一回目の投票では石破氏を抑え、トップに躍り出たウルトラ右派議員の高市 氏に対して、初戦では第二位に甘んじたものの、最終選挙では一気に逆転し、石破氏が新総裁に選ばれたことで、自民党は最後の土壇場で理性を働かせ、石破氏を新総裁として選んだことになる。そのことは、安倍元首相の統治の下、私権追求に追われ、民主主義の本義を忘れてしまった自民党にも、かろうじて理性と良心が残っていたことを内外に示したものとして、私たちは評価し、歓迎したい。
6.おそらく、今回の総裁選挙の最終ステージに、右派の高市氏が勝利を収めることができなかったことで、元安倍首相のゾンビとして、党内右派やネット右派の支持を受け、総裁選の最終ステージにまで躍り出たものの、二回目では石破氏の後塵を拝したことで、高市氏は、今現在に留まらず、これから先も政治的レーゾンレートルを失ったと見ていいだろう。
7.恐らく、高市氏は、憲法改正問題に関して、極右的考えと総理大臣になってからも、公人として靖国神社参拝を続けるという、国民の面を逆なでするような極右的言行を改めない限り、日本初の女性総理大臣に選ばれる栄誉を担うことは絶対にありえない。なぜなら、憲法第九条を国家理念として掲げ、戦後70余年の長きにわたり、一人も戦争犠牲者を出さないできた日本の総理大臣が、なぜ過去日本が犯した間違った戦争を讃美し、今もなお戦死者の霊を蘇らせ、若者を戦場に送り込もうと日夜祈りを捧げているという意味で、世界に類のない戦争神社である靖国神社に参拝しなければいけないのか・・・…国民は絶対に納得できないし、そんな高石氏を許すはずがないからである。
8.つまり、高市氏が、本当に日本初の女性総理大臣になりたいと思うのであれば、高市氏は、今からでも遅くないから、明治維新以降の日本の歴史を学びないした結果、自分の極右的考え方が間違っていたことを悟った。だから自分は、総理大臣になっても、靖国神社に詣でることはしないと、国民の前で言明した上で、出直すべきである。
9.私たちは、今年に入ってから、私たちが20年もの長きに亘って、24時間ハンストを続けることで、憲法九条を守り通す運動を続けてきたことを、「歴史への証言」という視点から、意義付けてきました。そのうえで、私たちは、2004年の1月26日正午から、今日に至るまで、安倍政権下における猛烈な改憲攻勢、具体的には九条廃棄攻勢にもめげることなく、ハンストを続け、結果として今も九条が日本の憲法の中核として守られているのは、私たちのハンスト運動のみならず、「九条の会」など市民の組織の「九条を守ろう!」という強い信念に基づく、「歴史への証言行為」に対する見返りとして、「歴史の意志」が働いたためだと考えております。
(続く)
(承前)
4.学識経験者による「世襲議員弊害問題検証委員会」を第三者機関として設置し、二世議員輩出による弊害を阻止すべく、立憲民主党の新党首園田佳彦氏ともども、前向きに取り組んでほしい。
5.自由民主党の総裁選挙において、自民党内の右派議員とネット内の右派勢力、さらには統一教会の眼には見えない形で行われたサポートを受けて、急速に支持者伸ばし、総裁選における一回目の投票では石破氏を抑え、トップに躍り出たウルトラ右派議員の高市 氏に対して、初戦では第二位に甘んじたものの、最終選挙では一気に逆転し、石破氏が新総裁に選ばれたことで、自民党は最後の土壇場で理性を働かせ、石破氏を新総裁として選んだことになる。そのことは、安倍元首相の統治の下、私権追求に追われ、民主主義の本義を忘れてしまった自民党にも、かろうじて理性と良心が残っていたことを内外に示したものとして、私たちは評価し、歓迎したい。
6.おそらく、今回の総裁選挙の最終ステージに、右派の高市氏が勝利を収めることができなかったことで、元安倍首相のゾンビとして、党内右派やネット右派の支持を受け、総裁選の最終ステージにまで躍り出たものの、二回目では石破氏の後塵を拝したことで、高市氏は、今現在に留まらず、これから先も政治的レーゾンレートルを失ったと見ていいだろう。
7.恐らく、高市氏は、憲法改正問題に関して、極右的考えと総理大臣になってからも、公人として靖国神社参拝を続けるという、国民の面を逆なでするような極右的言行を改めない限り、日本初の女性総理大臣に選ばれる栄誉を担うことは絶対にありえない。なぜなら、憲法第九条を国家理念として掲げ、戦後70余年の長きにわたり、一人も戦争犠牲者を出さないできた日本の総理大臣が、なぜ過去日本が犯した間違った戦争を讃美し、今もなお戦死者の霊を蘇らせ、若者を戦場に送り込もうと日夜祈りを捧げているという意味で、世界に類のない戦争神社である靖国神社に参拝しなければいけないのか・・・…国民は絶対に納得できないし、そんな高石氏を許すはずがないからである。
8.つまり、高市氏が、本当に日本初の女性総理大臣になりたいと思うのであれば、高市氏は、今からでも遅くないから、明治維新以降の日本の歴史を学びないした結果、自分の極右的考え方が間違っていたことを悟った。だから自分は、総理大臣になっても、靖国神社に詣でることはしないと、国民の前で言明した上で、出直すべきである。
