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過去ログ298 2024/11/14 12:13

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https://i.imgur.com/8bdljZz.jpeg
https://i.imgur.com/SqBEBgs.jpeg
2014年某月  製作開始。
キャスターアングルは21度!(ビューエルXBシリーズと同じ)で設定。
キャスターアングルとステアリングヘッドパイプの位置を参考にエンジンの位置決め。もうドッキドキです。
途中考え過ぎてワケが解らなくなってきました。結局のところ「勘」で決めましたね。

で、半年後、形になったのがコレ↓
https://i.imgur.com/bPLmPon.jpeg
https://i.imgur.com/8GV0WDo.jpeg
https://i.imgur.com/YaCZrst.jpeg
https://i.imgur.com/HHjPESk.jpeg
全長1825mm、前後12インチ、ホイールベース1315mm(ビューエルXBとTZ250とほぼ同じ)、
エンジン位置をあえて高めに設定したため、全体のボリュームが上にある感じ。スウィングアーム垂れ角も結構あるのでオフ車に近いディメンション。シート高は820mm

https://i.imgur.com/zG3JaA5.jpeg
https://i.imgur.com/jeyWEPy.jpeg
↑写真はノーマルのSRX250のモノクロスサスペンション。国産車は大体がリンク式なんですが、自分あまり好きじゃないんですよ。
リンク部分が場所を取るためエキパイ&マフラーの設計の自由度が下がるため。


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でもねぇ・・・
20年くらい前から、街のバイク屋さんで売ってるバイクを買って、社外パーツを取り換えてカスタム・・・というスタイルに限界を感じていたんですね。
人それぞれ「理想のバイク像」ってあるじゃないですか。でも店で売ってるバイクが必ずしもその人に合っているとは限らない。
マシンで言うと、排気量、パワー、全長、重量、ポジション、車体デザイン他・・・人間で言うと、身長、手足の長さ、腕力、乗り方・・・色々あるもんねぇ。

長年バイクに乗って解った事は
自分の好みに完璧にマッチしたマシンって世の中には存在しないと思うのですよ。皆さんもそう思うでしょ?

フレームを造る、と言う事は、
100%自分の好みに合ったマシンを造る・・・って事なんですよ。
なんかめちゃくちゃワクワクしませんか?


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最近は国内大手2輪メーカーのフレーム(スウィングアームも)製造の動画が観れるんですよ。
それ観ると凄いよね。曲げ、切断加工された部材がセットされたデカい冶具に自動溶接用アームが左右から出てきてバチバチバチッ・・と溶接。表側が終わると冶具が回転して裏側もバチバチバチッっと溶接。全てコンピューター制御。フレーム1本出来上がるのにアッという間。
自分の場合1本造るのに2年くらい掛かってるのに・・・
https://i.imgur.com/QsabxeB.jpeg
https://i.imgur.com/Tt4QiJf.jpeg
フレームを1から、あるいはゼロから造った人ならば「ノーマルフレームの凄さ」が解ると思うのですよ。
全てのパーツが決められた位置に完璧な精度で収まるし、その作業全てが楽に行える。
強度、剛性、整備性、デザイン・・・
全て高いバランスで成り立った

究極の「答え」
それがノーマルフレーム。

その究極の答えに「No」を突き付けるなんてアホ過ぎる。


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2014年某月
この「キャスター付きH鋼ダブル・フレーム冶具」を造るのに、途中トライ&エラーを繰り返し、完成まで半年くらい掛かってしまった。
https://i.imgur.com/oFyIrIX.jpeg
写真はキャスターアングル23・5度用の固定冶具。
https://i.imgur.com/E1mGiMh.jpeg
エンジンマウント前側固定用ステー。SRV専用です。SRV以外のフレームを造る場合もあると仮定し、多少前後方向にアジャスト可能。
https://i.imgur.com/Sb7jGQg.jpeg
エンジンマウント後側固定用ステー。これもSRV専用。多少前後方向アジャスト可。
https://i.imgur.com/bgte4Ns.jpeg
スウィングアームピボット固定用ステー。ピボットシャフト穴がSRV専用になってるが、位置を変更する場合、上下左右に穴を開けて対応。各部ステーの中でコイツのアジャスト範囲が最も長い。
https://i.imgur.com/e9NBlav.jpeg
リヤアクスル固定用ステー。これもショート、ロンスイに対応出来るよう前後アジャスト可能。各ステー共に肉厚9〜12mmあるのでかなり重いです。

フロントアクスル固定用ステーはないの?
と思われた方もいるかもしれないが、ステアリングヘッドパイプが車体中心軸に収まれば自然とフロントタイヤも車体中心に収まる(ハズ)なので省略です。(テレスコピックフォークの場合)
フロントタイヤも固定できるフレーム冶具もネットでいくつか見た事があるが、この部分はビルダーによって考え方が違うので何とも言えません。
自分の場合、冶具自体をこれ以上長く、また重くしたくなかったので。


