Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ3713 2016/5/7 18:37

唐たし
虫のしらせ
最初にみえた映像は
駅の“東口”だった

待ち合わせ

“午前十時”

わたしは“硝子に
反射している太陽を
仰ぎ見ていた”


なぜか白黒映像


四年後
それは二回現実となった

どちらかに“未来”が
5/7 18:37

涛本丸
憧憬
夏の色を分厚い雲の向こう側に想い描いて
悪世末法の時代(とき)に如蓮華在水の心持ちで
宿命を転換し境涯を変革しながらも進み歩く
5/6 18:27

唐たし
通り過ぎてくだけ
レースの
カーテンが
金色に光る朝

朝の日差しには
時々妙な
新しさがある

過ぎてしまった人は
もう古い人だ、と
5/6 0:36

涛本丸
踏破
猛攻と波浪と怒濤を乗り越えて
今日も進むのです

孤独と疲労と憤怒を弾きながら
その涯て迄進むのです

自分だけしか知らない事情を
生命と宿命の戦いに勝つのです

振り返れば
歩み続けてきた道のりが
手を翳しながら
見送ってる景色が
その心だけが抱き続けてきた日々と思いが
ずっとどこかで見守っているのです


ため息と憂うつと哀しみを壊しながら
明日へと生きるのです

だれにも理解できない
自分にも信じられない
失意の壁を打ち破り
今日のひとりきりの涙を輝かせるのです
5/3 19:17

涛本丸
億劫の涯てに
責務溢れるその胸の苦しさに
耐え抜いた現在(イマ)に
深奥の生命の景色に満ちる
安息と安堵の断片(カケラ)感じて
確信にも通じる遠くからの温もりの意思にわずか触れようと掌を伸ばす

はるかな過去はるかな未来…
生命の内側の果てしない広がり…

かなたの時かなたの私たち…
宇宙の向こう側からの尽きないいざない…
5/2 22:39

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