9.私たちは、今年に入ってから、私たちが20年もの長きに亘って、24時間ハンストを続けることで、憲法九条を守り通す運動を続けてきたことを、「歴史への証言」という視点から、意義付けてきました。そのうえで、私たちは、2004年の1月26日正午から、今日に至るまで、安倍政権下における猛烈な改憲攻勢、具体的には九条廃棄攻勢にもめげることなく、ハンストを続け、結果として今も九条が日本の憲法の中核として守られているのは、私たちのハンスト運動のみならず、「九条の会」など市民の組織の「九条を守ろう!」という強い信念に基づく、「歴史への証言行為」に対する見返りとして、「歴史の意志」が働いたためだと考えております。
(続く)
「ガンジーの会」代表: 末延
第225回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施のお知らせ(4)
(承前)
10.だがしかし、「歴史の意志」が、スムーズに実現されてきたわけではなく、これまでにも安倍元首相をリーダーに、自民党内外及び一般市民やネット内の右翼の手によって、様々な妨害に直面させられ、ある時には「もうだめだ!」、「九条は廃棄されてしまう!」と思わされた危機的状況もありました。しかし、それらのいづれの困難をも乗り越えて、「九条」を守ろうという私たちの祈念と決意は、私たち市民の共同願望として貫かれ、今日に至っているわけです。
11.そうした視点に立って、今回の自民党の総裁選出選挙が遺したものとして、見えてくるのは、今、そしてこれから先も、安部政治を蘇らせることは絶対に不可能だということです。つまり、今回の総裁選挙で、ウルトラ右翼で、安倍首相の亡霊に取りつかれた高市氏が敗れたという事実が突き付けた教訓は、安部政治をもう一度蘇らせようという妄想は、時代錯誤でリ、国民の支持を得ることは絶対にできないということです。
12.安倍元首相の怨霊に取りつかれた高市氏と高市氏に一票を投じた自民党の議員や党員の方々は、今こそ、安倍的なものは終わってしまったという、事実を受け入れ、ポスト安倍時代に遭って、政治家として何を為すべきかをじっくりと考え直すべきではないでしょうか。
13.最後にもう一言。今回の自民党の総裁選で、第一回目の投票では石破氏に27票の差をつけて、高市氏が一位に選ばれ、テレビやインターネットの99%が、石破氏の敗北を確信する中、二回目の最終投票では、ぎりぎりのところで自民党議員の意識の中で、民主的選挙を通して選ばれた代議員としての良心が奇跡的に蘇り、石破氏が逆転勝利して新総理に選ばれました。私たちは、この逆転勝利こそ、「九条を守り通せ!」という、「歴史の意志」の発現に他ならならず、高市氏はこの「歴史の意志」に逆らったがゆえに、再び自民党の総裁、ということは日本の総理大臣に選ばれることはないと、言っていいでしょう。
以上を踏まえて、私たちは、来る19月9日正午から、225 回目のハンストインに参加する所存です。
9月29日
「ガンジーの会」代表: 末延芳晴
(承前)
10.だがしかし、「歴史の意志」が、スムーズに実現されてきたわけではなく、これまでにも安倍元首相をリーダーに、自民党内外及び一般市民やネット内の右翼の手によって、様々な妨害に直面させられ、ある時には「もうだめだ!」、「九条は廃棄されてしまう!」と思わされた危機的状況もありました。しかし、それらのいづれの困難をも乗り越えて、「九条」を守ろうという私たちの祈念と決意は、私たち市民の共同願望として貫かれ、今日に至っているわけです。
11.そうした視点に立って、今回の自民党の総裁選出選挙が遺したものとして、見えてくるのは、今、そしてこれから先も、安部政治を蘇らせることは絶対に不可能だということです。つまり、今回の総裁選挙で、ウルトラ右翼で、安倍首相の亡霊に取りつかれた高市氏が敗れたという事実が突き付けた教訓は、安部政治をもう一度蘇らせようという妄想は、時代錯誤でリ、国民の支持を得ることは絶対にできないということです。
12.安倍元首相の怨霊に取りつかれた高市氏と高市氏に一票を投じた自民党の議員や党員の方々は、今こそ、安倍的なものは終わってしまったという、事実を受け入れ、ポスト安倍時代に遭って、政治家として何を為すべきかをじっくりと考え直すべきではないでしょうか。
13.最後にもう一言。今回の自民党の総裁選で、第一回目の投票では石破氏に27票の差をつけて、高市氏が一位に選ばれ、テレビやインターネットの99%が、石破氏の敗北を確信する中、二回目の最終投票では、ぎりぎりのところで自民党議員の意識の中で、民主的選挙を通して選ばれた代議員としての良心が奇跡的に蘇り、石破氏が逆転勝利して新総理に選ばれました。私たちは、この逆転勝利こそ、「九条を守り通せ!」という、「歴史の意志」の発現に他ならならず、高市氏はこの「歴史の意志」に逆らったがゆえに、再び自民党の総裁、ということは日本の総理大臣に選ばれることはないと、言っていいでしょう。
以上を踏まえて、私たちは、来る19月9日正午から、225 回目のハンストインに参加する所存です。
9月29日
「ガンジーの会」代表: 末延芳晴
「ガンジーの会」代表:末延
第225回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施のお知らせと参加要請文(1)
(承前)
10.だがしかし、「歴史の意志」が、スムーズに実現されてきたわけではなく、これまでにも安倍元首相をリーダーに、自民党内外及び一般市民やネット内の右翼の手によって、様々な妨害に直面させられ、ある時には「もうだめだ!」、「九条は廃棄されてしまう!」と思わされた危機的状況もありました。しかし、それらのいづれの困難をも乗り越えて、「九条」を守ろうという私たちの祈念と決意は、私たち市民の共同願望として貫かれ、今日に至っているわけです。