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https://i.imgur.com/fIqSMIk.jpeg
200mmX200mm長さ1500mmのH鋼を2つ繋げました。
https://i.imgur.com/gSvU3PY.jpeg
https://i.imgur.com/yX3hqKV.jpeg
https://i.imgur.com/mzs7k7E.jpeg
https://i.imgur.com/aZuyOPY.jpeg
https://i.imgur.com/O5swJ15.jpeg
https://i.imgur.com/TNmddp8.jpeg
総重量100kg・・・アホだよねぇ・・


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>フレーム冶具製作

オリジナルフレームを造るために欠かせないもの、それがフレーム冶具。

フレームを補強したり修正したりする際に使う固定用の台です。
加工や溶接の際にフレームが外部から受ける様々な力から影響される事なく、最初に設定した基準となる位置関係を最後までキープしてくれる、フレーム製作には欠かす事のできない重要なアイテム。
この冶具そのものの精度が非常に重要で、ほぼ完璧な水平&平行、直角が求められるワケです。(ネットから抜粋)

で、このバイク用フレーム冶具、
売ってないんですよねぇ。多分汎用品も無いと思います。そもそも需要が無いですもん。
製作するマシンによって冶具の長さや幅もそれぞれ違うし、フレームビルダーが10人いたら、10通りのフレーム冶具が存在するでしょう。
なので、世の中のバイク用フレーム冶具のほとんどは自作でしょうね。

古い雑誌の記事やネットを参考に早速製作し始めたワケですが、まずは基準となる「水平な面」を何で造るか・・・という問題。

厚めの鉄板?分厚い角パイプ?・・・・

色々なやり方があると思いますが、自分の仕事の経験から辿り着いたのが
コレ↓
https://i.imgur.com/pvRfSyL.jpeg
H型鋼。工場の柱とかに使われてる断面がアルファベットのHの鋼材。
https://i.imgur.com/9MLSrs5.jpeg
図の赤い矢印の面がビシっと水平が出てるんですよH鋼って。


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選んだマシンが何故にSRVかと言うとですね、20年くらい前からなんですけど、Vツインが好きになっちゃって・・・
https://i.imgur.com/fUIUapt.jpeg
↑こうゆうのとか・・
https://i.imgur.com/THUVEMC.jpeg
↑こうゆうの・・
https://i.imgur.com/BHGJgBC.jpeg
↑こうゆうのも・・・
https://i.imgur.com/5w0usFC.jpeg
↑これとか超好き・・・

「さっきからハーレーばっかじゃねーかよ」って。

そうなんです。自分ハーレー大好きなんですよ。
理由?
そりゃぁもうメッチャかっこいいじゃないっすか。スタイルも音も。

でも・・・
実際に乗るとなると、あのデカさと重さと振動に打ち勝つ自信が無い・・・(あのアイアンホースを大改造しているウエキン総長凄いよ。
ティバ君もね)

そこで、ハーレーじゃないけど、

「ハーレー・・みたいなやつ」で自分でも乗れそうな小さいやつ・・
何かないか・・・

って事でSRV。

ハーレーみたいなやつだったらビラーゴだろ、

って意見もあるんですが、
自分ね、ビューエルが好きなんですよ。
ビラーゴだとイジってもビューエルにならない気がしてねぇ。SRVの方が
ビューエルっぽいかなって(全然違うけど)。


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ステアリングヘッドパイプに関しては、後の登録や製作の手間とコストを考えた末、ノーマルのヘッドパイプを残す事にしました。


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仮にこのノーマルのステアリングヘッドパイプを使わず、新規で造る(図面を書いて機械加工業者に依頼する)、という選択肢もあったと思います。
パイプ内径とベアリングレースの収まる受けの形状さえノーマルと同じであればいいのだから。
https://i.imgur.com/2UQdmrK.jpeg
3WPのフレーム単体重量を量ったら16kg。写真は無いですが4DN(SRV250)ノーマルフレームも全く同じ16kgでした。

同じクラスとはいえシングルとツインではフレーム重量も多少違うと思っていたので、この結果は意外でした。

この16kg。実際に持ち上げてみると・・結構ずっしりと手応えありました。ちなみに先代インターセプターのフレーム単体は15・5kgでした。

オリジナルで造るフレームは強度と剛性を保ちつつ、ノーマルより少しでも軽くしたいですよね。

目標15kg以下!


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実際に製作に入る前に、確認すべき事がありました。それは、

完全オリジナルフレームを造る場合、「フレームNoの打刻があるステアリングヘッドパイプを残すべきか」

2013年の暮れだったと思います。管轄の当局に聞きに行ったんです。
https://i.imgur.com/8prwYAr.jpeg
https://i.imgur.com/jjAwaWr.jpeg
https://i.imgur.com/rTD1Hbq.jpeg
写真は3WP(SRX250F)ノーマルフレーム。

で、当局の担当者様の見解は

「後にナンバー登録するのであれば、打刻のあるステアリングヘッドパイプは残した方がいいのでは」

というものでした。
ハッキリと「残した方がいい」と言い切っていないのは、色々と諸事情があるのでしょう。それは十分理解出来ました。


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