過去ログ15 2023/9/1 0:23

仙コリ
Re:風立ちぬの客車
国鉄マニアのモデラー様

「風立ちぬ」はだいぶ以前に見たきりだったので、レンタルDVDを借りてみました。
この週末にじっくりと見てみたいと思います。

ところで、ご質問の「序盤に登場する客車列車」とは、主人公である二人が出会う、
地震(関東大震災)に被災する際に乗車していた列車の事でしょうか?
ここが違っていると根本的に違う話になってしまうもので、念のため確認です。


国鉄マニアのモデラー
風立ちぬの客車
先日、久しぶりに風立ちぬを見ました。
戦前の鉄道演出が素晴らしい作品なのですが、序盤に登場する客車列車に使用されている客車の形式がわかりません…。
わかる方がいらっしゃったら教えてください。(出来れば牽引機も知りたいです)


ナイロフ
Re4:連合軍専用列車の編成
仙コリ様
まさにこういったものを探していました!
大変助かります。こちらも手に入れたいですね。毎度お世話になります。ありがとうございました。


仙コリ
Re3:連合軍専用列車の編成
ナイロフ様

連合軍専用列車の中でも「要人用特別列車」ではなく「定期専用特急列車」
のほうだったのですね。
そちらについてはJTBキャンブック「鉄道史を彩る十五の名場面 昭和を
走った列車物語」のなかで「異文化も乗せて走った連合軍専用車」として
詳しく掲載されています。

そこから「定期専用特急列車」についての情報を抜き出しますと、
(編成は昭和21年中頃:機関車次位が荷物車)

ディキシー・リミテッド(1001・1002列車)
 東京−博多(一部の車両は佐世保まで直通)

 マニ31×2 スシ37 マイロネ38 マロネ37×2 オロ×2 マイネ37


アライド・リミテッド(1005・1006列車)
 東京−門司(のちに小倉・博多・佐世保と延長)

 マニ31×4 オロ×2 マロネフ37 マイネフ38 マロネ37×2 スシorマシ


ヤンキー・リミテッド(1201・1202列車)
 横浜−札幌

 スニ32 マニ31 オロ×2 マイネフ38 マロネ37×3 スシorマシ

となっています。

これら以外にも12ページにわたって「連合軍専用列車」について詳しく
記載されていますので、ぜひ入手をお勧めします。


ナイロフ
Re2:連合軍専用列車の編成
仙コリ様、ありがとうございます。
こちらの書籍は、実は以前にお薦めいただいてから手に入れていました。これについてはお伝えしておらず申し訳ありません。

編成についての質問の補足なのですが、C57が牽引するディキシー・リミテッドの編成写真(JTBパブリック 知られざる連合国-の本に記載)、これを見まして、その写真に写っている限りの車両はなんとなく予想できるのですが、全貌が掴めません。こういった連合国列車のなかでも定期列車に当たるのでしょうか?これの手がかりがあればなと思っています。何か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたらお力添えをよろしくお願いいたします。


仙コリ
Re:連合軍専用列車の編成
ナイロフ様

連合軍専用列車の編成記録についてですが、いつも同じ書籍のご紹介に
なってしまいますが、RM LIBRARY 200「日本の展望客車(上)」に、
3例の連合軍専用列車の編成記録が記載されております。
当然ですが展望客車を連結しておりまして、列車名・運転日・展望車を
記載してみますと、

オクタゴニアン号 1945/10/ 2  スイテ10(御料車10号)
コロネット号   1945/10/17  スイテ37 2
アンバサダー号  1945/11/21  スイテ49 2

となっております。

入手をお勧めしますが、実際には入手困難であるようなので、編成の
形式だけ記載しますと、

オクタゴニアン号
スハニ33 マイネフ37 マイロネ38 スイロネフ38 マイネ38 スシ11 スイテ10 スミ30
コロネット号
スハニ33 マイロネ38 スイロネフ38 マイネ37 スシ38 スイテ37
アンバサダー号
マイロネフ37 マイネフ38 スイロネフ38 スシ38 スイテ49

となっています。(書籍には車番まで記載されています。)


ナイロフ
連合軍専用列車の編成
またお世話になります。
連合軍専用列車の編成についてなのですが、手元の資料では断片的な情報しか掴めず、使用された形式までは推測が多くなってしまいます。
書籍などで編成を詳しく記録したものというのはありますでしょうか。
ちなみに、JTBパブリッシングの「知られざる連合軍専用列車の-」という書籍は所持しています。こちらも巻末に少し編成の記録があるのですが、情報が少なく、これ以上の調査に苦労しています。
有識者の方にご教授いただけると幸いです。


323
Re3:北海道における旧客について
仙コリ様
ありがとうございます。確かに、専用形式になると(客車以外だとキハ56系などもそうですが)さすがにそれ以外の形式…と行きにくいのは確かですよね…
実は、あの投稿のあとうまいこと天賞堂の北海道型スハ32が4両とマニ36が手に入ってしまいまして、悩みそのものがなくなってしまい… しかし今後の増備はやりやすくなりそうです(それはそれで悩みどころではありますが…笑)
困ったときばかり顔を出して恐縮ですが、ありがとうございます!


仙コリ
Re2:北海道における旧客について
323様

ご質問の本質は、模型においてどこまで妥協するかという事でしたね。
過去何度か話題にはなっていますが、旧型客車は車歴が長いほど、受けた
改造(体質改善工事や近代化・冷房化等)や点検・保守時の部品交換など
により様々な差が生じて、詳細にみると1両として同じ形状の車両は無い
とも言われています。
なので模型化においても、あくまでもその形式の代表的な形状のプロト
タイプであるといえます。
ですので、模型で編成を組む際にどこまで妥協するかは、ひとそれぞれ
だと思います。
私の場合は基本的にはこだわるのは、形式(スハ43等)と屋根の形状
(二重屋根・丸屋根・冷房化の有無)や、妻面の形状といったところ
でしょうか。
といったところで、特にNゲージにおいて北海道仕様の車両については、
二重窓は外観上はわからない、車軸発電機も小さすぎてほとんどわか
らないと思われるので、スハ32のように同一形式の場合は、私の場合は
気にしないと思います。


仙コリ
Re:北海道における旧客について
323様

北海道仕様の客車について詳しくはありませんが、基本形(北海道以外向け)が
北海道に転属する場合にも、北海道仕様の装備(二重窓や歯車式車軸発電機)は
運用上必須であると思われますので、転属の際に改造されたのではないかと思います。

ただ、模型的には、スハ32系列でいえば基本的に車体は一緒で、日よけの鎧戸を
内窓に取り換えて二重窓にしていたようなので、外観はほぼ変わらないと思います。

問題は車軸発電機ですが、車両によっては車軸発電機そのものが表現されていない
模型もあるので、そこは目をつむるか、こだわるのであれば台車によってはパーツで
歯車式車軸発電機も販売されているようなので、改造するのが最良かと思います。

ちなみにスハ32系列(スハ32・スハフ32)では、約45両程度が本州等から北海道へ
転属しているようですが、そのうち22両は晩年に北海道へ転属しており、転属前後の
配置区などもわかっているので、一覧表にまとめてみました。

https://i.imgur.com/GNeIAyM.jpg


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