11.そうした視点に立って、今回の自民党の総裁選出選挙が遺したものとして、見えてくるのは、今、そしてこれから先も、安部政治を蘇らせることは絶対に不可能だということです。つまり、今回の総裁選挙で、ウルトラ右翼で、安倍首相の亡霊に取りつかれた高市氏が敗れたという事実が突き付けた教訓は、安部政治をもう一度蘇らせようという妄想は、時代錯誤でリ、国民の支持を得ることは絶対にできないということです。
12.安倍元首相の怨霊に取りつかれた高市氏と高市氏に一票を投じた自民党の議員や党員の方々は、今こそ、安倍的なものは終わってしまったという、事実を受け入れ、ポスト安倍時代に遭って、政治家として何を為すべきかをじっくりと考え直すべきではないでしょうか。
13.最後にもう一言。今回の自民党の総裁選で、第一回目の投票では石破氏に27票の差をつけて、高市氏が一位に選ばれ、テレビやインターネットの99%が、石破氏の敗北を確信する中、二回目の最終投票では、ぎりぎりのところで自民党議員の意識の中で、民主的選挙を通して選ばれた代議員としての良心が奇跡的に蘇り、石破氏が逆転勝利して新総理に選ばれました。私たちは、この逆転勝利こそ、「九条を守り通せ!」という、「歴史の意志」の発現に他ならならず、高市氏はこの「歴史の意志」に逆らったがゆえに、再び自民党の総裁、ということは日本の総理大臣に選ばれることはないと、言っていいでしょう。
以上を踏まえて、私たちは、来る19月9日正午から、225 回目のハンストインに参加する所存です。
9月29日
「ガンジーの会」代表: 末延芳晴
(承前)
10.だがしかし、「歴史の意志」が、スムーズに実現されてきたわけではなく、これまでにも安倍元首相をリーダーに、自民党内外及び一般市民やネット内の右翼の手によって、様々な妨害に直面させられ、ある時には「もうだめだ!」、「九条は廃棄されてしまう!」と思わされた危機的状況もありました。しかし、それらのいづれの困難をも乗り越えて、「九条」を守ろうという私たちの祈念と決意は、私たち市民の共同願望として貫かれ、今日に至っているわけです。
11.そうした視点に立って、今回の自民党の総裁選出選挙が遺したものとして、見えてくるのは、今、そしてこれから先も、安部政治を蘇らせることは絶対に不可能だということです。つまり、今回の総裁選挙で、ウルトラ右翼で、安倍首相の亡霊に取りつかれた高市氏が敗れたという事実が突き付けた教訓は、安部政治をもう一度蘇らせようという妄想は、時代錯誤でリ、国民の支持を得ることは絶対にできないということです。
12.安倍元首相の怨霊に取りつかれた高市氏と高市氏に一票を投じた自民党の議員や党員の方々は、今こそ、安倍的なものは終わってしまったという、事実を受け入れ、ポスト安倍時代に遭って、政治家として何を為すべきかをじっくりと考え直すべきではないでしょうか。
13.最後にもう一言。今回の自民党の総裁選で、第一回目の投票では石破氏に27票の差をつけて、高市氏が一位に選ばれ、テレビやインターネットの99%が、石破氏の敗北を確信する中、二回目の最終投票では、ぎりぎりのところで自民党議員の意識の中で、民主的選挙を通して選ばれた代議員としての良心が奇跡的に蘇り、石破氏が逆転勝利して新総理に選ばれました。私たちは、この逆転勝利こそ、「九条を守り通せ!」という、「歴史の意志」の発現に他ならならず、高市氏はこの「歴史の意志」に逆らったがゆえに、再び自民党の総裁、ということは日本の総理大臣に選ばれることはないと、言っていいでしょう。
以上を踏まえて、私たちは、来る19月9日正午から、225 回目のハンストインに参加する所存です。
9月29日
「ガンジーの会」代表: 末延芳晴
「ガンジーの会」代表:末延芳晴
第224回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施のお知らせと参加要請文(1)
日本と世界の未来のために九条を護りその基本精神を
世界に向けて実現していくべきだと考えるすべてのみなさまへ
日本の緯度が赤道直下に移動したのかと疑われるほど、7月の末からほぼ一か月間、 殆ど雨が降らず、連日40度近い灼熱の太陽光が肌を突き刺すように照り付ける猛暑に、皆さまさぞや辟易し、夜も眠れぬ日々をお過ごしのことと思います。
しかしそれでも昨日は、お昼過ぎから台風10号の影響で、私の住む京都では、まさに中国語で「傾盆大雨」という土砂降りの豪雨が降り、熱く焼けた地熱を一気にさましてくれたせいで、翌日はようやく秋が一歩近づいて来てくれた感じで、ヤレヤレと一息入り得ておりますが、皆さまお住いの地域ではいかがでしょうか。
さて、毎月恒例の「9の日・9条・ハンスト・イン」が近づいて参りました。224回目に当たる今回の「ハンスト・イン」は、9月9日(月)の正午からスタートします。戦後79年の長きにわたって、私たち日本人の生きる根拠であり、心の拠り所として護られ続けてきた、憲法第九条に象徴される完全「平和主義」を、日本のレガシーとして、未来永劫に亙って守り抜き、子々孫々に伝えて行く一方、戦争のない世界を一日でも早く実現していく ために、世界各国に伝え、広げて行かなければならないと思われる皆様方の参加をお待ちしております。
ところで、7月の東京都知事選挙の馬鹿騒ぎが、小池百合子知事の再選という、およそ馬鹿げたというか、二番煎じの茶番劇で終ったのもつかの間、今度は自民党の総裁選びの茶番劇が、新聞やテレビ、インターネット・メディアの間で演じられ、心ある市民は、さぞやいい加減にしてくれという思いに駆られていることと思います。
それにしても、報道メディアは、裏金問題に象徴される自民党の腐敗を追求することを、手のひらを返すようにしてやめ、連日自民党の総裁選出選挙に関する報道に熱中するのか。その一番大きな理由は、小泉純一郎元首相の次男で、政界サラブレットの純血種と言われながら、「決断が出来ない」と言われ、民報テレビ局の美人アナウンサーと次々と浮名を流すなどなど、軽佻浮薄を絵に描いたように無責任な二世政治家として悪評高い、現在43歳の小泉進次郎・元環境大臣が、初の総裁選に出馬することが確実視されているからにほかなりません。
ですが、現在繰り広げられている、メディアの上でのバカ騒ぎを見ていて思うのは、小泉氏に、日を追って国力が衰退していると言われている日本の国政を委ねて、本当に大丈夫かということです。一人の政治家が一国の総理大臣になるには、それ相応の人格と知性と感性と使命感、そして何よりも、長い政治的試練に耐え、乗り越えてきたことで培われるはずの経験値と決断力と胆力、そして国内外からの信頼と広い人脈が必要とされるはずです。ですが、小泉進次郎氏には、そうした総理大臣に求められる能力が備わっているとは到底思えません。つまり、小泉進次郎というさいころを何回振っても、「不可能」とか「無能」、「軽佻浮薄」といったネガティブな目しか出てこない。
それにもかかわらず、なぜ小泉氏は総裁候補に選ばれ、党大会では総理大臣に選ばれてしまうのか。一番大きな理由は、裏金問題で国民からの信認を大きく裏切ってしまい、今、存亡の危機に立たされている自民党にとって、党勢の挽回が望めるのは、小泉氏のような若くて、ナイス・ルッキングで、どこか愛嬌があり、国民的支持(特に若い女性層)の高い政治家に頼って、現在、結党以来最大と言っていい窮地に陥っている自民党を立ち直らせ、党勢回復を期待するしかないから。
(続く)
日本と世界の未来のために九条を護りその基本精神を
世界に向けて実現していくべきだと考えるすべてのみなさまへ
日本の緯度が赤道直下に移動したのかと疑われるほど、7月の末からほぼ一か月間、 殆ど雨が降らず、連日40度近い灼熱の太陽光が肌を突き刺すように照り付ける猛暑に、皆さまさぞや辟易し、夜も眠れぬ日々をお過ごしのことと思います。
しかしそれでも昨日は、お昼過ぎから台風10号の影響で、私の住む京都では、まさに中国語で「傾盆大雨」という土砂降りの豪雨が降り、熱く焼けた地熱を一気にさましてくれたせいで、翌日はようやく秋が一歩近づいて来てくれた感じで、ヤレヤレと一息入り得ておりますが、皆さまお住いの地域ではいかがでしょうか。
さて、毎月恒例の「9の日・9条・ハンスト・イン」が近づいて参りました。224回目に当たる今回の「ハンスト・イン」は、9月9日(月)の正午からスタートします。戦後79年の長きにわたって、私たち日本人の生きる根拠であり、心の拠り所として護られ続けてきた、憲法第九条に象徴される完全「平和主義」を、日本のレガシーとして、未来永劫に亙って守り抜き、子々孫々に伝えて行く一方、戦争のない世界を一日でも早く実現していく ために、世界各国に伝え、広げて行かなければならないと思われる皆様方の参加をお待ちしております。
ところで、7月の東京都知事選挙の馬鹿騒ぎが、小池百合子知事の再選という、およそ馬鹿げたというか、二番煎じの茶番劇で終ったのもつかの間、今度は自民党の総裁選びの茶番劇が、新聞やテレビ、インターネット・メディアの間で演じられ、心ある市民は、さぞやいい加減にしてくれという思いに駆られていることと思います。
それにしても、報道メディアは、裏金問題に象徴される自民党の腐敗を追求することを、手のひらを返すようにしてやめ、連日自民党の総裁選出選挙に関する報道に熱中するのか。その一番大きな理由は、小泉純一郎元首相の次男で、政界サラブレットの純血種と言われながら、「決断が出来ない」と言われ、民報テレビ局の美人アナウンサーと次々と浮名を流すなどなど、軽佻浮薄を絵に描いたように無責任な二世政治家として悪評高い、現在43歳の小泉進次郎・元環境大臣が、初の総裁選に出馬することが確実視されているからにほかなりません。
ですが、現在繰り広げられている、メディアの上でのバカ騒ぎを見ていて思うのは、小泉氏に、日を追って国力が衰退していると言われている日本の国政を委ねて、本当に大丈夫かということです。一人の政治家が一国の総理大臣になるには、それ相応の人格と知性と感性と使命感、そして何よりも、長い政治的試練に耐え、乗り越えてきたことで培われるはずの経験値と決断力と胆力、そして国内外からの信頼と広い人脈が必要とされるはずです。ですが、小泉進次郎氏には、そうした総理大臣に求められる能力が備わっているとは到底思えません。つまり、小泉進次郎というさいころを何回振っても、「不可能」とか「無能」、「軽佻浮薄」といったネガティブな目しか出てこない。
それにもかかわらず、なぜ小泉氏は総裁候補に選ばれ、党大会では総理大臣に選ばれてしまうのか。一番大きな理由は、裏金問題で国民からの信認を大きく裏切ってしまい、今、存亡の危機に立たされている自民党にとって、党勢の挽回が望めるのは、小泉氏のような若くて、ナイス・ルッキングで、どこか愛嬌があり、国民的支持(特に若い女性層)の高い政治家に頼って、現在、結党以来最大と言っていい窮地に陥っている自民党を立ち直らせ、党勢回復を期待するしかないから。
(続く)
「ガンジーの会」代表:末延芳晴
第224回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施のお知らせと参加要請文(3)
(承前)
二番目に考えられる理由は、今、インターネットの言論空間で、私が一番信頼できると思っている「一月万冊」のレギュラー・コメンテーターで元朝日新聞経済部記者の佐藤章氏が指摘するように、小泉氏のように無能で、軽佻浮薄な若手政治家が内閣総理大臣に選ばれても、自民党が政権与党である限り、日本は大過なくやっていけるという合意が、自民党の首脳部と財務省を中核とする官僚組織の中枢部との間でできているから……。つまり、日本の政治は、明治維新以来一貫して、予算決定権を牛耳るエリート官僚層(その多くは、東京大学法学部をトップの成績で卒業して財務省に入省し、予算の編成権を握る超エリート官僚層)の手に握られ、日本の財政、経済、外交政策の全ては、彼らの手によって決められているからだということなのです。
佐藤氏は、朝日新聞がまだ日本の新聞メディアの中核というか、トップ・レベルに位置し、世論の形成に大きな影響力を及ぼしていた頃、早稲田大学の政治経済学部を卒業し、朝日新聞の経済部に入社。以来ほぼ一貫して財務省や通産省の取材に当たって来た敏腕記者で、取材を通して知り合い、交流を深めた大物政治家や財務省や通産官僚の幹部クラスとの間に分厚いネットワークを持っており、朝日新聞退社後は、そのネットワークを生かして集めた、日本の政界・経済界のホット、あるいはシークレット・ニュースをベースに、「一月万冊」で、毎週3回〜4回、政治・経済問題について、シャープで深く、且つユーモアのセンスに溢れた解説を行っておられます。権力におもねらず、批判すべきところは鋭く批判するという意味で、私が、今一番信頼を置くジャーナリストです。
私は、朝日新聞や京都新聞など日刊新聞の購読を5年ほど前に辞めて以来、もっぱらインターネット・メディアに掲載されるニュース報道や解説に目を通することで、ニュースをキャッチしてきましたが、3年ほど前から、清水有高氏の主催する「一月万冊」のニュース解説を見て/聞くことを通して、ニュースを正確にキャッチすることにしています。以下に、佐藤章氏の解説する映像のタイトルを記しておきますので、googleで検索して、一度見てみてください。
「一月万冊 佐藤章 小泉進次郎首相を実現させるための自民党
マル秘作戦」
佐藤章氏は、小泉次郎が日本国の総理大臣になってしまうことに、「これでいいのか?」と疑問を呈しながら、それでも今の自民党とメディアの報道ぶりを見ていると、小泉進次郎氏が総理大臣になることは、ほぼ間違いないだろうと予測した上で、就任当初は、「ご祝儀相場」で、支持率は上がり、秋の衆院選挙でもそのおかげである程度の勝利を収めるかもしれない。しかし時間の経過とともに、馬脚を現し、来年の7月までに行われる参院選では大敗北を喫することは間違いない。そうした意味で、今回、小泉政権が実現しても、それは一時しのぎに過ぎず、自民党の衰滅の運命は変わらないと予測しています。
(続く)
(承前)
二番目に考えられる理由は、今、インターネットの言論空間で、私が一番信頼できると思っている「一月万冊」のレギュラー・コメンテーターで元朝日新聞経済部記者の佐藤章氏が指摘するように、小泉氏のように無能で、軽佻浮薄な若手政治家が内閣総理大臣に選ばれても、自民党が政権与党である限り、日本は大過なくやっていけるという合意が、自民党の首脳部と財務省を中核とする官僚組織の中枢部との間でできているから……。つまり、日本の政治は、明治維新以来一貫して、予算決定権を牛耳るエリート官僚層(その多くは、東京大学法学部をトップの成績で卒業して財務省に入省し、予算の編成権を握る超エリート官僚層)の手に握られ、日本の財政、経済、外交政策の全ては、彼らの手によって決められているからだということなのです。
佐藤氏は、朝日新聞がまだ日本の新聞メディアの中核というか、トップ・レベルに位置し、世論の形成に大きな影響力を及ぼしていた頃、早稲田大学の政治経済学部を卒業し、朝日新聞の経済部に入社。以来ほぼ一貫して財務省や通産省の取材に当たって来た敏腕記者で、取材を通して知り合い、交流を深めた大物政治家や財務省や通産官僚の幹部クラスとの間に分厚いネットワークを持っており、朝日新聞退社後は、そのネットワークを生かして集めた、日本の政界・経済界のホット、あるいはシークレット・ニュースをベースに、「一月万冊」で、毎週3回〜4回、政治・経済問題について、シャープで深く、且つユーモアのセンスに溢れた解説を行っておられます。権力におもねらず、批判すべきところは鋭く批判するという意味で、私が、今一番信頼を置くジャーナリストです。
私は、朝日新聞や京都新聞など日刊新聞の購読を5年ほど前に辞めて以来、もっぱらインターネット・メディアに掲載されるニュース報道や解説に目を通することで、ニュースをキャッチしてきましたが、3年ほど前から、清水有高氏の主催する「一月万冊」のニュース解説を見て/聞くことを通して、ニュースを正確にキャッチすることにしています。以下に、佐藤章氏の解説する映像のタイトルを記しておきますので、googleで検索して、一度見てみてください。
「一月万冊 佐藤章 小泉進次郎首相を実現させるための自民党
マル秘作戦」
佐藤章氏は、小泉次郎が日本国の総理大臣になってしまうことに、「これでいいのか?」と疑問を呈しながら、それでも今の自民党とメディアの報道ぶりを見ていると、小泉進次郎氏が総理大臣になることは、ほぼ間違いないだろうと予測した上で、就任当初は、「ご祝儀相場」で、支持率は上がり、秋の衆院選挙でもそのおかげである程度の勝利を収めるかもしれない。しかし時間の経過とともに、馬脚を現し、来年の7月までに行われる参院選では大敗北を喫することは間違いない。そうした意味で、今回、小泉政権が実現しても、それは一時しのぎに過ぎず、自民党の衰滅の運命は変わらないと予測しています。
(続く)
「ガンジーの会」代表:末延芳晴
第224回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施のお知らせと参加要請文(3)
「ガンジーの会」代表:末延芳晴
第224回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施のお知らせと参加要請文(3)
(承前)
以上、見てきたように、私たちは、もうしばらくの間、小泉進次郎氏の内閣総理大臣就任という茶番劇に付き合わされることになるわけですが、もう一方の主役である立憲民主党の代表選挙の方は、どう進んでいるのでしょうか?
これも、佐藤章氏が独自のネットワークを通して掴んだ最新情報として、立民党の重鎮小沢一郎氏と元総理大臣の野田佳彦氏が、小泉進次郎氏の自民党総裁選挙出馬の方が、新聞やテレビ・メディアを通して、大々的に報じられる中、極秘に会談し、自民党が小泉氏や小林憲之氏など、40歳代の若手候補を打ち出してきたことに対抗し、立民党も40歳代若手議員を代表候補に出さなければ、自民党に対抗できないとして、秘密裏に話をつめた結果、今時点では名前は明らかにできないが、きわめて有力な候補が見つかり、その人の同意も取り付けているとのこと。
私としては、この候補者が誰なのか分からないものの、早く名前を明らかにしてほしいと大いに期待していたのですが、枝野幸夫氏が先を越して立候補の意思を明らかにしてしまったため、小沢・野田会談で決まった40歳代の謎の立候補者の線は、なくなったとのこと。そのため、野田佳彦氏が立候補する意思を明らかにした結果、いまのところ、枝野幸夫氏と野田佳彦氏、それに現代表の泉健太氏の3人が、代表の座を争うことになりそうです。
なんとも代わり映えしないというか、枝野氏は前代表の時に消費減税は行なわないと言明し、野田氏もまた「安易な消費減税はしない」と発言しており、さらにまた泉健太氏はいかにも軽量で、政権交代などとても期待できない感じなので、なんとも盛り上がらない展開になりそうです。唯一つだけ、可能性として期待したいのは、いかにも重量級という感じで、押出の効く野田氏(最近ますます貫禄が出て来た)が、消費税廃止政策をはっきりと言明することで国民の支持を回復させることで、いかにも軽量級の小泉氏を圧倒し、国民の多くが、国政を委ねるには、小泉氏は軽すぎるとして、野田氏支持に回ってくれるかもしれないということです。
ただ、ここでポイントとなるのは、野田佳彦氏が、低迷する日本経済に活気をもたらすためにも、野田氏が、意味のある消費税減税に手を付けると、はっきり国民に約束することです。そうすることで、野田氏は、自民党と立憲民主党の全ての立候補者のなかで、
ただ一人、消費税の減税を政策として掲げる立候補者となり、他候補との差別をはかることが容易になり、結果、幅広い国民の支持を取り付けることが可能となるのではないでしょうか。
私たちは、前回、及び前々回の「ハンスト・イン」の参加呼掛け文の中で、私たちの20年に及ぶ、「ハンスト」行為を「歴史」に対する「証言」行為に他ならないと位置づけ、「歴史」は、こうした私たちの「証言」行為に対して、安倍元首相をリーダーとする自民党内の改憲勢力を挫き叩くことで、私たちに恩返しをしてくれたという風に書きました。
しかし、「歴史」が私たちの努力を認め、自民党の改憲勢力の野心を挫こうとすればするほど、それに反発して、何が何でも「憲法第九条」の廃棄を求める声が、自民党の中から大きく出てくることも事実です。そうした「歴史」に対する抵抗勢力として、戦後の自民党史において、最も強力な改憲勢力として存在し、平和憲法から「第九条」の足かせを外し、日本をしていつ、どこででも、必要な時に軍隊を派遣して戦争に参加できるようにしようと、死力を傾けたのが安倍政権でした。
しかし、その安倍政権ですら、「9条」の鉄壁を打ち砕くことは出来なかったのです。今回、自民党の総裁選挙に名乗りを上げている小林鷹之氏も小泉進次郎氏も、憲法改正と「9条」廃棄を政策の柱に掲げていることで、故安倍首相の怨霊に操られて出て来た、「歴史」の意志に逆らおうとする「反動勢力」といっていいでしょう。私たちはそのことをしっかり胸に叩きこんで、224回目の「ハンスト・イン」に参加するつもりです。
2,024年8月31日
「ガンジーの会」代表:末延芳晴
(承前)
以上、見てきたように、私たちは、もうしばらくの間、小泉進次郎氏の内閣総理大臣就任という茶番劇に付き合わされることになるわけですが、もう一方の主役である立憲民主党の代表選挙の方は、どう進んでいるのでしょうか?
これも、佐藤章氏が独自のネットワークを通して掴んだ最新情報として、立民党の重鎮小沢一郎氏と元総理大臣の野田佳彦氏が、小泉進次郎氏の自民党総裁選挙出馬の方が、新聞やテレビ・メディアを通して、大々的に報じられる中、極秘に会談し、自民党が小泉氏や小林憲之氏など、40歳代の若手候補を打ち出してきたことに対抗し、立民党も40歳代若手議員を代表候補に出さなければ、自民党に対抗できないとして、秘密裏に話をつめた結果、今時点では名前は明らかにできないが、きわめて有力な候補が見つかり、その人の同意も取り付けているとのこと。
私としては、この候補者が誰なのか分からないものの、早く名前を明らかにしてほしいと大いに期待していたのですが、枝野幸夫氏が先を越して立候補の意思を明らかにしてしまったため、小沢・野田会談で決まった40歳代の謎の立候補者の線は、なくなったとのこと。そのため、野田佳彦氏が立候補する意思を明らかにした結果、いまのところ、枝野幸夫氏と野田佳彦氏、それに現代表の泉健太氏の3人が、代表の座を争うことになりそうです。
なんとも代わり映えしないというか、枝野氏は前代表の時に消費減税は行なわないと言明し、野田氏もまた「安易な消費減税はしない」と発言しており、さらにまた泉健太氏はいかにも軽量で、政権交代などとても期待できない感じなので、なんとも盛り上がらない展開になりそうです。唯一つだけ、可能性として期待したいのは、いかにも重量級という感じで、押出の効く野田氏(最近ますます貫禄が出て来た)が、消費税廃止政策をはっきりと言明することで国民の支持を回復させることで、いかにも軽量級の小泉氏を圧倒し、国民の多くが、国政を委ねるには、小泉氏は軽すぎるとして、野田氏支持に回ってくれるかもしれないということです。
ただ、ここでポイントとなるのは、野田佳彦氏が、低迷する日本経済に活気をもたらすためにも、野田氏が、意味のある消費税減税に手を付けると、はっきり国民に約束することです。そうすることで、野田氏は、自民党と立憲民主党の全ての立候補者のなかで、
ただ一人、消費税の減税を政策として掲げる立候補者となり、他候補との差別をはかることが容易になり、結果、幅広い国民の支持を取り付けることが可能となるのではないでしょうか。
私たちは、前回、及び前々回の「ハンスト・イン」の参加呼掛け文の中で、私たちの20年に及ぶ、「ハンスト」行為を「歴史」に対する「証言」行為に他ならないと位置づけ、「歴史」は、こうした私たちの「証言」行為に対して、安倍元首相をリーダーとする自民党内の改憲勢力を挫き叩くことで、私たちに恩返しをしてくれたという風に書きました。
しかし、「歴史」が私たちの努力を認め、自民党の改憲勢力の野心を挫こうとすればするほど、それに反発して、何が何でも「憲法第九条」の廃棄を求める声が、自民党の中から大きく出てくることも事実です。そうした「歴史」に対する抵抗勢力として、戦後の自民党史において、最も強力な改憲勢力として存在し、平和憲法から「第九条」の足かせを外し、日本をしていつ、どこででも、必要な時に軍隊を派遣して戦争に参加できるようにしようと、死力を傾けたのが安倍政権でした。
しかし、その安倍政権ですら、「9条」の鉄壁を打ち砕くことは出来なかったのです。今回、自民党の総裁選挙に名乗りを上げている小林鷹之氏も小泉進次郎氏も、憲法改正と「9条」廃棄を政策の柱に掲げていることで、故安倍首相の怨霊に操られて出て来た、「歴史」の意志に逆らおうとする「反動勢力」といっていいでしょう。私たちはそのことをしっかり胸に叩きこんで、224回目の「ハンスト・イン」に参加するつもりです。
2,024年8月31日
「ガンジーの会」代表:末延芳晴
「ガンジーの会」代表:末延芳晴
第223回「9の日・9条・ハンストイン」実施のご案内 【1】
日本と世界の未来のために九条を護りその基本精神を
世界に向けて実現していくべきだと考えるすべてのみなさまへ !
新聞紙面やテレビ、インターネット・メディアを通しての報道を通して、私たちは、今、この人にこそ新しい東京都知事の重責を担ってもらい、日本の政治に真の意味での平和主義と民主主義を回復させる闘いの最前線に立って欲しいと思い、期待していた蓮舫氏が、然る7月7日に投開票された東京都都知事選挙で思わぬ敗北を喫してしまいました。そして、その結果、あろうことか、学歴詐称、公職選挙法違反、数々の公約の不履行、そして陰で自民党と結託して、私的利益追求のための都政をなりふり構わず進めてきた小池都政が、もうあと4年も続くということになってしまい、皆様、さぞやうざりした気持ちで、日々を憂鬱な思いでお過ごしのことと、お察し申し上げます。
ただそれでも時計の針は進み続け、毎月恒例の憲法九条を守るための「9の日・9条・ハンスト・イン」が近づいて参りました。223回目に当たる今回の「ハンスト・イン」は、8月9日(金)の正午からスタートします。
第二次世界大戦終結してから80年近く経とうとする今もなお、憲法第9条を中核とする平和憲法を守り通し、一度も直接的には武力による海外の戦争に参加することがないまま、私たち日本人が、平和国家としてのスタンスを守り通して来たことを誇りに思い、未来永劫にわたって憲法第9条を守り通すことを国家理念と使命の中核に据え、地球共同体の平和的安定と共存、さらには繁栄のために尽くしていくべきだと考える皆様の参加を、心よりお待ちいたしております
さてそれにしても、今回の都知事選の結果は、戦後80年間、民主主義国家として成長・発展にしてきたと思われてきた日本の実態が、いかに前民主主義的であったか、さらにまたその構成員たる都民、ひいては日本人の意識が、いかに未熟で、浅薄、かつ非民主的であるかを「歴史」に対して証明するという、皮肉な結果になってしまいました。
私たちは、前回、222回目の「ハンスト・イン」に参加するに当たって、私たちが20年間もの長期間に亙って、200回を優に超える「ハンスト・イン」という抗議行動によって、「憲法第九条」に象徴される絶対平和主義こそが、私たち日本人、そして世界人類の平和的共存を実現するために、守り通さねければならない鉄則であると信じ、「ハンスト・イン」という抗議行為を続けてきたことは、「歴史」に対する証言行為に他ならないと訴えました。
そんな中、自民党は、長い独裁政権の下、特に二次にわたる安倍政権下において、飽くことなく政治の私物化と右傾化を押し進め、執拗に憲法第九条の廃棄を狙いとする自民党の改憲案の是非を巡って、一日も早く国民投票にかけるべく、あの手この手をこらし、マスメディアを総動員して国民の意識を洗脳しようとしてきました。
(【2】に続く
日本と世界の未来のために九条を護りその基本精神を
世界に向けて実現していくべきだと考えるすべてのみなさまへ !
新聞紙面やテレビ、インターネット・メディアを通しての報道を通して、私たちは、今、この人にこそ新しい東京都知事の重責を担ってもらい、日本の政治に真の意味での平和主義と民主主義を回復させる闘いの最前線に立って欲しいと思い、期待していた蓮舫氏が、然る7月7日に投開票された東京都都知事選挙で思わぬ敗北を喫してしまいました。そして、その結果、あろうことか、学歴詐称、公職選挙法違反、数々の公約の不履行、そして陰で自民党と結託して、私的利益追求のための都政をなりふり構わず進めてきた小池都政が、もうあと4年も続くということになってしまい、皆様、さぞやうざりした気持ちで、日々を憂鬱な思いでお過ごしのことと、お察し申し上げます。
ただそれでも時計の針は進み続け、毎月恒例の憲法九条を守るための「9の日・9条・ハンスト・イン」が近づいて参りました。223回目に当たる今回の「ハンスト・イン」は、8月9日(金)の正午からスタートします。
第二次世界大戦終結してから80年近く経とうとする今もなお、憲法第9条を中核とする平和憲法を守り通し、一度も直接的には武力による海外の戦争に参加することがないまま、私たち日本人が、平和国家としてのスタンスを守り通して来たことを誇りに思い、未来永劫にわたって憲法第9条を守り通すことを国家理念と使命の中核に据え、地球共同体の平和的安定と共存、さらには繁栄のために尽くしていくべきだと考える皆様の参加を、心よりお待ちいたしております
さてそれにしても、今回の都知事選の結果は、戦後80年間、民主主義国家として成長・発展にしてきたと思われてきた日本の実態が、いかに前民主主義的であったか、さらにまたその構成員たる都民、ひいては日本人の意識が、いかに未熟で、浅薄、かつ非民主的であるかを「歴史」に対して証明するという、皮肉な結果になってしまいました。
私たちは、前回、222回目の「ハンスト・イン」に参加するに当たって、私たちが20年間もの長期間に亙って、200回を優に超える「ハンスト・イン」という抗議行動によって、「憲法第九条」に象徴される絶対平和主義こそが、私たち日本人、そして世界人類の平和的共存を実現するために、守り通さねければならない鉄則であると信じ、「ハンスト・イン」という抗議行為を続けてきたことは、「歴史」に対する証言行為に他ならないと訴えました。
そんな中、自民党は、長い独裁政権の下、特に二次にわたる安倍政権下において、飽くことなく政治の私物化と右傾化を押し進め、執拗に憲法第九条の廃棄を狙いとする自民党の改憲案の是非を巡って、一日も早く国民投票にかけるべく、あの手この手をこらし、マスメディアを総動員して国民の意識を洗脳しようとしてきました。
(【2】に続く